2009年7月18日(土)付


大町の水持ち帰って 下仲町ペットボトル配布
 大町市の下仲町商店街振興組合(矢口州一理事長)は18日から、「男清水(おとこみず)、女清水(おんなみず)」ラベルの空ペットボトルを、商店街各店舗や大町温泉郷で配布する。国営アルプスあづみ公園大町・松川地区の開園に合わせ、来場者らに市内の水場で利用してもらい、大町の豊かな水資源をアピールする。水を通した街づくりに取り組む、「大町水物語の会」と協力し企画。大町の水を味わってもらい、地域の活性化につなげるねらい。県の「地域発元気づくり支援金」事業の助成を受け、1gのペットボトル7500本を製作した。同会は、居谷里水系を水源にする中央通りの東側を「女清水」、北アルプス白沢水系を水源にする西側を「男清水」と名づけ、民話を創作。通行者がだれでも利用できるよう、通りに水場を整備した。矢口理事長は「『女清水』はやわらかく、『男清水』は力強い味。飲んでもらい、大町のおいしい水を全国の人に知ってほしい」と話した。
国県へ広域課題要望 大町で県内19市議会議長会

 県内19市の市議会正副議長が集う、第142回長野県市議会議長会(会長=赤羽正弘・松本市議長)は16日、総会を大町市の大町温泉郷立山プリンスホテルで開いた。地球温暖化対策や新型インフルエンザ対策への支援など、国や県への7つの要望事項をまとめた。
白馬五竜で「女王」開花 きょうからコマクサ祭り
 白馬村の花三昧(ざんまい)会場の一つ、白馬五竜スキー場の五竜アルプス山野草園で、18日から20日まで3日間、「こまくさ祭り」が開かれる。 コマクサは高山帯の砂れき地に咲く高山植物。他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」とも呼ばれている。 標高1500bから1600bの同園では生育が難しいとされていたが、たゆまぬ努力と熱意により、植栽されたコマクサが同園の象徴として一大群生地をなすまでになった。毎年この時期にはピンクのほか珍しい白の美しい群生を自然遊歩道をトレッキングしながら観賞することができる=写真。 ことしは1週間ほど開花が早かったというが、色づきも良く、かれんな姿が訪れる人の目を楽しませている。関係者によるとちょうど祭りの時期が最盛期を迎えそうという。
給食に感謝 児童会初企画 白馬南小「食の大切さ感じて」
 白馬村の白馬南小学校で13日から1週間、児童会主催による初企画の「給食感謝ウイーク」活動が行われている。 学校給食の意義について理解を深め、多くの人の手によって支えられている学校給食に感謝の意を示そうと、給食委員会が中心となって期間中にさまざまな取り組みが行われている。 ランチルーム入り口には「学校給食の歴史」と題し、日本の学校給食の起源から現代までの沿革と、明治から今日に至るまで各時代を代表する献立メニューの見本を展示。給食では「いただきます」「ごちそうさま」といった感謝の言葉の意味を考えながら食べる、配ぜんされたご飯のひと粒、野菜のかけらまで残さずに食べるといった呼びかけ活動などをしている。
県民フェス出場目指す 大町でゲートボール予選
 大町市ゲートボール協会(川上善夫会長)は16日、県民スポーツフェスティバル予選会を、市運動公園陸上競技場で開いた。市内から13チーム約80人が出場し、大町代表を目指して白熱した試合を繰り広げた。大会では、選手たちが各ブロックのリーグ戦で、仲間から声援やアドバイスを受けながら試合を展開=写真。勝率と得失点差で順位を決め、上位2チームが県大会への切符を手にした。県民フェスは10月25日、松本市で開催。県民の交流と健康増進を目指し、体力に関係なく参加できるニュースポーツを中心にした競技で行われる。
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