鳥獣被害の対策学ぶ 小谷村で専門家講演
 小谷村有害鳥獣駆除対策協議会は24日、信州大学農学部技術交流普及部の泉山茂之准教授を講師に招き、同村役場で「有害鳥獣対策講演会」を開いた。
 サルやクマといった野生鳥獣による農作物被害などが急増していることから、正しい知識と的確な対策で被害防止に努めようと企画。被害に悩む農業者らが多数参加して、講師の話に耳を傾けた。
 泉山さんは「有害鳥獣の特性から考えられる対策方法について」と題し、長年にわたり、調査研究を重ねた鳥獣の生態や被害を受けている市町村の取り組みなどを説明した。
塩の道魅力ふれ完歩 小谷公民館の里山紀行

 小谷村公民館は25日、成人教室の一環として身近な里山の魅力にふれる「里山紀行」を開いた。
 小谷村の塩の道を歩きつくす「塩の道・再び」シリーズの最終回企画。これまで3回にわたって姫川の東側の塩の道を歩き、今回で完歩となった。25日は白馬小谷研究社の田中元二さんの案内で、前回の到着地の番場地区から、塩の道祭りの小谷コースの千国街道を経由して、白馬村の落倉までを歩いた。
長寿祝い児童の歌や朗読 大町八坂地区で敬老会

 大町市の八坂地区敬老会は25日、同地区の宿泊施設・明日香荘で開いた。地区内の74歳から95歳までのお年寄り約120人が出席。地域の住民や小学生が長寿を祝った。
 会場では、八坂小学校4年生・野文太郎君と北澤佑妃乃さんが、北澤かめよさん(95)と吉家重信さん(91)に花束を贈呈。児童10人が「昔のことを聞かせてほしい」、「元気で長生きして」などメッセージを送り、絵本の朗読や合唱を披露した。
プロの演奏身近に 大町市内小学校でコンサート
 大町市は27日、第一線で活躍する演奏家による「クラリネット&ハープデュオコンサート」を、市文化会館で開く。事業の一環として25日、美麻と八坂小学校で演奏会を開き、児童たちがプロの奏でる音楽と触れ合った。
 美麻小学校では、クラリネット奏者・小谷口直子さんと、ハープの福島青衣子さんが演奏を披露。4年から6年生まで32人が、木管の軽快な響きと弦楽器の優雅な音色に聞き入っていた。
中高年登山の事故防止を 大町で中部地区指導者講習会
 日本スポーツ振興センター国立登山研修所、日本山岳協会、県教育委員会主催の中高年安全登山指導者講習会「中部地区」は25日、大町市の県山岳総合センターで15府県の約60人が参加して開講。27日までの日程で、中高年の体力に応じた登山知識や技能についての研究、協議を行っている。
 史上最悪期となっている登山事故防止に役立てるため、中高年登山指導者の養成と安全な登山普及を図ることを目的に開いている。参加は長野、新潟、富山、京都、大阪など15府県の地域、職域中高年登山グループリーダーと指導者、府県山岳連盟、府県市区町村教育委員会、旅行会社主催のツアー登山関係者など。
思いやりの運転呼びかけ 道の駅松川で交通指導所

 秋の全国交通安全運動期間中に合わせ、長野県交通安全運動推進北安曇地方部(部長=小須田幸一・北安曇地方事務所長)は24日、交通死亡事故が頻発した県道有明大町線北アルプスパノラマロードにある松川村の道の駅安曇野松川で交通指導所を開設し、思いやりを持った安全運転を呼びかけた。

2009年9月26日(土)付


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