2009年7月31日(金)付


大町勢全国大会健闘誓う 市内高校バド選手が表敬
 大阪市の大阪府立体育館などで8月2日から開催される全国高等学校総合体育大会バドミントン競技大会に出場する大町高校生5人と大町北高校生2人が30日、大町市役所を訪れて、牛越徹市長と荒井今朝一教育長に大会での健闘を誓った。 訪れたのは大町高校3年の奥原大生君、戸谷直樹君、遠山貴士君、小山恒揮君、辻本京介君と大町北高校3年の藤巻嵩寛君、同校2年の濱彰吾君。 牛越市長は選手一人ひとりに声をかけて「皆さんのおかげでバドミントンは大町を代表するスポーツに成長しました。私も職場でバドミントンをしていたことがあります。相手だけなく、自分にも勝つことが必要なスポーツだと思います。実力を発揮して頑張ってください」と激励。選手は「悔いが残らないように頑張ってきます」と応えていた。
障害者らの働く場所新たに 明科社会就労センター完成

 安曇野市の明科社会就労センターの建て替え工事はこのほど完成し、現地で30日、しゅん工式が行われた。合併以前からの懸案事項だった老朽化施設が明るく快適な施設としてよみがえり、関係者や利用者ら約80人が完成を祝った。新施設は鉄骨造り平屋、延べ床面積735平方b。既存施設と同一敷地内に建設した。広々とした作業室や指導員室、緊急時に対応できる保健室やAED、プライバシーに配慮した面談室などを備えた。
大町 青木湖畔で手入れ 盆花キキョウ出荷準備

 大町市平の青木湖畔で、出荷を間近に控えた「キキョウ」の手入れが行われている。同市の森島令至さんが、地元に栽培を委託しているもので、約650平方bの畑でキキョウやオミナエシが栽培されている=写真。盆花といわれるキキョウは1・2bほどの高さに生育し、青紫色の星型の花を咲かせている。たくさんのつぼみを付け次々と咲くため、早く咲いた花をハサミで丁寧に摘花していた。
4000株アジサイ見ごろ 白馬三日市場にぎわう
 白馬村三日市場のアジサイ園が見ごろを迎えている=写真。30種4000株のアジサイが雨に映え、夏の白馬を演出している。 アジサイ園は、近くの柏原孝至さんが、地域のグリーンシーズン集客につなげようと三十数年前から育てている。約20eの園にはアナベルや白舞妓、クラウンオブヨーロッパ、2か月間は姿を変えずに楽しめる「おたふく」など、多種にわたるアジサイが咲き、遠方からもカメラなどを手に多くの人が足を運ぶ。 これからは三角形の花を咲かせる「北海道ピラミッド」が開花時期となる。 アジサイは8月上旬まで楽しめるという。柏原さんは「地域を巻き込んだ花のむらづくりが進んでいけば」と手塩に掛けたアジサイを眺める。
白馬北小海≠ナ交流 姉妹都市太地町訪問

 白馬村立白馬北小学校(中山晴隆校長)の5年生61人は28日、姉妹都市の和歌山県太地町を訪問し、同町立太地小学校(坂本善光校長)の5年生30人と海水浴などを通して交流した。 児童の交流は、両村町の姉妹都市提携がきっかけで始まり25年目。山の村と海の町の間で交流しようと、冬は白馬村でスキー、夏は太地町で磯遊びなどを楽しんでいる。
(和歌山県・紀南新聞社提供)
「反戦、反核」を要請 平和の火リレー大北入り
 県内市町村労組などでつくる県平和友好祭実行委員会(大内清彦委員長)大北地区平和友好祭同(渡辺宏之同)の第22回反核平和の火のリレーは30日、大北入りした。大町市役所では渡辺委員長が牛越徹市長に反戦、反核を求める要請書を手渡した。 反核平和の灯リレーは反戦、反核、平和と平和憲法を守る運動を進めるため実施。広島市平和公園の平和の灯を手に7月7日にスタートし、県内自治体に平和行政の拡充を求め約1200`を走る。要請書は▽平和憲法擁護の決議採択、▽被爆者の願いを受け止める抜本的法改正、▽非核三原則に基づく非核法制定に向けて政府へ要請と平和行政の実現などを求めた。 要請書を受け取った牛越市長は「世界平和は人類共通の願い。一歩ずつでも核兵器廃絶を進め、戦争の苦しさと無意味さを風化させることなく、伝え続けていかなくてはならない」とあいさつした。 29日夕に安曇野市から引き継ぎ、30日は松川、池田、大町、白馬、小谷をリレーして長野市へ引き継いだ。
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