2009年7月9日(木)付


大町 アート展見学 交流さらに メンドシーノ訪問団
 大町市に滞在している姉妹都市、米国メンドシーノの訪問団37人は8日、市内中央商店街を巡り、開催中のアート&クラフトショーを見学した。子どもたちの交流から輪が広がったアート交流のすばらしさに触れた。訪問団員は、メンドシーノ作家の作品が展示されている塩の道博物館やギャラリーいーずら、大町近隣のクラフト作家の作品が並んだクラフトステーションギャラリーなどを巡った。子どもたちは地元で親しんだ作家の作品や、日本ならではの地元作家の作品に興味深く見入っていた。街中では、有志による交流ボランティアネットワークや8人の公募ボランティアが商店街をガイド。昼食におざんざやカツ丼など、日本の料理を食べて交流し、お土産の買い物などに付き添った。
ノルウオークとホタル楽しむ 白馬で初のイベント
白馬村の白馬総合型地域スポーツクラブの初企画「ノルディックウオーキング体験講習会&ホタル観察会」が1日から5日まで、同村スノーハープを会場に開かれた。 梅雨時のあいにくの悪天候で、5日の期間中、やむなく中止を決めた日もあったが、小さな子どもから中高年まで、幅広い世代の参加があり、イベントを楽しんだ。 ノルディックウオーキングは同クラブのスタッフが講師となり、ポールの突きかたや歩き方のコツなど、同競技の基本を指導。自分の身長にあわせた専用のポールを使って、起伏のあるスノーハープのコースを歩き、さわやかな汗を流した。 講習会後は同村内山地区の「内山21会」が、長年ホタルの保護活動に取り組んでいるスノーハープ内にある「ホタルの里」で、ホタルの観察会を開いた。同会の活動の成果で、同所はこの時期、ホタルが乱舞する名所となっている。イベント中も毎回数百匹のホタルの飛び交う姿を見ることができ、神秘的なホタルの光は参加者に癒やしと深い感動を与えていた。
白馬プレミアム商品券 登録順調 募集延長
 白馬プレミアム商品券「白馬にこにこ商品券」取り扱い事業所の募集開始から10日あまり、順調な登録状況となっている。募集締め切りの7日の時点で120件ほどの登録があった。さらに、登録に前向きな事業所が多数あることから募集期間を10日まで延長する。最終的には150件ほどの事業所登録を見込んでいる。 白馬商工会には、商品券取り扱い事業所登録申込書が次々と提出されている=写真。商品券や商品券取扱事業所掲示用ポスターなどの作成も進んでいる。 これまでに登録を済ませている事業所は大型店や小売業者、飲食店、建築業者、自動車関連業者など多種にわたる。商工会館2階で15日午前9時半と午後3時から、取り扱い事業所を対象にした説明会を開く。プレミアム商品券は、地域経済の活性化を目的に白馬商工会が実施。1000円券12枚1セットを1万円で販売。5000セット用意し、来年の1月末までを有効期限とする。販売開始は8月1日を予定している。
松川からスズムシ全国へ あすから小包便受け付け
 松川村のシンボルとなっているスズムシを全国へ届ける「すずむし小包便」の受け付けが10日から始まる。同村の有志「村おこしこぶし会」が育てたスズムシの音色が各家庭で楽しめる。発送受け付けは8月下旬まで。  発送するセットは同会が大切に育てたスズムシのオス3匹とメス3匹。送料など込みで全国一律2000円。1匹につき100円で、12匹まで1箱に追加することが可能。発送は7月下旬からを予定している。同会によるスズムシ発送は、スズムシの里PRとして、20年ほど前から毎年行っている。毎年全国各地から注文があり、人気も高まりつつある。
七夕に食育学習 アップルランドとホクト企画
 大町市内に工場を持つキノコ生産のホクト鰍ニ市内のアップルランドデリシア大町駅前店(一本木基喜店長)は7日、七夕の日・食育体験学習会を同アップルランド店内で開いた。市内の子どもたちが野菜の特徴や食卓に並ぶキノコのできるまでなどを学んだ。大町東小学校の4年生44人が参加。お買い物ゲームでは、「赤い色の野菜」「実を食べる野菜」「地元で取れる野菜」などの条件を満たしつつ、1000円で店内から商品を集めた。栄養士の指導で答え合わせしながら、野菜の特徴を覚え、関心を深めた。ホクトの長野きのこ販売課の安西静香さんは、同社で生産し店頭に並んでいるエリンギやブナシメジについて「地域の工場でつくる野菜で、一年中が旬です」と説明。1日に2a伸び、2週間で伸びきる成長振りをサンプルの菌床びんで紹介し、児童たちはエリンギのもぎとりを体験した。
手作り野菜で七夕集会 小谷 下里瀬 子どもら夕食作り

 JA大北女性部南小谷支所の下里瀬地区の会員はことしから、地域貢献活動の一環として、同地区の子どもたちと共同でプランターでの野菜作りを始めた=写真。 自分たちの手で野菜を育て、収穫や調理の喜びや楽しさを体感してもらうことで、食と農を通した地域の子どもたちの健全育成を目的としている。7日は同地区基幹センターで子どもたちを招いての「七夕集会」が開かれ、初収穫した野菜を使って夕食作りと七夕祭りを楽しんだ。
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