黒部ダム入り込み28%増 県内観光地 GW状況まとめ
 県観光部は4月25日から5月6日までのゴールデンウイーク期間中(12日間)の、県内の主な観光地25か所の利用状況をまとめた。
 GWの延べ利用者数は411万9000人で、前年(11日間)の223万人に比べ84・7%の大幅増となった。前年比では14か所が増加、前年並みが4か所、7か所で減少した。
 長野市の善光寺や飯田市の元善光寺は御開帳の開催により延べ利用者数は大きく増加した。大町市の黒部ダムは11万9000人で、テレビドラマの宣伝効果や善光寺御開帳の参拝客の入り込みにより、前年比2万6000人(28・0%)の増となった。
小谷の松糸道路調査区間 「長大トンネル不可能」報告

 地域高規格道路・松本糸魚川連絡道路の調査区間となっている、小谷村雨中地区におけるルート検討報告会が28日夜、同地区小丸山会館で開かれた。ルートの調査検討を行ってきた大町建設事務所は、地質上の問題点などを理由に、当初計画した長大トンネルによる整備は不可能とした。住民側からは、課題解決につながらないとして、トンネル整備を求める声が多くあがった
温かみのある作品並ぶ 浩和会和紙絵教室の会員展
 大町市仁科町のギャラリー・いーずらで28日から、「第8回浩和会和紙絵展」が始まり6月2日まで開かれている。
 浩和会和紙絵主宰の横澤和子さん(神栄町)が市内で開設する3つの教室から、会員24人がそれぞれ1−3点ずつを出品し、合わせて約50点が展示された。
 シャクナゲやボタン、バラ、サクラなどの花、北アルプスや紅葉、安曇野の風景など、色紙から30号の大作まで見事な作品が並んでいる
ヤギ乳チーズ人気 風の谷ファーム白馬で製造
 白馬村岩岳スキー場のヤギ牧場「風の谷ファーム白馬」(ロバート・アレキサンダー代表)で、ことしもヤギ乳を使った自家製チーズの製造・販売が始まった。
 同牧場で製造されているのは、欧州の昔ながらの製法を忠実に再現した、少量生産の手作りチーズ。子ヤギが生まれる春から、元気でおいしい乳を出してくれる秋までの約200日間という、限られた期間だけ加工される限定商品。地域の優れた農林水産物や加工品として「北アルプス山麓(ろく)ブランド」にも認定されて人気を集めている。

2009年5月30日(土)付


親子でレク楽しむ 大町 りんどう幼稚園
 大町市平のりんどう幼稚園(西沢弥恵子園長)は28日、恒例の「親子レクリエーション」を市内常盤の市運動公園陸上競技場で開いた。広々とした会場で、体を使ったゲームや運動会でなじみの「パラバルーン」体験、手作りおもちゃの制作などに親子らは夢中になった。
 親子のふれあいや保護者同士の親ぼくを深めながら楽しく過ごすとともに、公共施設でのマナーを身に付けるねらい。
 園児たちは、母親らと手をつないだり、甘えたりしながら普段の園生活とは違う環境を楽しんでいる様子で、行事に参加していた。
白馬の自然にふれ歩く 幼稚園児が遠足
 白馬村の信学会白馬幼稚園(伊藤房光園長、園児96人)で26日、恒例の地域遠足が行われた。ふるさとの豊かな自然にふれ、歩くことで子どもたちの健康増進をはかろうと、毎年行われている。ことしは日ごろ園児たちが園外活動で利用し、村東部に位置するハイランドスキー場のゲレンデをクラスごとに散策した。
 このうち年長園児35人は、標高700bのゲレンデ下部から、標高800bの山頂まで、約1・3`を登った。園児は冬に同スキー場で雪遊びなどを体験しているが、初夏の里山は緑が濃く活力にあふれ、冬とまったく異なる趣に感動していた。
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