2009年9月25日(金)付
白馬青こしょう新発売 地元企画「特産品に」 白馬村で食品加工販売業を営む東三善さんはこのほど、青唐辛子を粉末調味料にした「白馬青こしょう」を新発売した。通年販売が可能な新たな特産品として話題を集めている。 |
秋の連休入り込み上々 大北の観光地にぎわう 初の「シルバーウイーク」を迎えた大北地域は19から23日の大型連休中、好天や高速利用料1000円を追い風に、観光客でにぎわった。大町市の県道扇沢大町線は、黒部ダムなどへの観光客で込み合い、扇沢駅に向かう車が一部、篭川臨時駐車場で入場を制限された。関西電力黒四管理事務所は20から22日まで、同県道に臨時駐車場を設け、扇沢駅とを結ぶシャトルバスを運行。同駅と臨時駐車場が一時満車となり、職員が来場者の案内など、対応に追われた。同事務所によると、期間中の黒部ダム来場者数は、約7万3000人と、5月の大型連休(1〜5日)の約7万6000人に匹敵。21日には、同県道の臨時駐車場から西原交差点まで、約6`の渋滞を確認したという。国営アルプスあづみの公園大町・松川地区では期間中、約1万2000人が入場。22日に7月の開園以来、入場者が10万人を突破し、記念式典を開いた。松川村の安曇野ちひろ美術館は21日、敬老の日に合わせ65歳以上の入場料を無料に開館。期間中の入場者が1万人を突破した。 |
舞台曳き幻想的一夜 池田で八幡神社例大祭 北安曇郡内最大級の秋祭り、池田町の八幡神社の例大祭は23、24日、町内や神社境内で開かれた。23日の宵祭りでは、旧池田町内8地区のちょうちんが飾られた8台の曳(ひ)き舞台が町内を練り歩き、若衆の威勢のよい掛け声や、舞台に乗り込んだ子どもたちの祭ばやしの演奏が町に響き、池田の夜を華やかに彩った=写真。各町ごとの舞台は祭典旗に率いられ、歩行者天国の町内8地区を巡り、神社に向けて合流。舞台の上に登った若衆が采配(さいはい)を振り、舞台を見ようと通りに姿を見せた見物客からは絶えず歓声が飛び交った。境内には多くの人が詰め掛け、並んだ出店が祭りムードを盛り上げた。最高潮を迎えた午後9時ころ、曳きぞろえを終えた舞台が掛け声とともに境内に1台ずつ登場し、来場者は地元の舞台が登場すると大きな歓声を上げていた。 |
安曇野市の文化拠点に 豊科交流学習センター起工 安曇野市豊科交流学習センターの起工式は24日、豊科近代美術館に隣接する建設現場で開いた。起工式には関係者ら約70人が参列。図書館や多目的ホールなどを擁する文化交流の拠点建設に向けて、安全祈願祭などで工事の安全と無事の完成を祈った。来年秋に完成し、23年オープンの予定。 同センターは鉄筋コンクリート3階建て瓦ぶきで、延べ床面積は約2616平方b。安曇野市図書館分館として、蔵書6万5000冊の豊科図書館を核に、200席の多目的交流ホールや、講座などに使える6室の学習室、同市名誉市民の熊井啓監督の顕彰室などを備える。建設地は豊科近代美術館や南安曇教育会館、武道場などを備えた一角で、市の文化活動の拠点として美術館と連携し、市民の展示スペースなどとしても活用できる。工事費の合計は8億5785万円で、まちづくり交付金や合併特例債、旧町や新市で積み立ててきた3億円の基金などを財源とする。工期は来年度10月下旬までで、3か月ほどの準備期間をおいて23年1月ころのオープンを予定している。 |
ウッドチップ道整備着々 白馬木流公園で住民手作り 白馬村の木流公園で、間伐材を活用した住民手作りの遊歩道整備が進んでいる。同公園を維持管理するボランティア団体「木流川と親しむ会」(浅香公夫会長)が取り組むもので、園内を流れる木流川沿いにウッドチップを敷いている。環境・景観保全をキーワードに、自然に調和した散策路ができてきた。連日、多くの家族連れが足を運び、憩いの場として定着しつつある。 ウッドチップ遊歩道は、園内クマ対策で出た間伐材の有効活用などを目的にことしで2年目の取り組み。県から借りた木材を砕く機械でチップを作り、敷きならし作業を継続している。これまで200bほどがウッドチップロードとして整備されてきている。 川沿いを縫うように続くチップロード。間伐により以前より豊かに、木漏れ日が差し込む園内には、多くの子どもたちの姿がある。 同会は村内有志により10年ほど前に発足した。公園維持管理のほか、子どもを対象とした自然観察会なども主催している。 |
各地で巨人Vセール プロ野球セ・リーグの読売巨人軍が23日、3年連続42回目のリーグ優勝を飾ったことで、中信地区の店舗などでも優勝記念セールを開催したりイベントなど計画している。松本市の井上百貨店では本店やアイシティ21店、ライフ井上穂高店で24日から、「読売ジャイアンツセ・リーグ優勝おめでとうセール」が始まり、26日までの3日間開催する。本店とアイシティ21が中心で、割引セールのほか原辰徳監督の背番号と同じ88円の均一セールなど行っている。大町市日の出町のすし店「一番鮨」では、巨人軍優勝の際に恒例となっている「全品5割引サービス」を30日午後5時から実施する。店内での飲食に限り、出前・持ち帰りは不可。ネタが無くなり次第終了する。 |
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