2009年6月14日(日)付


囲碁村まつり開幕 北アのふもとに愛好者集う 大町市
 「囲碁のまち」大町市に全国から愛好者が集う、「第9回アルプス囲碁村まつり」(大町市・アルプス囲碁村推進協議会主催、大糸タイムスなど後援)は13日から、市内で始まり、14日まで開催される。初日はプロ棋士による指導碁や前夜祭を大町温泉郷黒部観光ホテルで開き、愛好者たちが北アルプスのふもとで囲碁の魅力を満喫していた。第一線で活躍するプロが指す指導碁では、石田芳夫・24世本因坊を始め、例年より多い11人の棋士が参加した。それぞれが数人の参加者相手に同時に指し、ずらりと並んだ碁盤に解説しながら次々と石を置いていった。初日の参加者は昨年を上回る約210人が全国から訪れた。囲碁ファンや棋士らが触れ合う自由対局や懇親会も行われた。14日は午前10時から、市運動公園総合体育館大アリーナを会場に約350人が参加し、県知事杯や、階級ごとの大町市長杯をかけた争奪大会が行われる。
入賞の15人を表彰 本社主催 家族の似顔絵コン
 大糸タイムス社主催の「第25回わが家の笑顔・家族の似顔絵コンクール」の表彰式は13日、大町市の中心市街地多目的ホールで開いた。幼稚園・保育園児862点、小学生1383点の計2245点の応募の中から選ばれた特選1人、準特選2人、入選12人を表彰した。  佳作以上の入賞作品115点は同日から24日まで、同市旭町のジャスコ新大町店に展示されている。
水の利用大切さ学ぶ 平地区子ども会施設めぐり
 大町市平地区子ども会育成会(荒沢靖会長)は13日、施設めぐりを開いた。昭和電工の青木発電所や野口の大出水路センター、大町事業所などを見学し、大町の豊富な水の恵みが利用されるようすを学んだ。施設めぐりは約20年前から毎年行われている行事で、市内各地の施設を見学し、地域を学んでいる。今回は地区内の親子62人が参加し、「水」の利用をテーマに、上流から下流までさまざまなポイントで、発電や農業用水などに利用している現場を見て回った。昭和電工の青木発電所では、鹿島川から取水した水の落差を用い、1台で5000`h(毎時)発電する。参加者は水で回される発電機などを見学した。
池田花盛り*イ農場 ラベンダー見ごろ
 池田町陸郷の夢農場(水野龍二農場主)で13日から、第17回夢農場ラベンダー祭りが始まった。農場一面に、見ごろ間近かとなった薄紫の花を付けたラベンダーが訪れた人たちを彩りや香りで出迎えている。14日午後は、人気イベントの野豚丸焼き無料試食会がある。 7万株のラベンダーが咲き始めた約4fの農場内では、家族連れで摘み取りを楽しむ姿がある。 会場で販売されている水野農場主考案の「鬼翔うどん」も話題を集める。「信濃大地」というブランド小麦粉や国産キノコ、山菜など食材にこだわった一品で、特製やくみを添えた。「鬼も空を翔るほどのうまさ。元気が出てくる味」と自信をのぞかせる。
多彩イベントでハーブの里PR
 池田町ハーブセンターで13日から「ハーブの花祭り2009」が始まった。桑の実ソースの限定販売など祭り開催中に限った企画やラベンダーの摘み取り、町内産花苗を使った寄せ植え体験など多彩なイベントで「花とハーブの里」をPR。多くの人でにぎわっている。 桑の実ソースは、50個限定販売となる。ソフトクリームのソースとして考案したもので、スタッフは「ヨーグルトなどにかけて楽しんでみては」と勧める。 温室前では、地元産玉ネギの詰め放題もある。1袋100円で、400cはある大玉10個ほど入る。山野草の会の展示即売会なども行われている。
収穫迎え 玉ねぎ祭り 安曇野市豊科できょうまで
 恒例の「安曇野とよしな玉ねぎ祭り」が13日から2日間の日程で、豊科地域を中心とした十数か所の農場で始まった。収穫期を迎えた安曇野特産の玉ねぎ「甘70」を求めて多くの人たちでにぎわった。 各農場では、直売と同時に収穫体験も行われ、訪れた人たちは、良質な玉を選びながら、ネット袋に詰め込んでいった。 ことしの出来は4、5月の降水量の少なさや低温続きにより、玉は小さめ。さらに、べと病被害が出た農場もあり、全体的に収量は昨年を下回る状況にあるという。例年に比べ小さい玉ながらも「いつもより、多い数の玉ねぎが入るからいいのでは」などと笑い飛ばす常連の姿もあった。
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