2009年7月3日付

大糸タイムス友の会日帰りバスの旅　９月６日越後上越天地人博へ
　大糸タイムス友の会が主催する恒例の日帰りバスの旅は９月６日に実施する。今年は「越後上越天地人博と日本海の天守閣岬館」の旅として新潟県を訪れる。８月17日まで参加者を募集する。ＮＨＫテレビの大河ドラマで「天地人」を放映中。その主な舞台となり、直江兼続公が師と仰いだ上杉謙信公から「義」の精神を受け継ぎ、「愛」を掲げた越後上越の地で「天地人」の世界を紹介する博覧会が、上越市の直江津屋台会館で12月20日まで開催されている。大河ドラマのスタジオセットを再現したほか、ドラマの主人公の直江兼続公や上杉謙信公のほか、春日山城・御館の乱に関する展示、天地人シアターなどで「天地人」の世界を紹介している。当日の日程は、午前６時45分に大町市文化会館駐車場に集合し、７時に出発。９時20分から越後上越天地人博を見学、10時30分から春日山城址を見学する。11時50分に日本海の天守閣岬館に到着し昼食、休憩、入浴。午後２時50分には岩の原葡萄園・ワイン工場を見学、４時から上越・魚勢で海産物の買い物。大町着は６時45分ころの予定。会費は大人６０００円、小人３０００円(昼食･飲み物等込み)｡参加資格は､大糸タイムス愛読者、友の会会員および会員事業所の従業員と家族。先着80人になり次第締め切る。最少催行人員30人。
申し込みは８月17日までに、会費を添えて大糸タイムス社、またはトラベルプラザへ。

流出めがね橋の歴史後世に　安曇野市で記念碑除幕

　安曇野市矢原堰（せぎ）土地改良区（小穴桓司理事長）は２日、同市豊科南穂高、矢原堰の万水川水路橋西側広場に設置された、通水橋の旧めがね橋記念碑の完成除幕式を行った。平成11年６月30日の豪雨災害で流失しためがね橋の石の一部を使用したもので、約30人が参加して安曇野を潤した橋の歴史を後世に伝える記念碑完成を祝った。

涼やかな鳴き声願う　松川でスズムシ放虫
　松川村観光協会クリスタルシンフォニー部会は、村こぶし会の協力を得て１日、同村営温泉宿泊施設・すずむし荘施設内東側に設けたスズムシの自然養殖場に、スズムシの幼虫約５００匹を放した。順調に育てば８月下旬から９月初めには涼やかな鳴き声を聞くことができる。　同村のスズムシは山麓（ろく）線の西側にしか生息していないため、山麓線東側にあるすずむし荘でもスズムシの声を聞くことができるようにとした初めての取り組み。

白馬で「花三昧」開幕　没後10年記念畦地版画展から
　白馬村を舞台に、村を彩る花や高山植物で観光客を迎える夏のイベント「白馬Ａｌｐｓ花三昧（ざんまい）」がことしも１日から始まった。豊かな自然に囲まれた11の会場では、季節ごとの美しい花々とともにさまざまなイベントを企画し、来場者を歓迎している。　このうち、八方尾根兎平のうさぎ平１０９特設会場では会期中、日本を代表する木版画家の畦地梅太郎氏の作品を集めた「没後10年記念・畦地梅太郎版画展」（同実行委員会主催・大糸タイムスなど後援）を開催している。　ことしは１９９９年に96歳で世を去った氏の没後10年の節目にあたり、実行委では氏の功績をしのび、初期から全生涯の軌跡を懐古して、木版画のほか、油絵、ガラス絵、肉筆画など70年の作家生活で制作した作品３００点を一堂に集めた。　これまで未公開だった収蔵作品も数多く展示。全国から訪れた大勢のファンや観光客の目を楽しませている。

幻想の提灯に「無病息災」　大町　王子神社で万灯祭
大町市俵町の若一王子神社は30、１の両日、夏越（なごし）の大祓（おおはらい）式に合わせ、万灯祭を行った。参道沿いに２０００個以上の提灯(ちょうちん)が並び、住民らが夏の風物詩を楽しみながら、おはらいを受けた＝写真。家族連れなど多くの地域住民が、参道に並ぶ提灯を眺めながら参拝。鳥居に設けられた｢茅(ち)の輪｣をくぐり､人形(ひとがた)の形代を手に宮司からおはらいを受けた。大祓式は６月と12月の年２回、おはらいにより心身を清め、無病息災を願う日本の伝統的な神事。同神社では、昭和50年代から万灯祭を毎年行っている。

歌や合奏　練習成果披露　白馬北小で北部音楽会

　白馬村の白馬北小学校体育館で１日、白馬南小・北小と小谷村の小谷小学校の３校５、６年生児童による「北部音楽会」が開かれた。　他校の音楽発表を聞きあいながら音楽を通じて交流を深め、心豊かな成長につなげることを目的に、毎年それぞれの音楽会終了後に開かれている。ことしも各学校で行われた音楽会で発表した曲目を中心に、合唱や合奏を、他校の仲間や会場に集まった保護者、地域住民に披露した。