2009年9月5日(土)付
教育課題を考える 県内小学校長が研究会 県内389校の小学校長が一堂に会す第59回長野県小学校長研究協議会北安曇大会が、白馬村を会場に4日から2日間の日程で始まった。「新しい時代を拓(ひら)き、心豊かにたくましく生きる日本人の育成を目指す小学校教育の推進」を大会主題に、シンポジウムや研究発表などを通じて、未来を拓く子どもの育成のあり方について考えた。 |
大町 バド国際大会で韓国へ 藤巻、奥原選手が健闘誓う 韓国で13日から16日にかけて開催される国際大会に出場する大町北高3年の藤巻嵩寛さんと仁科台中学3年の奥原希望さんは3日、市役所を訪れて、牛越徹市長に出場報告し大会での健闘を誓った。 2選手はジュニアナショナルチームに所属しており、国際大会出場者に選抜された。藤巻さんは韓日高校生バドミントン交流競技会、奥原さんは日韓ジュニアバドミントン競技大会に出場する。これまで国際大会出場の経験はあるが、海外遠征は初めて。 |
離乳食や読み聞かせ学ぶ 松川で「かむかむ教室」 松川村の生後10か月前後の赤ちゃんを対象とした親子教室「かむかむ教室」は4日、同村保健センターで開き、発達や発育、離乳食の進め方や絵本読み聞かせの大切さをアドバイスし、母親たちの悩みや疑問、不安などを解消する場とした。参加した13組の親子は、専門家の話を聞いたり離乳食を試食する子どもたちの様子を観察。同月齢の子どもであっても成長や発達、食事の様子などには個人差があることを感じたり、生え始めた小さな歯のケアや日々の生活で気になる事などの情報を交換し知識を高めた。 |
力作ポスターを審査 安曇野署と防犯協 安曇野署(関原敬泰署長)と安曇野防犯協会連合会は3日、防犯ポスターコンクールの地区入賞者審査会を同署で開いた。子どもならではの自由な発想で、防犯思想を訴えた作品が並んだ。同ポスター募集は、子どもたちへの防犯思想の普及や啓発を図ろうと毎年開催している。管内16小中学校の小4年生から中学3年生まで、四つ切りの画用紙に標語と絵を描いた力作421点が寄せられた。審査は豊科高校の山崎亨・美術教諭をはじめ、関原署長や副署長、生活安全課長の4人で実施。集まった作品から各学年ごとに計30人を選出。さらに、計8人の金賞受賞者は、県防犯協連合会のコンクールに送られる。時勢を反映し、昨年は1件だった振り込め詐欺への注意喚起を呼びかけるポスターが目立った。車上狙いのテーマも目立ち、ドアロックより頻発するガラス割りの手口に注意を訴える内容が増えていた。身近な問題として防犯ブザーの使用や万引・薬物に手を出さないように呼びかけるものも多かった。 |
介護される側を知る 池田町で認知症を考える講演会 池田町や安曇総合病院老人性認知症疾患センター(所長=中川真一院長)は4日、「老人性認知症を考える講演会」を池田町公民館で開いた。慶成会老年学研究所所長の松澤広和氏を講師に、認知症やうつ病の人を支えるため、介護される高齢者の心の内を学んだ。松澤氏は「老年期のこころを支えるために〜高齢者の心理ケアについて考える〜」と題して講演。近くに認知症の人がいるときに、できるだけ「支える」ことで、その人が穏やかに暮らせることが大切とし、当人には生活習慣の改善、家族や周囲には病気に対する正しい理解が必要とした。 |
大賞に西澤泰夫さん 大町やまびこまつりフォトコン 大町市の第31回大町やまびこまつり・フォトコンテストの入選作品が3日、決まった。市内の13人から寄せられた作品25点のうち、9作品が入賞。息の合った踊りを写した、西澤泰夫さんの「一糸乱れず」が、最優秀作品の推薦賞に輝いた。審査会は大町市役所で開き、学識経験者や実行委員会、大糸タイムス社から審査員10人が参加。躍動感ある踊りや神輿(みこし)、笑顔あふれる子どもたちなど住民の力作がそろい、審査に頭を悩ませていた。1人ポイントを気に入った作品に分配し、推薦1点、特選3点、佳作5点を選んだ。やまびこまつりは8月1日、中央通り周辺地域で開催した。祭りの楽しさを地域内外にアピールしようと、フォトコンテストを合わせて毎年開いている。 |
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