2009年6月7日(日)付
大町北高 難民支援25周年節目 「アジアフ」記念講演会 大町市の大町北高校が取り組む、アジア・アフリカ難民支援運動(アジアフ)は今年、25周年を迎えた。活動の充実を目指し同校は4日、記念事業の一環として講演会を開き、NPO「アジアチャイルドサポート」=東京都=の池間哲郎代表から、難民支援の現場を学んだ。 池間代表は、アジアを中心に学校や井戸の建設、食糧援助などの難民支援活動を展開。地雷で手足を失った子どもや、人身売買の対象となる女の子などの姿を、写真や映像を交えて解説した。 貧困にあえぎながらも、たくましく生きる子どもたちの姿を紹介しながら、「現状を知ることも大切なボランティア。『かわいそう』ではなく、敬意をもって支援してほしい」と話した。 |
ニュースポーツで交流 本社杯グラウンドゴルフ 第3回大糸タイムス杯グラウンドゴルフ交流大会(大糸タイムス社主催)は6日、市運動公園で開いた。出場者39人が、だれでも楽しめるニュースポーツを通して、親ぼくを深めあった。主管は大町市グラウンドゴルフ協会(松本典久会長)。 選手たちは、芝の上に設けられたコース、24ホールをまわり、談笑しながらプレー。ホールポストめがけてボールを打ち、ホールインワンを達成すると、仲間から感嘆の声が上がった。 グラウンドゴルフは、専用のクラブでボールを打ち、ホールポストまでの打数を競うニュースポーツ。高度な技術を必要とせず、初心者でも気軽に楽しむことができる。 |
五づくり畑7周年祝う JAあづみ 直売所でイベント JAあづみ五づくり畑(小口輔貴子委員長)の7周年記念式典は6日、安曇野市豊科、安曇野スイス村ファーマーズランド前の会場で行われた。もみ殻で米を炊く、ぬかくどで炊いたおにぎりの配付や大豆、干しイモ苗の配付、野菜の直売などが行われ、たくさんの人が訪れた=写真。 「五づくり」は昭和57年から始まった地産地消による食料自給率向上を図る運動。野菜、果物、大豆、雑穀をつくり、ニワトリを飼育して、これらを食材として手づくり料理をつくって安全な食生活を目指す。 JAあづみも「食と農と健康」のために学習している生き活き塾修了生などで直売所の五づくり畑を結成。平成14年6月から、毎週土曜朝、ファーマーズランド前のコンテナ上で野菜を直売から始めた。 |
きれいな花見て和んで 池田町 プランター設置 池田町内の公共施設へ飾る、花のプランターづくりが5日、同町ハーブセンターで行われた=写真。役場や福祉施設などの公共機関を訪れる人が花を見て和めるようにと、ベゴニアのプランターが設置された。ベゴニアは秋ごろまで、年間通して楽しめる。 同作業は20年ほどから毎年行っている。同町のキャッチフレーズ「花とハーブの里」を目指し、町の主だった場所に花を飾っている。 作業には約10人の役場職員が参加、同ハーブセンターで育てたピンクや赤、白のベゴニアをプランターに定植。約170箱のプランターが町内各所に飾られた。 |
安心守るリーダー委嘱 池田会染小 6年生下級生に啓発 大北防犯協会連合会と大町警察署は5日、家庭や下級生に防犯意識などの啓発活動を行う「我が家のセーフティーリーダー」委嘱式を池田町会染小学校(中山和夫校長)で開いた。6年生児童53人がセーフティーリーダーとして卒業まで交通安全や防犯の啓発活動をする。 セーフティーリーダーは地域や家庭で犯罪や交通事故が起きないように、下級生への呼びかけや施錠の確認呼びかけなど啓発活動を行う。防犯ポスターコンクールへも参加する。 式で児童らは岩原英治同署副署長からセーフティーリーダーの目印となる帽子と委嘱状を受け取り、早速帽子をかぶって啓発活動に気を引き締めていた。岩原副署長は「日本のどこかで毎日事件が起きている。皆さんの力がなければ犯罪は防げないので、協力して1件でも防げるようにしていきましょう」と呼びかけた。 |
高山植物の女王最盛 大町山博のコマクサ 市立大町山岳博物館前のコマクサ園で、高山植物の女王と呼ばれるコマクサの花が見ごろを迎えた。5月中旬ころから次つぎと花を開き始め、現在は50株ほどが花をつけている。 ピンク色のほか珍しい白い花の株もあり、訪れた観光客がカメラに収める姿も見られる。 コマクサは花の形が馬の顔の形に似ていることから名付けられたといわれるが、お駒という名前にちなむという説もある。 館内の喫茶こまくさの窓辺に座ると、コーヒーなどを飲みながら花を楽しむことができる。 |
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