2009年6月5日(金)付


信州ブルースターズと常盤クラブ 大町勢2チーム北信越へ 壮年ソフト
 第24回全日本壮年ソフトボール県大会(県ソフト協会主催)はこのほど、飯田市と茅野市で開き、大町市の信州ブルースターズが準優勝、常盤クラブが3位に入賞。両チームとも6月13日から新潟県で開く北信越大会出場を決めた。 ブルースターズは1回戦で上田・オール城下に12−3、2回戦で上田・千曲クラブに14−2で快勝。準々決勝で箕輪・ミノワクラブに6−5、準決勝では安曇野・LET's黒岩に4−3と、苦しみながらも競り勝ち決勝に進出したが、上田・上田クラブに10−11で惜敗した。

 常盤クラブは1回戦で大町・仁科クラブに9−0、2回戦で長野・ながの壮年クラブに21−6、準々決勝では東御・東御クラブに12−6で圧勝。準決勝では優勝した上田クラブに1−5で敗れたが、3位決定戦でLET's黒岩に2−1で辛勝した。
 壮年ソフトは40歳以上の選手で編成したチームによる大会。ともに強豪チームで、北信越大会では「初戦を突破し、1つでも多く勝って上位を目指したい」と抱負を話している。
ワサビ沢を再び 東電 流失個所で定植
 大町市の東京電力高瀬川総合制御所(荒木宏則所長)は4日、高瀬ダム上流の高瀬川支流・ワサビ沢周辺にワサビを定植した。豪雨災害でワサビが流失した沢に、自然の姿を取り戻そうとする取り組み。 同所や関連会社、林野庁森林管理署から15人が参加し、スコップを手にワサビの苗200本を定植。イワナが泳ぐ沢の中を歩きながら、川沿いに一本一本丁寧に植えていった。 同沢では、自生していたワサビが、昭和44年と57年の出水で壊滅的な打撃を受けた。同所などが平成3年から毎年活動を続け、延べ4000本のワサビを定植。葉を広げた多くのワサビが群生し、昔の姿を取り戻しつつあるという。
商工会の白馬ガレット°竢ワ 広告業の協議会から評価
 白馬村の白馬商工会が取り組む、そば粉のクレープ「白馬ガレット」開発普及に向けたプロジェクトが、地方の有力広告会社19社で構成するADKパートナーズネットワーク協議会主催の、広告賞を選ぶ「パートナーズアワーズ2009」のチャレンジ部門で銀賞に輝いた。白馬の風土にあった新メニュー創出の取り組みが評価された。白馬ガレットを通じた地域おこしに拍車がかかりそうだ。 白馬ガレットの開発普及は、白馬そばの里プロジェクト事業の一環として始まり、松本市に本社を持つ鞄本広告の協力を得ながら昨年9月から本格化した。 白馬ガレットづくりに長けたクレープ職人を育成するため、「白馬クレーピエ」養成講座や検定試験を実施し、昨年は村内宿泊施設の料理人15人を認定し、施設での提供や周知普及をまかせた。
松川ちひろ美術館で企画展
 松川村の安曇野ちひろ美術館(松本猛館長)で「ちひろ・いのちの画集」「架空の絵本」(7月7日まで)「いのちのバトン」(7月21日まで)展が始まっている。「ちひろ・いのちの画集」展は子どもに関する「あかちゃん」「いのちのかがやき」など6つのテーマに沿って約60点を展示している。「いのちのバトン」展は97歳現役医師の日野原重明さんがちひろの絵を見て感じたままにつづった詩があわせて飾られている。7月18日には日野原さんの講演会も予定している。ともに出版記念企画展。 世界30か国、72人が描いた、実際にはない絵本の表紙を展示する「架空の絵本」展。ドイツのミュンヘン国際児童図書館が募集した彩り鮮やかな絵本の表紙が楽しめる。
地粉でうどん作り 池田創造館で初教室
 池田町創造館で3日、うどん打ち体験教室が開かれた。池田町産の地粉を使ったうどん打ちに、町内外から15人が参加。生地を足で踏んだり手で力強くこねたりときめ細かく、コシのあるうどんを打ち上げていた。同創造館では初めてのうどん打ち教室。 20年近くうどんやそばを打ち続けている高山ロ(こう)さんが「うどん打ちはこねる作業が重要」と指導。参加者は「根気と力を入れて」と生地をこねた。生地の切りかた、ゆでかたなども教わり、延ばし方や湯で加減のワンポイントのアドバイスに関心を寄せていた。
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