2009年9月18日(金)付


大町温泉郷に「男清水」 振興願い水くみ場新設
 大町市大町温泉郷森林劇場西の森林浴コース沿いに、矢沢水源の水「男清水(おとこみず)」の水くみ場・飲み場が誕生し、入り口には案内看板、男清水には説明板も設置された。説明板には大町の水にちなんだ男清水・女清水(おんなみず)の物語が書かれている。同温泉郷再生協議会が、水の町プロポーション事業として県の温泉地・スキー場再生事業補助金と大町市の補助を受け、同市下仲町の塩入家具店前など市街地各所に設けられている居谷里水源の水飲み場「女清水」と結び、温泉郷を訪れた観光客に市街地に出かけてもらうことで、市街地との交流を図るねらい。
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9月の一覧
感染症と食中毒対処学ぶ 福祉施設職員ら研修
 県大町保健福祉事務所(大町保健所)主催の「社会福祉施設等における感染症・食中毒等の発生およびまん延防止などにかかる研修会」は17日、県大町合同庁舎で行われた。同事務所管内の社会福祉施設、保育所、市町村担当課、社会福祉協議会などの職員約100人が参加して施設で発生した場合の対処方法について学んだ。 研修内容は、新型インフルエンザ対策のほか、食中毒と感染症予防、発生した場合の対応。感染症、食中毒が発生した場合の報告と事業継続計画について。新型インフルエンザの感染拡大が懸念されていることから例年より2か月前倒して、実施した。
気軽に音楽に親しむ 平公民館でキーボード教室
 平公民館で活動するキーボード(ピアノ)サークル「ミュージックキー秋桜」(川上美恵子代表)は17日、同公民館で体験教室を開いた。市内から6人が参加。初心者向けの練習法で、キーボードの弾き方を習った。同サークルが設立以来、年1回開いている体験教室。音楽に気軽に親しんでもらいたいと行っている。参加者は「結んで開いて」などの手のウオーミングアップ、姿勢の整え方などを学んでから、キーボードやピアノを使ってレッスンを受けた。入門編となる「チューリップ」や「ちょうちょ」を確実な指の動きで弾き、奇麗なメロディーを奏でていた。会員らが秋のサークル発表会に向けて全員で練習している「会津磐梯(ばんだい)山」や各個人で練習している曲の披露も行われた。
池田町商工会が第2弾 プレミアム商品券発売
 池田町商工会は17日、今年度2回目のプレミアム付き商品券「池田町『晴れるや』商品券」を発売した。今回は限定券4枚と共通券8枚に分け、大型店以外の地域の商店での利用促進につなげる。町内の景気浮揚が期待される。同一年度に2回の発行は初めて。商品券は1万円で1000円券が12枚つづりで、1万2000分の買い物に使用できる。うち4枚が大型店以外のみで使える限定券、8枚が共通券となる。利用できる店舗は町内や近隣を含む会員事業所102店。町内の大型店3店(アップルランド、メガマート、マックスバリュー)は共通券のみ、他は限定券も使える。販売総数は前回を上回る3000セットで、町から国の景気対策特別交付金でプレミアム分の600万円を上乗せし、3600万円分の経済効果が期待される。
青色灯で防犯パト 松川村社協に新車両
 松川村社会福祉協議会(会長=平林明人村長)は16日、新しい青色回転等装備パトロール車両(青パト)を配備した。子どもたちの通学時などに巡回し、地域の安全を見守る。同日、出発式をゆうあい館で開き、テープカットなどで導入を祝った。 導入された車両は軽自動車で、パトカーと同様に白黒に塗り分けられ、大型の青い回転灯や拡声器などを装備している。日本財団から130万円の助成を受けて配備した。 同村では平成17年から地域のボランティア15人による子どもを守る防犯パトロールを実施。平成18年からは、通常の軽自動車2台に外付けの青色回転灯を装着して、毎週水曜日に巡回していた。今回の導入で、1台を新しい車に置き換えて使用する。 外見からパトカーのように目立つ専用車両を導入したことで、巡回による地域の犯罪や事故などの抑止効果が期待されている。今後は毎週水曜日の下校時巡回日に加え、他の日にも巡回の機会を増やす。