2009年6月17日(水)付
庭整備で利用者と交流 大町のボラサークル鹿島荘で 大町市内の少年少女でつくるボランティアサークル・「2ボラ(ボラボラ)クラブ」(白澤沙世子会長)はこのほど、同市大新田町の養護老人ホーム・鹿島荘でボランティア活動をし、利用者たちと触れ合った=写真。高校1年から2年の会員たち7人が参加。同施設から依頼された庭の草取りや植木の刈り込みなどの作業を、サポートの社会福祉協議会職員2人と一緒に作業した。利用者たちも作業に訪れ、若い元気な少女たちとの触れ合いに笑顔を見せていた。 |
感謝込め清掃奉仕 北アシルバー人材センター 北アルプス広域シルバー人材センター(舘岡和文理事長)は16日、清掃ボランティアを大町市の社地区と高瀬川河川敷で行った。地域での雇用などに対する感謝を込め、60歳以上の会員約45人が、ごみ拾いや草刈りに汗を流した。河川敷では、会員15人と市や大町建設事務所の職員たちが、ごみ袋を手に上橋付近の左岸約300bを清掃。川や生い茂る草の中を歩き回り、空き缶やプラスチック容器などの生活ごみを回収した=写真。 |
知事視察 砂防に理解 小谷 住民と意見交換も 長野県の村井仁知事は16日、砂防事業現地見学に小谷村を訪れた。中小谷地区の稗田山崩落でかつて多量の土石流が流れた浦川で進む事業を実際に目にした。「砂防事業が評価されていないことが問題」などと砂防事業に理解を示した。 村井知事らの目前には「日本三大崩れ」といわれる稗田山崩落現場が山肌をあらわにしていた。浦川で砂防事業を行う国交省北陸地方整備局松本砂防事務所担当者が被害状況を交えながら浦川延長12`に16基の砂防えん堤があることなど事業進ちょくについて詳細に説明した。村井知事はメモをとりながら、真剣な表情で耳を傾けていた。 引き続き「ようこそ『移動』知事室へ」が村役場で行われ、村内各種団体代表者と農業や交通事情について意見を交わした。 |
明科であやめまつり 例年より早く5分咲き 第25回信州安曇野あやめまつりは15日から30日まで、安曇野市明科あやめ、龍門渕両公園で開かれてる。合わせて5万株の色とりどりのアヤメは例年より5日ほど早く5分咲きとなり、公園を訪れてイベントを楽しむ人の目を止めている。 龍門渕公園では先行イベントのあやめの絵展示が行われ、臨時売店も設けられている。15日からはアヤメ株の販売も行われ、会場周辺には「安曇野明科、あやめまつり」の桃太郎旗が立ち、祭り気分を盛り上げている。 メーンイベントの21日は午前9時からあやめ公園ステージでオープニングのあと、消防団音楽喇叭(らっぱ)隊音楽部演奏、明科中学校吹奏楽部演奏、ビンゴ大会、熱気球搭乗、ラフティングボートによる水上散歩、ニジマスつかみ取りなどを行う。27、28の両日は龍門渕公園中洲で野だて、28日には廃線敷から龍門渕公園までのあやめまつり記念公園ウオーキングを開く。 |
事故多発受け啓発強化 大町署が街頭で呼びかけ 大北地域で相次ぐ重大交通事故発生を受け、大町署は15日、街頭啓発活動を大町市内で行った。通勤時間帯に合わせ、署員ら約50人が朝から、上橋待避所と旭町交差点に立ち交通安全を呼び掛けた。同交差点では、署員や大町地区交通安全協会の職員が「交差点での事故防止」、「スピードの抑制」などを訴えるのぼり旗を手に、道路沿いに整列。通学する小学生などに、交通マナーを指導した。同署管内では6月に入り、重大事故が連続して4件発生。3人が死亡、3人が重体、5人が重傷となっている。同署が関係団体と協力し、事故防止に向けた啓発活動を強化。16日から、安協と合同で、死亡事故が連続発生した県道有明大町線での啓発に当たる。同署交通課は「交通事故を抑制し、これ以上の死者を出さないようにしたい。ドライバーには体調を整え、緊張感を持って運転してほしい」と話した。 |
地域に感謝 通学路美化 池工生 駅など清掃 池田町の池田工業高校(本間秀明校長)生徒は16日、松川村のJR信濃松川駅や通学路などを清掃した。地域美化活動の一環として、地域や駅舎内のゴミ拾いや床掃除などを通して、生徒が普段利用する場所へ感謝を表した。同駅周辺は電車の上下線を利用する生徒や清美委員ら約40人が清掃。ゴミ拾いや駅舎の窓ふきなど、人目に付きやすい場所を中心に磨き上げていた。この日は大町少年警察ボランティア南部ブロック会員9人も参加し、駅周辺にプランター花壇を設置。生徒たちとともに地域の美化に努めた。 |
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