2009年6月2日(火)付


大町わっぱらんど10周年 ツリーハウス作り準備
 大町市大町温泉郷の「わっぱらんどの会」(小林敏博会長)は設立10周年記念のツリーハウス作りのため、31日、市内で木材集めを行った。ツリーハウスは一般参加者を交えた4回の作業で完成、8月9日のわっぱらんど夏まつりでお披露目される予定。
 わっぱらんどは温水路の保全をすすめ、自然観察ができる公園を作る目的で立ち上げられた。当時、新しかった市民、企業、行政などが協力してつくる「グラウンドワーク」手法を取り入れた。
小谷に森林体験交流拠点 ブナの木亭開所式
 小谷村石坂地区の住民らでつくる「深山(みやま)遊園北野の郷(さと)」(小林規朗会長)で31日、昨年秋に完成した「小谷村森林体験交流施設・ブナの木亭」の開所式が開かれた。 同所は平成17年度の集落起業として住民が協同組織「深山遊園北野の郷」を発足。村特産のヤマブドウやサルナシの栽培、キノコ園の管理、タケノコ採りやキノコ狩りツアーなどの交流事業を行っている。
安曇野玄関口に花定植 実行委が作業に汗
 安曇野市の企業や各種団体でつくるアルプス花街道実行委員会(等々力秀和委員長)の一斉定植作業が30日、豊科インター周辺をメーンに行われた。安曇野を訪れる人たちを気持ちよく迎えたいとの願いを込めながら、開花が迫ったマリーゴールドの苗1万株で安曇野の玄関口を飾った。 参加者たちは、担当区間の道路沿いに、20aほどの丈の苗を等間隔に植えた。黄色い花の連なりに期待を寄せ、丁寧に土をかぶせていった。
土砂崩落に備え訓練 松川 鼠穴 防止月間に
 1日から始まる「土砂災害防止月間」にあわせて、土砂災害時の防災訓練が31日、松川村鼠穴地区で行われた。地区住民や消防団など約40人が参加。村内で土砂崩落が起きた想定で、警報が出てから避難場所までの行動、救護方法などを訓練した。 訓練は平成16年に土砂災害警戒情報が流されるように整備されたことや18年に岡谷市で起きた土砂災害を受け、県が力を入れて行っている。
力強い走り観客魅了 大町で観光草競馬会
 毎年恒例となっている大町市の観光草競馬会(同実行委主催)が31日、高瀬川河川敷観音橋南詰め所で開かれた。地元や愛知県、三重県から約40頭の競走馬やポニー、農耕馬が出走。雨のなか、力強い走りを見せ、観客を魅了していた=写真。
 同競馬会は同市木崎の仏崎観音寺の奉納競馬としてスタート。近年、場所を移し、観光競馬として人気を集めている。
棚田百選の青鬼に早苗 白馬 早乙女姿で五月祭り
 日本の棚田百選にも選ばれている白馬村青鬼地区の棚田で31日、棚田の保全や豊作を願う「第9回五月祭り」が開かれた。 地区住民と村内外のボランティアなど約30人が参加。同地区で栽培されている同村特産の紫米の苗を手に、地元農家の約10eの田んぼ2か所に素足で入り、手植えによる田植えを行った。女性ボランティアは、昔ながらの紺がすりやたすきの早乙女姿に身を包んで田植えに参加。新緑の農村の原風景を背景に、数人が一列になって植える姿は、祭りの風物詩となっている。
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