2009年9月8日(火)付


振り込め詐欺の抵抗力を 大町で全国キャンペーン啓発
 大町署や大北防犯協会連合会防犯女性部、大町市内の金融機関は7日から16日までの全国キャンペーン「振り込め詐欺抵抗力キャンペーン」初日の7日、八十二銀行大町支店周辺で振り込め詐欺啓発活動を行った。金融機関を訪れた人に振り込め詐欺に注意するよう呼びかけた。同署管内では、昨年同時期までに9件(被害額約2172万円)発生していたが、ことしは3件(同58万円)の発生にとどまった。発生件数は少なくなってきたものの、新たな手口も増える振り込め詐欺に対して初めて同キャンペーンを実施した。県内では「だまされないぞ!作戦」と題して、啓発を行う。
3色連結の記念列車人気 JR大糸線に「ジオパーク号」
 JR糸魚川地域鉄道部は6日、糸魚川市が世界遺産の地質版ともいうべき「世界ジオパーク」に認定されたことを記念して、大糸線糸魚川−南小谷間で運行されているキハ52系気動車を3両連結した「糸魚川ジオパーク号」の1往復運転を行った。 南小谷駅から糸魚川を結ぶ区間は大糸北線と呼ばれ、黄赤ツートンカラー、黄青ツートンカラー、朱の3種類の色の気動車が今も運行されて鉄道ファンに人気が高い路線。通常は1両編成で運行されている。列車はJR糸魚川駅午前10時43分発、南小谷駅同11時49分発の1往復で運行された。 黄青のツートンカラーの先頭車両には、新たに作られた「糸魚川ジオパーク号」のヘッドマークが取り付けられた。これから11月3日まで取りつけて運行されるという。
秋晴れ♂^動会で交流 大町 常盤や平地区で
 秋晴れに恵まれた6日、大町市内各地で地区運動会が開かれた。分館ごとに競技して得点を争い、家族や友人に声援を送って楽しい一日を過ごし、地域の親ぼくを深めた。 このうち、大町南小学校グラウンドでは第44回常盤地区運動会が開かれた。優勝旗返還のあと、大会長の高橋敬治公民館長は「天候不順だった夏の日差しがきょう一日に集まった気がします。ふるさとの運動会を盛り上げてください」とあいさつ。昨年優勝した西山分館の平林慶大君と降旗萌さんが「正々堂々と戦うことを誓います」と元気いっぱいに選手宣誓し、競技に移った。 グラウンドを斜めに疾走する100b走や、むかで競走などのおなじみの競技のほか、風船割りリレー、メドレーリレー、孫とゲートボールなど工夫を凝らした種目も楽しみ、世代を超えて区民が心をひとつにした。
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9月の一覧
スポーツで住民交流 白馬 分館対抗の運動会
 白馬村公民館は6日、同村スノーハープ競技場で「53回白馬村村民運動会」を開いた。村内の22地区の乳幼児から高齢者まで1000人余りの村民が参加。好天に恵まれたグラウンドで、分館対抗によるスポーツを楽しみながら=写真、各地区の親ぼくを深めた。 開会式では選手を代表し、八方・山麓・和田野地区代表のダン・マットさんが2か国語で力強く選手宣誓。外国人在住者も数多く参加し、国際色豊かな運動会が開催された。 体力を競うものが中心だった競技はこの数年、ゲーム性に重点を置き、幅広い世代が楽しく一つのものに取り組む楽しさを感じるものへと変化した。さらに忙しい村民の実情にあわせ、半日ですべての競技が終了できるよう、時間短縮をはかった。これにより今年は昨年以上に参加者が増えたといい、参加者はスタッフが知恵をしぼった遊び心満載の競技で盛り上がった。
特産野豚で薫製体験 小谷で野外料理教室
 小谷村のJA大北小谷支所女性部の平間・宮本・番場地区の会員は5日、同村雨飾高原キャンプ場で小谷特産の野豚を使った野外料理教室を開いた。多数の会員が参加し、同施設の筒井敏夫さんの指導で段ボール箱を使って手軽に楽しめる、薫製作りを体験した。 段ボール薫製は、箱の底とフタを開き、周囲に穴を開けて棒をさして金網を固定した中に食材を入れ、下部に薫煙材を置いていぶしていくもの。参加者は薫製器に香辛料をしみ込ませた野豚のブロックを並べて、煙のしみこむのを待った。併せて同キャンプ場の本格的な薫製器を使った薫製作りも体験し、味の違いを比べあった。 簡単な作りながら、じっくりと時間をかけて焼き上げられた野豚の薫製は、表面はカリッと香ばしく、中はしっとりで肉汁たっぷり。会員は小谷野豚のおいしさにあらためて感動を覚えながら舌鼓を打った。
大町 自然のなか釣果競う 篭川橋でつり大会
 北安中部漁業協同組合(猿田勝文組合長)の釣り大会は6日、大町市の篭川橋上下流で行われた。組合員や一般、約160人が参加して豊かな自然のなかで釣果を競った。 同漁協は釣り大会を前に同日早朝、ニジマス300`を放流した。ベテランの腕自慢や初心者親子連れが思い思いの場所で釣り糸を垂れ、川の両岸はファンでいっぱいとなっていた。さおにはトンボが止まり秋の訪れを感じさせていた。 今年の同漁協の釣り大会はこれで終わりとなる。9月半ばにはイワナ約600`を高瀬川水系に放流する予定で、9月末の禁漁までたくさんの釣り人でにぎわいそうだ。