2009年9月3日(木)付


ソバの芽間引き体験 大町市で子どもら味わう

 大町市平公民館が、伝統文化活性化国民協議会の助成事業として8月から12月まで11回にわたり開いている、ソバ作り子ども体験隊の第2回がこのほど行われ、前週にまいた種から出た新芽の間引きなどを体験した。 大人を含む13人が、借馬地区に借りた畑で間引きをし、なぜ間引きをするのかなど育て方を学んだ。
秋の白馬に快音響く 知事杯争奪マレット大会
 第14回長野県知事杯争奪選手権支部対抗マレットゴルフ白馬大会(県マレットゴルフ連盟主催)が2日、白馬村グリーンスポーツの森で開かれた。県内44支部から53チーム、総勢212人の腕自慢が参加。支部の威信をかけた団体戦に挑み、秋薫る白馬に快音を響かせた=写真。 36ホール、パー144のコースで、1チーム4人によるトータルスコアで争われた。各支部を代表する選手が集う大会とあってハイレベルな戦いとなった。90度に曲がり、コース上で木の根が邪魔するなどの難コースも、選手たちは次第に攻略。狙いを定め、ナイスショットを連発していた。 
大北でもインフル流行兆し 小谷の保育園休み
新型を含めたインフルエンザが全国的に流行期に入り、大北地域でも各自治体が対策に追われている。小谷村の小谷保育園(園児72人)では1、2の両日、相次いで園児2人の感染が確認され、2日から休園措置をとった。ともに体調は安定しており、回復に向かっている。5日に予定していた運動会は延期した。 小谷中学校でも1人の感染を確認。31日から自宅療養中で回復状況にあるという。学級閉鎖などの対策をとっていないが、村教育委員会は、村内小中学校に対して、登下校時のマスク着用などの徹底を呼びかける。大町市では、公共施設の入り口に消毒剤を設置し、広報などを通じて注意を喚起。市教育委員会が8月27日から、市内全小中学校の保護者に向け、インフルエンザへの対応を記したチラシを配布している。県は10月上旬に、流行がピークを迎えるとみて、手洗い、うがいの徹底や、飛沫(ひまつ)感染を防ぐためのマスク着用など予防策を啓発。38度以上の高熱やせきなど、発症が疑われる症状が出た場合、まず大町保健福祉事務所(大町保健所)や医療機関に連絡するよう呼び掛けている。
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9月の一覧
自然のなか季節体感 大町南小1年生 わっぱらんど探検
 大町市常盤の大町南小学校(今水茂校長)1学年児童約70人は2日、同市平温泉郷のわっぱらんど敷地内の温水路や草原で季節や自然の変化を体感した。「どんぐり見つけた」「砂で山をつくろう」などと自然を楽しみ、ふれあった。同授業は生活科の単元のなかで「夏を楽しもう・わっぱらんどへ行こう」と題して、児童たちが季節の変化や自然を楽しみ、学ぶためにおととしから行っている。体験したことは学校でレポートとしてまとめる。児童たちは少し肌寒い中、たき火で体を温めながら敷地内を探検。わっぱらんど内の、日の光で温めた水を水田へ流す温水路「ぬるめ」で水遊びや砂遊びをしたり、木々や草花を探したりと自然に親しんでいた。
変わり咲きアサガオ紹介 堀金穂高地区に多種展示 国営公園
 安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区は13日まで、緑のカーテンづくり共同企画「暮らしの中の伝統の朝顔展」を同公園野の休憩所で開いている。地域のNPOと公園で育てた、さまざまな色や姿の「変化アサガオ」が並んでいる。場内には、青や紫、ピンクなどさまざまな色で、花がひだのように細く広がったものやラッパのような形をしたもの、葉に「ふ」が入ったものなど、さまざまな姿の正木系32品種33鉢、出物系22品種50株の変化アサガオが並ぶ。地域の環境保護・景観保全などに取り組むNPO法人・あづみ野風土社のメンバーが個々に育てたものと同公園で育てたものを合わせて展示した。変化アサガオは、特殊な遺伝子で花や葉の色や形が奇形になったもので、日本では江戸時代に「変わり咲き」と呼ばれ園芸ブームの中で広がって行った。
お年寄りに「長寿弁当」 白馬社協 敬老の日前に配食
 白馬村の社会福祉協議会は2日、村内の65歳以上の高齢者を対象とした「季節のふれあい弁当配食サービス」を実施した。同事業は、高齢者の身体に合った、栄養バランスを考えた食事を提供することによって、日ごろの食生活全体への注意を喚起するとともに、安否を確認したり、孤独感を緩和することを目的として、年3回行っている。 今回は敬老の日を前に、同村の食生活改善推進協議会・新田地区のメンバーが調理を担当。民生委員ら役場関係者が神城地区の希望者33軒に配って歩いた。