北ア眺め文化しのぶ 公民館講座の「里山道中」 白馬
 白馬村公民館は12日、生涯学習事業の一環として「白馬里山道中」の第6回講座を開いた。白馬小谷研究社の田中元二さんを講師に、地域の誇る北アルプス連峰を里山から眺め、歩きながら同村の里山文化と昔をしのぶ企画。今回は「塩の道をもう一度・神城編」と題し、5月に行われた塩の道祭りの白馬コースを巡った。
 参加者は白馬オリンピック大橋から飯森、飯田、沢渡、佐野集落を通り、青木湖湖畔までの約12`を歩いた。史跡や石仏が数多く残されているコースで、道中では田中さんから社寺やお堂、石仏の由来などについてわかりやすい解説を聞いた。
夏秋の花準備 松川 大花壇で定植作業

 松川村の「花が咲いている村づくりの会」(松田義光会長)は10日、同村西原の安曇野ちひろ美術館横の大花壇へ花苗の定植作業を行った。会員約30人と松川中学校(久保田之義校長)1年生110人らが、昨年好評だったブルーサルビアやマリーゴールド、葉が楽しめるコリウスを植えた。2週間ほどで、5色ほどの花が咲く花壇が完成し、10月ごろまで楽しめる。
 同花壇は毎年、同会が夏と冬に花の定植を実施。四季折々の花を見ることができる場所として人気を集めている。
無事故願い作業に汗 八坂中 ガードレール磨き
 大町市八坂の八坂中学校生徒会は11日、毎年恒例の美化作業・ガードレール磨きを行った。生徒たちは地域への感謝の気持ちを込めて、交通の安全を守るガードレールを磨き上げた。
 全校生徒48人が、同校から支所付近までの県道舟場矢下線や、明野地区までの大町麻績インター千曲線の計約7`区間を担当。道路を管理する市八坂支所や大町建設事務所も給水車で作業に協力した。
 生徒たちは、ガードレールやカーブミラー、標識などをぞうきんやモップ、たわしで磨いた。泥などで汚れていたガードレールは生徒の手でみるみる白い輝きを取り戻していた。

新たにデイサービス開所 大町市中原の「暖家」
 大町市中原町のデイサービスセンター「暖家(だんけ)」は11日、開所式を開いた。関係者らが出席し、地域の新たな高齢者支援の充実を祝った。
 施設は、音楽で楽しみながらの体操や、マッサージなど充実した機能訓練が特徴で、看護師らによる、健康指導も行う。1日20人までが利用可能。居宅介護支援も行っている。
 食事には、旬の食材を使った手作りのバイキング定食などを提供。独居老人など65歳以上の高齢者を対象に、地域住民も食堂を利用できる。
アヤメとタニウツギ咲く 国営あづみの公園

 安曇野市の国営アルプスあづみの公園はアヤメとタニウツギが見ごろを迎えている。例年とほぼ同じ時期の開花で6月下旬まできれいな花を咲かせ、梅雨の晴れ間の公園に彩りを添えている。
 アヤメは水辺に咲いているイメージがあるがハナショウブやカキツバタのことが多く、本種のアヤメは日当たりの良いやや乾燥した土壌環境を好んで生える、という。タニウツギは田植えの時期に咲き田植え花とも呼ばれている。
桐ゲタおみやげに 大町エネ博 手づくり

 大町市の大町エネルギー博物館は、新しい手作りみやげとしキリ(桐)のゲタを製作中。注文した鼻緒が届き次第販売を始める予定だ。
 寄贈されたキリの丸太を乾燥させ、館内の工作機械を使い加工した一木づくり。1足を加工するのに10分ほどで出来上がるという

2009年6月13日(土)付


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