2009年6月20日(土)付


メンドシーノアート&クラフト展 大町に米国作家交流へ
 大町市内で開いている米国の姉妹都市と地元作家の芸術家交流展「大町MIASA/メンドシーノ国際交流アート&クラフトショー2009」で、米国カリフォルニア州メンドシーノ周辺のクラフト作家らは19日、市内に到着した。メーン会場の塩の道博物館や市内各会場に展示された両国作家たちの作品に感激していた。訪れた作家たちは、同展に出展している29人のうち9人。子どもたちの相互訪問交流に参加したメンバーや、過去に美麻で個展を開いた作家なども含まれている。塩の道博物館やギャラリー・いーずらには、メンドシーノの作家の作品が並び、アメリカ人の個性と建物の和の雰囲気とが調和した空間がつくられていた。ギャラリーいーずら隣の「クラフト・ステーション・ギャラリー」では、中信地区から集った地元作家たちの作品を見学。日本人の繊細な感覚が宿った作品に見入っていた。
正しい歯磨き学ぶ 大町 もみのき保育園
 大町市東中原町の市立もみのき保育園(田中美和子園長・園児37人)で19日、歯科指導が行われ、虫歯の原因と予防の講話、正しい歯ブラシの持ち方や歯磨きの仕方などを実践を交え学んだ。 歯磨きを終えた年長児15人は、磨き残しを確認できる歯の染めだしを体験。口の中に歯垢(しこう)染色液を一滴たらしてもらい舌の先で歯に塗りつけ余分な液をすすぎ流した後、磨き残しや虫歯、かみ合わせのチェックを受け、5、6歳ころから生え始める永久歯「6歳臼歯」の説明やそのケアについて指導を受けた。
大きく育てサツマイモ どんぐり保育園と社直売所定植
 大町市社のどんぐり保育園(小田切恵美子園長)の年中・年長園児38人は18日、地元の社直売所(飯島勝幸会長)の会員らと交流し、地区内の畑でサツマイモの苗を植えた。子どもたちに食と農の大切さに触れてもらおうと毎年実施している。同直売所の持つ、7eの畑の一部を園児用に貸し出し、園児たちはベニアズマの苗110本を植え、土に親しんだ。園児たちは畑まで歩いて訪れ、会員8人が「斜めに植え、土をきちんとかぶせるように」などと園児たちに苗の植え方を教えた。飯島会長は「砂場でなく、畑の土に触れてもらいたい」と、子どもたちの元気な姿を眺めほほ笑んだ。
消費低迷の米℃gおう 小谷の女性 料理講習
 JA大北女性部北小谷支部でつくる「母ちゃんの知恵袋の会」は19日、同支所コミュニティーホール「ふれあい」で料理講習会を開いた=写真。日本人の主食である「米」の消費が低迷している昨今、家庭での米の消費拡大をはかろうと、残りご飯を使ったアイデアメニューを学んだ。 会員は「ごはんハンバーグ」「ライスピザ」の2品を作った。ハンバーグはちりめんじゃこや青じそでカルシウムたっぷりに、ピザはできるだけ手間を省くようにフライパン一つで調理するなど、いずれも家庭の残りご飯と、ありあわせの材料で手軽にできるように工夫を加えた。参加者からは「残り物がこんなにおしゃれになって食欲をそそる」と好評だった。 同会はJA大北の地域福祉活動の一環として、昨年に発足。毎月1回、会のメンバーの豊富な経験や知識を生かし、ものづくりや料理教室のグループ活動を展開し、今回で1周年を迎えた。
森林セラピー「呼吸法」学ぶ 小谷 インストラクター実践講座
 小谷村の「おたり森林セラピーインストラクター協会」(野俣俊隆会長)は18日から、初企画の森林セラピー実践講座を始めた。初回は白馬村在住のヨガ講師・牧静子さんを招き、多数の参加者が森林セラピーで重要なプログラムの一つに考えられている「呼吸法」に重点を置いた癒やしの方法を学んだ。 牧さんは「全身をリラックスさせることは体と心のゆがみを矯正し、血流・血行を良くして呼吸を安定させる」と話し、「くつろぎのポーズ」を紹介。寝たままでできるポーズながら、体の状態や変化が一番感じ取れる、ヨガの動きの中でも特に重要なポーズという。参加者は真剣な表情で取り組んでいた。
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