手作り料理で夏元気に 小谷 “父ちゃん”教室で学ぶ

 小谷村社会福祉協議会は23日、同村福祉センターせせらぎで「父ちゃんの料理教室」を開いた。村内の60歳以上の会員が多数参加。「スタミナ料理で夏を乗り切る」をテーマに、夏を元気に過ごすためのスタミナ源となる料理を学んだ=写真。
 参加者は本紙のコーナーで紹介された「スタミナそうめん」や「そばようかん」など、4品を作った。スタミナそうめんは、そうめんにビタミン、カルシウム、鉄分など栄養価が豊富なオクラやトマト、キムチなどたっぷりの具材を乗せ、生卵をかけて食べる。暑さで食欲が減退し、栄養不足になりがちな夏場に、さっぱりした食べやすいそうめんと、スタミナメニューを組み合わせた料理は「すごく元気が出そう。家でも作りたい」と、大好評だった。
米粉でケーキ 食育に 池田 JA女性部が調理

 JA大北女性部の池田支部は23日、小麦粉に代わり「米粉」を材料としたケーキ作りを池田町会染の同町多目的集会施設で開いた。日本の主食、「米を使用した物を食べよう」と食育を兼ねた取り組み。
 参加した有志7人は、総務部ふれあい課の浅井千鶴主任とともにプレーンタイプと粉末の抹茶を混ぜた2種類のスポンジを直径約20aの円形と約30a四方の四角形にそれぞれを焼きあげ、「ロールケーキ」と「サンドケーキ」を調理。フルーツやクリームをはさんだり巻き込んで仕上げた。
キャンプで自然体験 大町でボーイスカウト大会

  「第3回名古屋緑地区国際キャンポリー」が大町市平二ツ屋のボーイスカウト大町第1団キャンプ場で23日、5日間の日程で開会した。4年に1度行われるキャンポリーで、名古屋緑地区スカウトや台湾嘉義市童子軍、兵庫県尼崎市などから約200人が参加。期間中、キャンプで自然の大切さなどを体験する。
 今大会は「目指せローインパクトキャンプ」をテーマに、自然を守るキャンプを推奨。参加者たちはテントで野営しながら、黒部ダムや高瀬川テプコ館で水力発電の勉強をしたり、調理台、テーブルなどのキャンプ備品を作るコンテストを通して、自然保護の大切さや身近な電力発電を学ぶ。
さあ夏休み 各地で終業式

 大町市の大町西、大町南、八坂小学校、美麻小中学校で24日、1学期の終業式が行われた。大町西小学校では、1年から6年生まで347人が76日間の1学期を終え、25日から8月18日までの夏休みを迎える。
 終業式は2、3年生らが1学期に授業で習ったリコーダーや国語の物語などの成果を発表。全校から大きな拍手を受けていた。幅下守校長は児童らに「入学式から勉強などいろいろなことをよくがんばりました。夏休みは普段やれないようなことに挑戦してほしい」と呼びかけた。
納涼祭で地域交流 大町の特養カトレヤ

 大町市平の特別養護老人ホーム「カトレヤ」は23日、第21回納涼祭を開いた。家族連れなど多くの地域住民が訪れ、施設利用者の高齢者とともに、夏のイベントを楽しんだ=写真。
 会場では、「大町流鏑馬(やぶさめ)太鼓」のメンバーが、「鏑(かぶら)打ち」など力強い太鼓の演奏を披露。子どもからお年寄りまでが、目前で繰り広げられる迫力ある演奏に見入っていた。
 納涼祭は、施設と地域との交流を図り、利用者の健康につなげようと20年以上続く伝統行事。はっぴ姿の職員や住民ボランティアが来場者を出迎え、綿菓子やスイカなどをサービスしていた。

2009年7月25日(土)付


五平もちで米消費 小谷中土 JA女性部が講習

 JA大北おたり支所女性部の中土支部会員グループ「めだかの学校」は22日、中土店舗「雪洞」内の調理加工施設で恒例の料理講習会を開いた。日本人の主食「米」消費低迷を受け、家庭での米の消費拡大をはかろうと、長野県の伝統食「五平もち」作りを学んだ。
 参加者は炊きたてご飯をつぶしてくしにさし、クルミとみそ、とれたてのサンショウの実をすりつぶしたタレをつけて焼き上げて五平もちを作った。モチモチの食感とみその香ばしく甘辛い味に、サンショウのさわやかな香りがさらに五平もちの味を引き立て、参加者からは「食欲をそそる」と大好評だった。
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