2009年10月7日(水)付


交通安全を呼びかけ 大町北小の少年団
 大町市の大町北小学校(丸山峯男校長)の交通少年団に所属する児童6人は5日、通学路2か所で登校する児童たちにあいさつの推進や交通安全への注意を呼びかけた。同校交通少年団の自主的な活動として、初めて実施したもので、子どもたちから、あいさつや交通ルールを守る気持ちの定着を目指す。同校では、毎月5日と20日に、職員やPTAが「街頭指導の日」として、通学路に立ち、指導にあたっている。子どもたちの先頭に立つ、交通少年団からあいさつや交通安全厳守の励行を呼びかけることで、さらなる意識向上につなげる。
故郷でプロの歌声披露 松川で鈴木さんシャンソンコンサート
 シャンソン歌手・鈴木さなえさんのコンサートはこのほど、松川村のすずの音ホールで開いた。村出身の歌手の歌声が新たなホールに響き、会場を埋めた約250人の聴衆が聴き入った。ステージでは「サントワマミー」や「愛の賛歌」など、越地吹雪さんの歌や、「ふるさと」「千の風になって」などの名曲を、ピアノのケミー西丘さんの伴奏で披露した。パントマイムのさとうゆみさんも共演し、ステージを盛り上げた。 同ホールが完成したことに合わせて、39年度に松川中学校を卒業した同級生が中心となって「さなえを応援する会とその仲間たち」(榛葉良子代表)をつくり、ふるさと松川村での公演を実現した。 鈴木さんはこれまで松本市などでは公演したが、村内で歌を披露したことはなかった。美声を耳にした同級生たちは「昔はそんな道に進むとは思わなかった」と、学友の成長ぶりに感動していた。
愛犬との暮らし再確認 池田の教室 まとめの会
 池田町創造館は4日、「愛犬との暮らし方教室」まとめの会をあづみ野池田クラフトパークで開いた。ことし3月から5月までに6回開いた同教室の、参加者が学んだ犬とのかかわりを復習し、遊びを通してその後の暮らしぶりを披露し交流した。県内各地から約40組の飼い主と愛犬が参加。晴天の下、犬と遊ぶ「だるまさんがころんだ」やジャンプ大会などのゲームを楽しみ、広々とした芝生に広げられた遊具などで飼い主と犬が楽しく戯れた。参加者には豚汁が振る舞われ、飼い主同士や犬たちが触れ合った=写真。同教室は数年前から、中信地区を主とした愛犬家によるドッグワントレーナーズ倶楽部(山本泉代表)を講師に、犬との付き合い方を学ぼうと開催。まとめの会は昨年から、講座後の生活ぶりを再確認する集大成の場として開いている。
緊急支援食料募る 安曇野市で国際交流フェスタ
 安曇野市を拠点に外国人支援や国際交流推進のボランティア活動に取り組むAzuminoハートネットワーク(AHN、丸山美枝代表)は4日、「国際交流フェスタ2009〜世界の国からこんにちはin安曇野」を同市穂高の穂高会館で開いた。今回はサブタイトルに「助け合い励ましあって不況を乗り切ろう」と題し、外国人緊急支援のための食料品寄付を募った。米やインスタントめん、缶詰などの日持ちする食材や食料品などを集めた。世界的な不況の影響で外国人労働者も解雇が進み、日々の生活に困る人も増えてきたといい、不安定な生活を支えようと行った。学校や技術習得、生活などを支える情報コーナーも置かれた。会場内にはブラジルやオーストラリア、アメリカ、フィリピン、ニジェール、インド、中国、韓国など10国以上のブースが並び、各地の特産物や料理、衣料などが展示された。ステージではアフリカンダンスやインドネシアのバンド、和太鼓などが演奏され、参加したさまざまな国の住民が一緒になって踊るなど、一体となって触れ合った。
エコバッグ利用して 大町でレジ袋削減を啓発
 県北安曇地方事務所は5日、県の「レジ袋削減県民スクラム運動店頭キャンペーン」を、大町市常盤のベイシア大町店で行った。同事務所や大町市、住民団体などから12人がチラシや花の種を配りながら、来店者にエコバッグの普及とレジ袋削減を呼び掛けた。スクラム運動は昨年10月から、「県におけるレジ袋削減のための協定」を締結した県内事業所の店頭で実施。併せて、普及率の実態調査を行っている。大北管内では11店が参加している。同事務所環境課によると、管内のマイバッグ普及率は、昨年10月からの平均で約49l。普及率が低い、若年層の男性への意識啓発が課題になるといい、さらに普及率を高めるため、事業所の協力が必要。地域を挙げて取り組んでいきたい」と話した。
森の素材でクラフト 白馬 木流川で秋の観察会
 白馬村の有志でつくる「木流川と親しむ会」(浅香公夫会長)と同村役場観光農政課は6日、恒例の秋の観察会を開いた。 地域住民や地元小学生など多数が参加して、親水公園周辺で散策やクラフト作り、焼きいもを楽しんだ。 散策後は会員の指導で自然素材をふんだんにあしらった飾り物や実用品クラフト作りを体験し、地元で採れたサツマイモを使って落ち葉で焼きいもを作り、楽しく交流を深めた。今回参加者が作ったクラフト作品は、同会の活動の成果発表として、11月の村文化祭で展示する予定という。
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