2009年8月5日(水)付


体に絵の具開放感=@しらかば保育園で体験
 大町市平のしらかば保育園(中村祐子園長)の園児は4日、互いの体や顔に絵の具を塗りあう「ボディーペインティング」を体験した。年少から年中の園児ら約40人が快晴のもと、園庭で絵の具を付け合い、絵の具のやわらかさや開放感を楽しんだ。 園児たちに普段できないことをさせ、開放感を味あわせたいと同園で昨年から行っている。夏休み明けにも、天気を見計らって行う予定。
国営公園に子どもの力作 本社主催 家族の似顔絵入賞展
 大糸タイムス社(水久保節社長)は31日まで、「我が家の笑顔・家族の似顔絵コンクール展」を、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で開いている。園内「森の体験舎」ロビーに、子どもたちが描いた、両親や兄弟姉妹の豊かな表情が並んでいる。展覧会は、地元住民らに公園まで足を運んでもらおうと、開園を記念し開催している。大北地域の園児や小学生らが寄せた力作の中から、入賞作品115点を展示。県内外からの来場者に、地域の子どもたちの感性をアピールしている。
海と都市子ども交流 池田から横浜市磯子を訪問
 池田町と神奈川県横浜市磯子区の岡村西部連合自治会との交流で、町内の小中学生34人や引率者らによる池田町からの訪問団(団長=平林康男教育長)は1日から3日まで、友好親善交流会「第17回海と都市の体験交流」で同自治会を訪問した。現地の小中学校や、水族館・赤レンガ倉庫などの名所を一緒に訪れ、遠く離れた両地域の子どもたちが親ぼくを深めた。初日に子どもたちは自作の名刺を交換して自己紹介。学校交流では、昨年池田小と岡村小、会染小と藤の木小でそれぞれに締結した「なかよし学校宣言」の相手校を訪問。歓迎会ではそれぞれの地域を紹介し、池田の生徒は八幡神社例祭の山車や、童謡てるてる坊主のふるさととして紹介した。横浜から池田のマラソン大会に出場したという声もあり、池田への訪問を楽しみにしているメンバーもいた。 両地域は平成5年に友好親善交流提携を結び、1年ごとに相互に訪問を重ねている。
昔ながらの遊び楽しむ 小谷公民館小学生かるた大会
 小谷村公民館は4日、初の夏休み特別企画「小学生かるた会」を開いた。約40人が参加。「人権かるた」や「小谷方言かるた」を使って、昔ながらの遊びを楽しみながら、人権への意識や郷土を愛する心を高めた。 子どもたちは学年ごと小グループに分かれ、取り札の数を競い合った。人権かるたは、かるたの言葉から身近な人権問題に気づき、周囲とあたたかな人間関係を築くことを目的に作られている。「ありがとうみんな笑顔になる言葉」「教室の一人ぼっちをなくそうよ」など、人権を大切にという思いを50音に表現したかるたの内容は、子どもたちにも親しみやすいようすで、楽しそうに取り合っていた。
「戦争風化させない」 松川中生ら広島平和記念式典へ
 松川中学校の生徒をはじめとする村民7人は、原爆死没者の霊を慰め世界の恒久平和を祈念する広島平和記念式典に参加する。戦争の惨劇を風化させることなく、平和の使者として語り継ぐ人材育成への願いを込めた村の取り組みで、ことしで6年目を迎える。 式典に参加するのは松川中3年の羽田樹さん、平林泰之さん、市川未來さん、加藤未由さんと教諭、村職員の7人。5日から2日間の日程で原爆が投下された広島市を訪れ、6日の式典に参加する。 戦争を知らない世代を中心とした村民に、式典への参加を通じて平和の大切さを認識してもらいたいと、平林明人村長の呼びかけで始まった。村人材育成推進事業の国内研修として行われる。出発を目前に控えた3日、羽田さんと加藤さんは平林村長を訪れ、「戦争の悲惨さを肌で感じ、平和の大切さを友人たちに伝えていきたい」と話した。
体験通じ防火意識 北ア北部署で消防フェス
 北アルプス広域北部消防署(松田俊郎署長)で4日、恒例の少年少女消防フェスティバルが行われた。同署管内の白馬、小谷両村の小学生約30人が参加し、放水など各種消防体験を通じて消防署の仕事を理解し、防火意識を深めた。 同フェスティバルは子どもたちの夏休み期間に合わせ毎年開催しているもので、ことしで21回目を迎えた。署員が現場で着用している防火服などに袖をとおした子どもたちの歓声が響き渡っていた。
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