2009年9月2日(水)付


仕事体感現場で学ぶ 高瀬中が職場体験
 池田町の高瀬中学校2年生約90人は1、2日の両日、職場体験で町内外の35事業所を訪れ、さまざまな仕事の現場に触れている。大糸タイムス社には、安部太祐君と片瀬あずささんの2人が来社。取材から印刷まで一連の新聞製作を体験した。報道に興味を持ち本社を選んだという安部君と片瀬さんは「一日記者」として本紙記者の取材に同行。稲刈りや同じく職業体験をする高瀬中生徒らを取材した。池田南保育園では、9人の生徒が年長と年少組に分かれ、紙でとんぼを作る工作や砂場遊びなどを通して子どもたちと触れ合った。安部君と片瀬さんは生徒たちの様子を写真に撮ったり、生徒たちに体験の感想や将来の職業についての意識などを聞いていた。
防災の日£n震備え訓練 大町幼稚園で避難路確認
 「防災の日」の1日、大町市の大町幼稚園(関英晴園長)で避難訓練が行われた。保育中に地震が起きた想定で、訓練。机の下に隠れたり、あわてずに避難する訓練を通して園児たちは地震に対する意識を高めた。同訓練は毎年防災の日にあわせて、園児や保育士が落ち着いて、安全に避難できるように行っている。全園児54人が参加した。ベルが鳴ると園児たちは緊迫した表情を浮かべ、保育士の「『ダンゴムシ』のように頭を守って丸まって」との指示で、机の下へ隠れた。地震が収まると園児たちは「押さない、走らない、しゃべらない、戻らない(おはしも)」を守って、静かに園庭へ避難した。
大北にも収穫の秋 各地で稲刈り 「作柄例年並み」
9月入りし、大北各地でも稲刈りシーズンを迎え、稲穂のたわわに実った水田で収穫作業を行う農家の姿が見られるようになった。松川村の農業・丸山岩和さんは1日、同村東川原のほ場でわせ米の「ゆめしなの」の収穫作業を始めた。丸山さんは、5月28日に植えた20eの水田2枚で、コンバインで収穫作業を行った。今後は10月上旬まで、計300eの水田で深山錦などを収穫する。 JA大北南部工機燃料センターによると、ことしの作柄は7月の長雨で心配されたが8月の好天で回復し、平年並みの見込みという。
大町居谷里で秋の花咲く

 大町市郊外の県天然記念物居谷湿原は、9月に入り秋の花が次つぎと咲き、初秋の訪れを告げている。 2万平方bを超える広さの湿原には、春から秋にかけてさまざまな植物が見られる。現在は黄色いキンミズヒキ、紫色のツリフネソウ、ノハラアザミ、オレンジ色がひときわ目立つフシグロセンノウ、白いノギクなどが湿原を彩っている。
チーム対抗で熱戦 大町 マレットさつきコンペ
 大町市マレットゴルフ連盟(宮尾正俊会長)は1日、30年以上続く伝統の大会「さつきコンペ」を、市運動公園マレットゴルフ場で開いた。市内の10クラブから約160人が出場し、チーム対抗戦で優勝を競った。出場選手たちは4人1組になり、36ホール・パー144のストロークプレーで試合を繰り広げた。秋を感じさせる涼しい天候のなか、和やかに試合を展開。3b以上のロングパットを決めると、周囲から歓声が起こった。
手芸で認知症予防 白馬老人クラブ連が教室

 白馬村老人クラブ連合会(太谷義男会長)は1日、同村ふれあいセンター学習室で手芸教室を開いた。 指先を使った細かい作業をすることで、脳を活性化して認知症予防につなげようと毎年行われている、同会の交流活動の一環。今回は折り紙で小物入れ作りを体験した。
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