2009年9月19日(土)付


地域に感謝 道路清掃 八坂中 生徒会が伝統行事
 大町市八坂の八坂中学校生徒会は17日、地区内の主要道路を清掃する「ふるさと清掃」を行った。全校生徒48人が、県道など総延長約6`のゴミ拾いに汗を流した。 生徒たちは照りつける日差しの下で、各委員会ごと6班に分かれ沿道を清掃。ガードレール外側の急斜面も丁寧に掃除し、空き缶やたばこの吸い殻などのごみを拾い集めていった。清掃活動は、春の「ガードレール磨き」と並び、同校で毎年行われている伝統行事。生徒が自分たちの住む地域に感謝し、環境への意識を高めている。
クレーピエ53人に 白馬第2回ガレット検定全員合格
 
白馬村商工会が同村の風土メニュー・そば粉ガレット(クレープ)のスペシャリストを独自認定する今年度2回目の「白馬クレーピエ」の検定試験が16日、同村神城の農業体験実習館で行われた。 村内の宿泊業者を中心にこれまでで最多の23人が受験。料理研究家の横山タカ子さんと地元関係者ら5人が審査を務めるなか、受験生はそばに関する歴史や栄養などの知識問題と、この日のために考案した主食とデザートの2種類のオリジナルガレットを焼く実技試験に挑んだ。 「地産地消の安全安心の食材を使い、旬のものを乗せてあること」をテーマに、知恵と工夫を凝らした作品の数々は審査員をうならせるレベルの高さだった。今回も満点獲得者や高得点者が多くあり、審査の結果全員が合格した。 今回の認定により、同資格認定者は53人となった。商工会では今後、認定者と連携を取りながらガイドブックなどを作成し、地域資源を活用したご当地グルメ「白馬ガレット」を広く発信したい考えだ。10月には全認定者のガレット料理を味わうことができる「白馬ガレット祭り」を企画している。
炭で作品仲間と交流 県シニア大北学部

 県シニア大学の大北学部は16日、同部の講座の一環としてクラブ活動を行った。地域の専門指導者との現地学習で、芸術や文化・健康づくりなど、趣味と教養の充実をはかり、仲間との交流を深めた。 このうち昔ながらの里山文化から学ぶ「炭の植栽クラブ」(藤岡亀雄代表)は、小谷村の農林業体験施設「おらが郷」で、同施設の山本国弥さん・友子さん夫妻を講師に炭の飾り物作りを体験した。
危険個所に反射器 安協平支部が取り付け
 21日から始まる秋の交通安全運動を前に、大町市の大町地区交通安全協会平支部(中村博郎支部長)は18日、管内の交通事故多発交差点などに、LEDライトが点滅する反射器を設置した。 太陽光で発電したものを蓄電し、暗くなるとライトがピカピカと点滅して車の運転手に注意を促す。 地区安協から15個が交付されたことから、過去に交通死亡事故が発生した野口秋葉林の市道交差点のほか、西原運動公園付近、平公民館付近などに、中村支部長ら役員がコンクリートボンドで張り付けた。 平支部管内では昨年度、交通死亡事故が多発したが、ことしは今のところ交通事故発生が少ないことから、支部長らは少しでも事故防止に役立てたらと願っていた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2009 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

9月の一覧