2009年8月1日(土)付


長雨#_作物に影響 水稲「いもち」懸念
 関東甲信が梅雨明けして2週間。しかし、梅雨明けした今、全国各地で多雨による水害の発生や日照不足による農作物への被害が発生している。大北地域でも農業被害が心配される。7月は14日の梅雨明け宣言後も不安定な天候が続き、長引く雨で平成18年の豪雨被害時とほぼ同量の月間降水量を記録。北安曇農業改良普及センターによると、気温は例年並みだが、日照時間が例年の6、7割という。 雨天が続いた場合、水稲の発育で最も心配される「いもち病」。稲の発育が止まり、大幅な収量減につながる。大北地域では、いもち病対策としてJAがラジコンヘリによる水稲防除を行うなどしているが、雨が続いた場合には湿害を防ぐため、排水対策が重要だ。果物、野菜は発育不足、着色不良などが発生したり、病気にかかりやすくなり商品価値が下がる可能性が懸念される。  涼しさや日照不足は市場価格や売り上げにも影響を及ぼし、夏の風物詩であるスイカの消費も例年に比べ少ないという。今月は稲の出穂がピークを迎え、夏野菜も収穫真っ盛りとなる時期に天候の回復が期待される。
住民指導工作楽しむ 松川で子ども教室

 松川村放課後子ども教室は31日、「夏休み子ども工作教室」を松川小学校で開いた。小学3年生以上の児童約50人が、紙飛行機や竹とんぼ、ミサンガ(腕輪)やビーズストラップづくりなどを地域のスタッフに学び、自らの手でものをつくる体験を満喫した。このうち竹とんぼづくりでは、スタッフが山から切り出してきた竹を材料に、ナイフなどを用いた作り方を体験。昔ながらの手づくりおもちゃ製作を楽しんだ。
夏休み$e子で水上散策 小谷の企画 木崎でカヌー
 小谷村公民館と村青少年育成会が企画する「夏休み子ども学習」の第1弾として31日、大町市の木崎湖で「親子カヌー体験」が開かれた。約30人の参加者が、豊かな自然が広がるなか、湖での水上散策を楽しんだ。 参加者はB&G海洋センターのインストラクター・渡辺宏之さんを講師に、陸上でカヌーを操るパドルの使いかた、カヌーへの乗りかたや進めかた、バランスの取りかたなどの講習を受けたあと、ライフジャケットを身につけ、湖上に乗り出した。 参加者の多くが初挑戦といい、最初はぎこちない手つきで「くるくる回るばっかりで、行きたい方向に行けない。ぶつかりそう」とパドル使いに悪戦苦闘。慣れるにしたがってバランスのとりかたも上手になり、スピードを出して対岸の沖までこぎ進み、涼しい湖での周遊を満喫した=写真。
ブルーベリー狩り楽しむ 大町平 ひよこクラブ

 大町市平公民館未就園児親子交流事業のひよこクラブは31日、公民館近くの畑で、ブルーベリー狩りを楽しんだ。
 親子約50人が参加し、牛乳パックの空容器で作ったかごを手にした子どもたちは、黒紫色に色づいた実を小さな手で摘み取った。
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8月の一覧
白馬プレミアム商品券 きょう販売開始
 白馬村の白馬プレミアム商品券「白馬にこにこ商品券」の販売が1日午前9時から、白馬商工会館で始まる。村内約240の事業所で使用できる20%のプレミアムが付いた商品券で、地域消費の拡大を図る。商品券取り扱い事業所店頭にはのぼり旗が掲げられた=写真。 商品券は1000円券12枚(全事業所で利用できる共通券と大型店で利用できない限定券6枚ずつ)1セットを1万円で販売。5000セット用意した。有効期限は来年1月末まで。 商品券は1、2の両日を除き、月曜から金曜までの午前9時から午後5時まで白馬商工会館で販売している。売り切れ次第終了。購入枚数に限度は設けていないが、1回の購入で5セットまでとする。
高瀬中女子ソフト北信越へ 県大会3位 全国めざす

 池田町の高瀬中学校の女子ソフトボール部はこのほど、県大会で3位となり、8月5、6日に新潟県燕市で開く第30回北信越ソフトボール大会への出場を決めた。2年ぶりの全国大会出場に向けて、闘志を燃やしている。