2009年8月14日(金)付


盆の入り 墓参り各地で

 お盆の入りを迎えた13日、各地の寺院の墓地や霊園などには先祖を迎えるために墓参りに訪れた大勢の家族らの姿が見られた。
 大町市東山の大町霊園でも、盆花やお供え物の果物などを持った多くの家族連れや、帰省した親類らが墓参りに訪れていた。
てるてる坊主 続々集合 21日から 池田アート展 実行委準備
 池田町のシンボル・てるてる坊主を募り野外に展示する、第3回いけだまちてるてる坊主アート展は21日から、同町のあづみの池田クラフトパークで開く。実行委員会は12日開き、開催に向けて最終的な内容を決めた。
 募集した作品は締め切り後も続々届き、昨年をさらに上回る約450の作品が全国から寄せられ、展示される日を待っている。町内の保育園や小学校、福祉施設などの団体からも多く集まった。県外からの応募も増え、遠くは福島県や沖縄県からの応募も。
頂点目指し24チーム激戦 池田で安筑青年野球大会
 第84回安筑青年野球大会(池田町野球連盟主催・大糸タイムス社など後援)が13日から2日間の日程で開幕した。池田町や松川村の4か所を会場に、中信各地から集まった精鋭24チームによるトーナメント戦で、大正時代から続く伝統ある大会の頂点を目指す。決勝戦は14日午後1時15分から同町農村グラウンドで行う予定。
 開会式で、前年度優勝チーム・塩尻銘材主将の清水要成さんが「この歴史ある安筑野球大会でプレーできることを喜びに感じ、甲子園で活躍している長野日大に負けないよう全力でプレーすることを誓います」と力強い宣誓を見せた。
小谷の巨木と歴史巡る 観光連盟企画バスツアー人気
 小谷村観光連盟企画・立案による「小谷探検バスツアー・歴史と巨木巡り」が8日から行われ、人気を集めている。同村は面積の8割が山林で、手つかずの雄大な自然が多く残っており、それを象徴する巨木をメーンに、村内の隠れた名所を巡るバスツアーを企画。県内外から毎回多くの参加があり、深緑の中で里山の魅力にふれている。
 第1回ツアーは16日まで、偶数日に「雨飾高原と県第1位のブナの巨木めぐり」、奇数日に「森林浴と塩の道、鎌池を歩く」の2コースで行われている。
繊細な造形美並ぶ 高橋節郎美術館で彫刻展
 安曇野市穂高の安曇野高橋節郎記念美術館友の会(藤原裕会長)主催の企画展「洞澤今朝夫彫刻展」が30日まで、同館主屋で開かれている。同市名誉市民で文化勲章受賞作家の漆芸家・高橋節郎氏(1914〜2007年)と同じ年に生まれた信州を代表する彫刻家・洞澤さん(94)=松本市=に焦点をあてた。
 楽器を演奏する少女など女性を題材にした、繊細かつ丁寧な技がうかがえる造形美が会場に広がる。石膏やブロンズ像、木彫作品約30点が並んでいる。
 洞澤さんは昭和10年から本格的に彫刻を学び始めた。39年日展に初入選し、61年「サングラスの女」で特選を受賞した。
夏空“太陽の花”満開 堀金のヒマワリ畑見ごろ

 安曇野市堀金の道の駅ほりがね物産センターに隣接するヒマワリ畑が満開を迎えている。お盆から翌週にかけて見ごろのピークを迎えそうだ。背より高くそびえる太陽の花の壁に、訪れた観光客や近隣の住民らが夏の風物詩を楽しんでいる。
 ヒマワリ畑は、遊休農地だった広さ60eの土地を利用し、一面にヒマワリが植えられ、迷路のようになっており、夏空の下でカメラを構えた来場者などでにぎわっていた。
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