2009年9月6日(日)付


池田 マレットで健康と交流を
 池田町マレットゴルフ協会長杯マレットゴルフ大会(中島睦協会長)は5日、高瀬川河川敷のアルプス広場マレットゴルフ場で開いた。周辺地区、駒ケ根市、須坂市などから252人が参加。マレットを通して交流した=写真。同大会は交流、健康増進を目的にことし9回目の開催。中島協会長は「昨年はゲリラ豪雨で途中で中止となってしまったがことしは良い天気。ゆっくり楽しんでもらうことができると思う」とあいさつした。コースはさくら、あかしあ、やなぎコースの計45ホール・パー180。ストロークプレーで競った。前日までの整備でボールが良く転がるように整えられ、日本でも珍しい直線207bに及ぶロングコース「ドラゴンホール」も参加者を楽しませた。
高原に白いじゅうたん 大町中山ソバの花見ごろ

 標高1000bの冷涼な気候で栽培するソバどころ、大町市の中山高原や美麻新行高原でソバの花が咲き始め、真っ白いじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がっている=写真。時折、カメラを手にした写真愛好家や観光客らが訪れ、盛んに撮影する姿も見られる。
災害備え連携強化 大町で地震総合防災訓練
 大町市は5日、糸魚川−静岡構造線を震源とする大規模地震を想定し、地震総合防災訓練を社地区やしろ公園を主会場に開いた。関係機関や住民など500人以上が実戦的な訓練に参加し、災害に対する連携強化と意識高揚を図った。同公園では、災害対策本部が設置され、「避難勧告」を受けた住民が避難した。消火や救出活動、ライフラインの復旧など、多岐にわたる項目で訓練を実施。住民が消防団の指導で、バケツや消火器を手に初期消火にあたった。同市は、市内で震度6強の地震が発生した場合、全壊する木造建物などが約6000棟に上り、死者と重傷者がそれぞれ100人以上発生すると想定。被害を最小限に抑えるため、地震速報などに対応した防災行政無線の整備など対策を行っている。
田園のなか健康づくり 松川で初 ウオーキング企画
 松川村観光協会は5日、村内で初めて開催するウオーキングイベント「安曇野田園ウオーキング」を同村すずの音ホールを基点に開いた。地元、上田市、千曲市などから子ども、大人約70人が参加。村内の名所、絶景ポイントを歩き、松川村を堪能した。同イベントは県元気づくり支援金も用いて、観光客の誘客、健康増進や地元住民に地元に対する愛着をもってもらうことを目的に企画。コースは村重要文化財の観松院弥勒菩薩像や安曇野ちひろ美術館などを歩く約8・5`。参加者は散策マップ片手に名所を見学しながらウオーキング。秋晴れの空と山々を眺めながら、ゆったりとした足取りで歩を進めた。稲穂が黄金色に色づいたりトンボが飛ぶ、秋らしさを感じながらウオーキングを満喫していた。同じコースでノルディックウオーキングも行われ、観光と健康づくりを楽しんだ。
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9月の一覧
大町 コンサートで「元気に」 小ずく屋にきち兵衛さん
 大町市九日町の松直呉服店空き店舗で着物の着付け、小物などを取り扱う「小ずく屋本舗」(小林初美店主)で4日、シンガーソングライター・手仕事屋きち兵衛コンサートが開かれた。観客がきち兵衛さんの弾き語りによる歌と演奏に聴き入った。きち兵衛さんと小林店主は20年来の友人で、同店の名前をきち兵衛さんが付けるなど親交が深い。同店や同市を元気にしたいとの思いからコンサートが開かれた。コンサートはきち兵衛さんオリジナルの「安曇野」「印象派」やなじみのある「小さい秋」「遠くへ行きたい」などが歌われた。店内いっぱいに広がるしっとりとした歌声に訪れた約40人の観客は一緒に口ずさむなど楽しんでいた。
清掃で地域貢献 北陸コカコーラ4県で
 北陸コカ・コーラボトリング(本社・富山県)は5日、社員による美化奉仕活動を、管内4県で一斉に行った。大町市でも、中南信支社大町事業所の職員やその家族約20人が、市内幹線道路のごみ拾いなどに汗を流した。同事業所の職員らは、県道有明大町線の上一北交差点から宮本橋まで約5`を清掃。強い日差しが照りつけるなか、ゴミ袋を手に沿道を歩き、空き缶やたばこの吸い殻などを拾い集めていった。同社は30年間にわたり、社会奉仕の一環として社員による美化活動を継続。県内では今年、約400人が参加し、道路や河川敷など延べ74`を清掃した。