2009年6月18日(木)付


裁判員制度を理解 大町高生 地裁で模擬体験
 大町市の大町高校(下坂一俊校長)は16日、2年生を対象にした社会視察を、県内の事業所などで行った。松本市の長野地方裁判所松本支部では、生徒と教諭40人が法廷を舞台に模擬裁判を行い、裁判の仕組みと裁判員制度への理解を深めた。 生徒たちは、裁判官や検察官、弁護士、被告などに扮(ふん)し、強盗傷害事件の刑事裁判を実践。現役裁判官からアドバイスを受け、証拠やアリバイを検討しながら、有罪か無罪かを判断した。
フットサルリーグ開幕 大北安曇野16チーム参戦
 大北地域や安曇野市のフットサルチームが参戦する「北アルプスリーグ」(北アルプスフットサル振興協議会主催)がこのほど、小谷村で開幕した。2年目を迎える今シーズンは、昨年より3チーム多い16チームが参加。年間王者目指し、最終節の12月まで熱戦を繰り広げる。 北アルプスリーグは6節により争われる。高校生以上男子編成チームで挑むビギナーの部と、出場選手の1人に小学生か女性を含めた編成を条件とするミックスの部がある。今シーズンは各8チームが登録した。 ともに年間を通じた総当たり戦で争われ、順位によりポイントが加算され、最終の6節終了時点でのポイントにより王者が決まる。 第1節は同日、小谷中学校体育館であり、ビギナーの部はレッドウイング(安曇野市)、ミックスの部はハロウウイン(大町市)が優勝した。選手たちは開幕の舞台に緊張しながらも、巧みな足技などで観衆を沸かせていた。
自慢の歌声披露 大町 カラオケ教室発表会

 大町市のカラオケ大町教室(原田良子代表)は17日、第3回歌謡発表会を市文化会館大ホールで開いた。県内各地からカラオケ愛好家95人が出場し、本格的なステージの上で自慢の歌声を響かせた。着物やドレスなどステージ衣装に身を包んだ出場者たちは、ライトを浴びながら持ち歌を披露。訪れた地域住民や仲間たちを前に、腕を振り上げながら歌謡曲などを熱唱していた。
園芸の楽しさ体感 大町 平公民館で教室
 大町市平公民館・女性未来館ピュアで16日、園芸を手段として心身の状態を改善に導く「園芸療法」を用いた「四季の園芸教室」の初回講座が開かれた。園芸療法リーダーの牧野由美さんを講師に、その効能などを知り、リフレッシュしながら植物を育てる楽しさを体験する。基本用土の作り方や肥料や水の与え方など園芸知識を高めながら年4回、それぞれの季節に合わせた花器や草花で実施する。1回目は、植え込み用スペースが複数ある素焼きの鉢「テラコッタ」を使用。ポケットがそれぞれ独立している事で、個々の植え替えや根が絡み合わない利点と保水や通気性の良さなどを学びながら、寄せ植えに取り組んだ。
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6月の一覧
福祉施設で利用者と交流 小谷中せせらぎ荘訪問
 小谷村の小谷中学校(西網民雄校長)の生徒有志は17日、同校の恒例行事「せせらぎ荘との交流会」で同村福祉センターせせらぎを訪問し、利用者のお年寄りと交流した。 人生の大先輩であるお年寄りに敬意の気持ちを表し、生徒の福祉の心をはぐくむ活動の一環。ゲームや茶話会などで会話をはずませた。 生徒はお年寄りの出迎えを受けて、あいさつを交わしあった。核家族が多いため、最初は緊張していたようすだったがしだいにうちとけ、お年寄りとペアを組んで風船バレーやかるたを体験。心地よい汗を流したあとは茶話会が行われ、今と昔の村の歴史の移り変わり、学校生活の違いなど、貴重な話に耳を傾けた。