2009年7月22日(水)付
大町松川開園で過去最高 国営公園入場者2万人余 国営アルプスあづみの公園は、大町・松川地区開園3日目の20日、過去最高の入場者2万117人(大町・松川地区1万4801人、堀金・穂高地区5316人)を記録した。両地区とも開園を記念して18日から3日間は無料入園日とし、この間の入場者は両地区合計で約4万4000人にのぼり、順調な滑り出しとなった。 同公園堀金・穂高地区は平成16年(2004)7月24日に開園した。これまでの過去最高入園者数は19年5月4日の早春賦音楽祭(無料入園日)の1万8617人だった。 同公園管理事務所は20日が過去最高の入園者数となったのは、連休最終日で快晴に恵まれたこと、記念イベントやコンサートが人気を集めた、と分析している。県外ナンバーの車の入りこみも多かったという。管理事務所では「大昆虫展も開かれており、夏休み期間中の利用を」と呼びかけている。 |
小谷の坂 銀輪駆ける ヒルクライム大会熱戦 小谷村中土の有志でつくる信州小谷ヒルクライム実行委員会(矢口富士郎実行委員長)は18と19の両日、同村を会場に自転車ロードレースを開いた。 県内外から200人余りの愛好者が参加。大会は初日に姫川温泉より雨飾国有林を経由し湯峠まで18`をマウンテンバイクで走るMTBレースと、中土白岩地区から小谷温泉を経由し湯峠まで15`を車種を問わない自転車で走るロードレースの2つのコースで行われた。 両日ともあいにくの大雨に見舞われ、ぬかるんだコンディションでの出走となった。悪路に加え連続登りの難所続きという過酷なコースだったが、選手は日ごろの練習成果を発揮して最後まで熱戦を繰り広げた。 コースの沿道には地域住民や連休に訪れた観光客らが繰り出し、選手を激励した。大声援に後押しされて、全選手が完走した。 競技後は初日は大網会場で、2日目は中土会場でそれぞれ表彰式があり、最後は地元女性の手作りカレーを囲んでの懇親会が開かれ、地域住民と選手が交流を深めた。 |
五輪コースで力走 白馬クロスカントリー大会 白馬村の白馬クロスカントリー競技場スノーハープで18と19の両日、長野五輪コースを走る「第12回白馬スノーハープクロスカントリー大会」が開かれた。 県内外から昨年を300人以上上回る過去最多の2500人余の選手が参加。開会式では千葉県の野田ジュニア陸上クラブの関口大樹くんと川岡風月さんによる力強い選手宣誓が行われ、選手たちは個人やチーム種目で日ごろ鍛えた健脚を競い合った。 初日は小学生と中学生チームによる1・5`×6区間と、一般男子と女子、全国の市町村の消防署職員や消防団員による4`×4区間の駅伝が行われた。 雨が降るあいにくの天候となったが、選手は雨にぬれてぬかるむコースで1本のたすきをつないで力走した |
事故防止呼びかけ 白馬小谷 夏の交通安全運動 県内各地で19日から展開している「夏の交通安全やまびこ運動」にあわせ21日、白馬と小谷の両村で交通安全協会による街頭啓発活動が行われた。 このうち白馬村交通安全協会(平林久会長)は、安協役員など約50人が参加して白馬駅前で人波作戦を実施。国道148号の両脇で「シートベルト着用」と書かれたプラカードや「交通安全運動実施中」「飲酒運転追放」などと書かれたのぼり旗を掲げ、通勤途中のドライバーらにシートベルトの着用や安全運転を呼びかけた。 通学途中の小中学生らにも安全を呼びかける声がけを行い、交通安全意識の高揚をはかった。 |
季節ごとの風景並ぶ 池田町写真クラブ展 池田町写真クラブ(宮本義郎代表、8人)は22日まで、同クラブの写真展「自然の詩 15」を安曇野市の豊科サティホールで開いている。会員たちがフィルムに収めた近隣や県内外の自然や美しい風景が展示されている=写真。会場には7人が1年間に撮りためてきた写真24点が並んでいる。雪を頂く北アルプスを背に咲く花や、残月を映しこむ棚田、冬の雪景色など、各地が見せる季節ごとの美しい姿を大きく引き伸ばしたプリントが飾られ、訪れた人たちは足を止めて見入っていた。 |
高森の水≠ナ交流 小谷の児童 相互訪問 小谷村青少年育成会の小学生が18と19日の両日、下伊那郡高森町を訪れ、同町子ども育成会の子どもたちと交流会や川下りなどの水遊び体験で交流を深めた。 小谷と高森の交流は互いの地域の特色を生かしたスポーツ交流事業として毎年実施。夏は高森町で水遊び体験、冬は小谷でスキー体験と、相互に訪問して交流を深めている。今回は同村の5年生児童や役員らが高森を訪問し、同町の児童とともに南信州の自然の中で多彩なプログラムを体験した。 冬に小谷でスキー体験をした子どもたちがほとんどで、半年ぶりの再会を喜びあいながら楽しく交流。初日は高森南小学校のプールでカヌー交流教室が行われて水に親しみ、夜は歓迎行事で温かなもてなしを受けながら、花火やキャンプファイアーを楽しんだ。 |
●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2009 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.