2009年8月23日(日)付


夜美<Cベントで歓迎 安曇野アートライン協
 安曇野アートライン協議会に参加する各美術館は8月、夜まで開館する「ナイトミュージアム」を開いている。池田町の北アルプス展望美術館(町立美術館)と松川村の安曇野ちひろ美術館は21、22の両日、午後9時まで開館し、イベントで来場者を迎えた。 北アルプス展望美術館は21日、「和・洋・妖!?不思議なコンサート」開いた。竹キャンドルによる和テイストの明かりでライトアップした雰囲気たっぷりの中で、開催中の夏の特別企画展「ゲゲゲの鬼太郎と、妖怪不思議ワールド」に合わせた、「不思議な音楽」を届けた。中野市を中心に県内外で活動するプロを交えた演奏家集団「ハーモニー」が、琵琶・フルート・ピアノの異色トリオで演奏。「ゲゲゲの鬼太郎」や妖精を思い起こさせるクラシックや、琵琶を用いた平家物語の語りなどで、不思議な世界にいざなった。「崖の上のポニョ」など子どもに親しまれる妖怪の歌や、「夏の思い出」「ふるさと」などの名曲も演奏した。
北アの自然満喫 アドベンチャーゲームス
 北アルプス山麓(ろく)アドベンチャーゲームス2001は22、23、の両日、大町市の青木湖をスタート地点に開いている。全国から約130人のアウトドアスポーツ愛好者が参加。仁科三湖やサンアルピナスキー場などでカヤックやマウンテンバイク(MTB)などさまざまな競技で、豊かな自然と親しんでいる。 大会は北ア山ろくを舞台に、さまざまなアウトドアスポーツを楽しみ交流を深める大会を開こうと21世紀を前にした平成12年(2000)に始まった老舗レース。全国各地から参加があり宿泊なども含めて経済効果≠熏b「。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2009 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

8月の一覧
最高峰レーサー疾走 大町 美麻ロードレース
 実業団による自転車レースの全国大会「JBCF大町美麻ロードレース大会」(日本実業団自転車競技連盟主催)は22、23の両日、大町市美麻地区で開いている。実業団や大学から選手約250人が出場し、日本最高峰のツアーレーサー(TR)など3競技で、白熱した戦いを繰り広げている。初日は、新行公民館をスタートし権現山を登る、タイムトライアル競技を開催。住民からの大きな声援を受けた選手たちが、高低差224b、平均こう配8lのコースをものともせず、力強くペダルを踏みしめ約3`を疾走した。2日目のTRは、新行グラウンドを出発し、美麻南部の特設コースを16周・約200`を走る過酷なレース。ロードレースの全日本チャンピオン・西谷泰治選手ら、日本を代表するトップ選手も出場し大会を盛り上げる。美麻地区では平成19年から、豊かな自然など自転車競技に適した環境を生かし、全国級の自転車大会を毎年開催。地域づくり会議や住民などが、ボランティア活動など大会への支援を行っている。
18チーム白熱プレー 大糸タイムス社旗少年野球
 大町市少年硬式野球連盟(吉澤正毅会長)は22日、第21回大糸タイムス社旗争奪少年硬式野球大会(大糸タイムス社など後援)を、市内3会場で開いた。県内外から18チーム約340人が出場し、競技を通じて親ぼくを深めあった。 大会は、リトル(小学2〜5年)、マイナー(小学4〜中学1年)、シニア(中学)の各部で試合を展開。保護者や地域住民など多くの観客が見守るなか、子どもたちが日ごろの練習の成果を発揮し、白熱した試合を繰り広げた。
 安曇野ちひろ美術館の夕暮れミュージアムでは、ライティングに照らされた美術館が夜の公園に浮かび上がった。村内で開く「クリスタルシンフォニー」イベントと連携し、玄関まで灯ろうが並んだ。夏の夕涼みを楽しんでもらおうと、浴衣での来館者にはドリンクサービスが行われた。館内では「夏の夜のおはなしの会」を実施。ライトアップされた中庭で、「山の猫屋敷」「尻っこおばけ」など、夏の夜らしい、怖い物語の絵本が素話で語られた。浴衣姿で安曇野市三郷から訪れた親子連れは「虫の声を聞きながらこんなにゆっくりと巡れるなんて、夜の美術館もいいですね」と話していた。
信大留学生とクラフト工作 松川社協ボランティアが交流
 松川村社会福祉協議会が主催する小学生ボランティア教室に参加している松川小学校児童9人は22日、信州大学の留学生と交流した。同教室の国際交流事業で、国営公園大町・松川地区でクラフト工作をしたり、園内を散策し、海外の人との親交を深めた。同教室は小学生にボランティア活動や福祉に関心を持ってもらいたいと20年ほど前から行われている。国際交流事業は、長野オリンピック、パラリンピックで海外とのかかわりが多くなったことから、外国人との積極的なふれあいを設けたいと15回目を迎える。