2009年7月5日(日)付


大町にメンドシーノ訪問団 ホームステイで姉妹都市交流
大町市の姉妹都市、米国メンドシーノから来日している訪問団37人は3日、大町入りした。9日までの7日間、ホームステイで滞在する。受け入れるメンドシーノ姉妹都市交流実行委員会は同日、歓迎パーティーを美麻支所で開いた。ホームステイを受け入れるホストファミリーや市、議会、ボランティアなど関係者や家族ら約70人が歓迎。ホストファミリーやPTAらが腕によりをかけた料理を持ち寄り、訪問団を迎えた。
太鼓づくり 文化理解 実行委がワークショップ

 メンドシーノ姉妹都市交流実行委員会のワークショップDE国際交流は4日、大町市おおしお市民農園でメンドシーノからの訪問団37人とホストファミリーなど約40人が参加して開いた。ボランティアと訪問団が協力して和太鼓6個を製作して日本の伝統文化理解を深めた。
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7月の一覧
美麻青具ふれあいサロン 支えあい活動 鹿島荘訪問
 大町市美麻青具の高齢者女性が集ういきいきふれあいサロン「お茶のまねー会」の参加者11人は2日、同市大新田町の特別養護老人ホーム鹿島荘のお楽しみ交流会を訪問し、ゲームや会食会を通し利用者たちと触れ合った=写真。ふれあいサロンは、おおむね70歳以上の地域の女性高齢者たちが月に1度集まって手作業やボランティア活動、レクリエーションなどを楽しみ、地域で支えあう関係づくりを行っている「自分たちでつくるデイサービス」的な活動で、青具地区では10年近く続いている。今回は市内の施設を視察したいと、交流会への参加が決まった。
夏本番前に花植え 大町温泉郷内に600株
 大町市大町温泉郷観光協会は、本格的な夏の観光シーズンを控え、訪れる観光客に楽しんでもらおうと2日から、入り口ロータリー内と中央通り沿いの花壇に、色とりどりの植え込みを始めた。 ポット植えのヒャクニチソウ、ケイトウ、ベゴニアなど4種類600鉢を購入し、一部は株分けをしながら協会職員がていねいに植え込んだ。 今月18日には国営アルプスあづみの公園大町・松川地区が一部開園し、19日には同公園と結ぶ巡回バスも温泉郷を経て運転されることから、アルペンルートだけでなく国営公園を訪れる観光客らにも、花を楽しんでもらうことができる。
温かみある作品並ぶ ねむの木で和紙ちぎり絵展
 「第3回しゅんこう和紙ちぎり絵展」が2日から、大町市大原町の「ねむの木ホール」で始まり、31日まで開催される。同市三日町の曽根原邦子さんが代表を務める大町教室の生徒を中心に、10人の作品約50点を出品した。曽根原代表の、雪をかぶった合掌造りの家並みを描いた「雪の白川郷」の大作をはじめ、ツバキやリンドウ、アジサイ、スイセンなどの花や風景を淡い色彩で表現した作品が並び、訪れた市民らはそれぞれのちぎり絵に目を凝らしていた。和紙ちぎり絵は手すき和紙を素材とし、指先でちぎったりはいだりして、のりで張る手法で制作する絵画で、温かさややさしさが感じられ、新しい芸術のジャンルとして注目されている。
七夕まつり 伝統ふれる 大町ひよこクラブ
 大町市平公民館(傳刀孝男館長)の子育て支援活動未就園親子教室「ひよこクラブ」は3日、「七夕まつり」を開き、日本伝統の行事や文化にふれた。ササ飾りを親子で制作したり、七夕ならではのおやつを試食し昔ながらの風習を楽しんだ。参加した14組の親子は、カラフルなナイロン製のひも「スズランテープ」や色紙で「織姫」と「彦星」を工作。大きな星型の紙に子どもの手形や飾りを施したり、夏らしくスイカを模した短冊に願い事を書くなど、それぞれが工夫しながら飾りを制作した=写真。