葉脈生かした昆虫 国営公園でクラフト体験

 国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で、夏の思い出づくりにとクラフト体験教室が開かれ人気を集めている。20日までと、24日から31日までは昆虫クラフト教室が行われている。ヒイラギやナンテンの葉の葉脈を生かした可愛らしい昆虫づくりなどが体験できる。
 クラフトは昆虫の羽根を表現する葉脈を残した葉とさまざまな廃材の枝、種など25種類ほどを使う。体験した子どもたちはじっくりと材料を選び、製作。親子で協力しながらチョウやカマキリ、トンボなどこだわりの昆虫を作り上げていた。
家庭で温暖化防止 22日から信州エコポイント
 家庭での温暖化防止活動推進を目指す、「信州エコポイント」事業は22日から、全県で始まる。県民の「エコ活動」や、省エネ設備機器の購入に対し、協賛店で1点当たり100円相当の特典と交換できるポイントを交付する。
 電気、ガス、水道使用量の削減などエコ活動では、各家庭が参加を申し込み、活動報告書を記録する。前年同月の使用量を下回った場合、ひと月につき1ポイントを発行。「減CO2アクションキャンペーン」に参加すれば、年間3点が交付される。
 太陽光発電や高効率給湯などの設備導入に対しては、購入時に協賛する販売店でポイントカードを発行し、20〜40点を交付する。
夏の夜空を彩る 池田 松川 高瀬川で納涼花火大会

 池田町、松川村共催の第13回高瀬川納涼大花火大会は13日夜開かれ、大勢の町村民らが光と音の競演を満喫した。高瀬川大橋下流の河川敷から、スターマインや尺玉など、約2300発の花火が上がり、夜空を彩った。約1万人が打ちあがった花火を眺め、夏の風物詩を楽しんだ=写真。
 ことしは、これまでの花火に加え、新しい顔型の花火なども登場。景気が低迷するなかで、「活気付け」の意味も込めて、「尺玉」の打ち上げ数を増やすなどして盛り上げを図った。松川村役場からはシャトルバスを運行し、観客の利便を図った。
伝統の球宴で交流 八坂学友会がお盆球技大会

 大町市八坂地区の高校生でつくる学友会(丸山優太会長)主催の第59回お盆球技大会が14日、切久保グラウンドで開かれた。ソフトボールを通じて親睦を深め、地域の絆を確認。年1度の伝統の球宴を楽しんだ。
 同球技大会は、地域結束力の深まりを目的に青年が中心となり、
戦後間もなく始まった伝統ある大会。ことしも幅広い世代から多くの住民が参加し、熱戦を繰り広げた。
生物や植物を観察 白馬の木流川と親しむ会
 白馬村の有志でつくる「木流川と親しむ会」(浅香公夫会長)と同村役場観光農政課はこのほど、木流川で恒例の夏の観察会を開いた。地域の重要な水路であった同河川で、次世代の子どもたちに周辺の生物や植物を観察しながら歴史や文化を体感してもらおうと、季節ごとに行われているイベント。ことしは10年目の節目を迎え、多数が参加して夏の自然にふれた。
 参加者は網やバケツを片手に次々と川に入り、同川にすむ水生生物を採集して観察した。夏の観察会は毎年、身近な河川で水辺の生き物の観察・調査を行う県の事業「せせらぎサイエンス」とタイアップして行われている。

2009年8月15日(土)付


安曇野の魅力カレンダーに 大町シャッタークラブ

 写真愛好家でつくる、「大町シャッタークラブ」(奥原初雄会長・10人)はこのほど、平成22年のカレンダー「安曇野の四季」を製作した。写真を1年間楽しめるようにと昭和62年の第1作から始まり、5年ぶりの今作品が5作目。
 作品は、会員たちが持ち寄った写真100点以上の中から、安曇野の水田に映る夕日や、雪に覆われた北アルプス、一面のソバの花など力作13点を掲載。めくるたびにそれぞれの季節をとらえた写真が楽しめる。
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