2009年10月21日(水)付


園児交通ルール学ぶ 大町市平で安全教室
 大町市の大町地区交通安全協会平支部(中村博郎支部長)と女性部(岡沢美代子部長)は20日、平地区にある市立しらかば保育園と私立りんどう幼稚園児を対象に、交通安全教室を開いた=写真。 両園から約100人の園児が平グラウンドに集まり、県交通安全教育支援センター職員がチンパンジーの人形と腹話術で、道路の歩き方、信号の見方、横断歩道の渡り方などを分かりやすく教えた。 ルールを学んだ園児たちは、さっそくグラウンドの模擬信号機と横断歩道を使って、「信号が青になったら、右を見て、左を見て、もう一度右を見て、車が来ないことや止まってくれたことを確認してから手を上げて渡りましょう」と習い、横断歩道の渡り方などを実践した。
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10月の一覧
イモ掘りで喜び実感 松川農業小や小谷保育園
 松川村の村営農支援センターや農業委員会などが管理する「安曇野松川農業小学校」の農場で19日、松川北保育園(松島幸子園長)の園児や保護者による、野菜の収穫が行われた。地域の人たちの協力と理解で、食物を育て収穫し食べるまでを子どもたちに体験させる食育の一環。参加者たちは収穫の喜びを自然の中で味わった。収穫を心待ちに訪れた年少、年中児90人は、9月に年長児がタネをまいた「エベレストダイコン」を抜き取り、5月末に苗を定植したサツマイモ「紅あずま」を土の中から掘り出した。
「火の用心」大切さ知る 池田の園児 消防署見学
北アルプス広域南部消防署(奥原一繁署長)は19日、園児防災教室を開いた。池田町内の北、南、会染の3保育所の年長児76人が幼年消防隊のはっぴを着込み、放水体験や煙体験、消防車の試乗やビデオ鑑賞などを通し、消防士の仕事や「火の用心」の大切さに触れた。放水体験では、園児たちは防火服に身を包みヘルメットをかぶって気分は消防士。消防ポンプ車から延びたホースを手に、空に放水した。
24時間耐久MTB熱戦 白馬スノーハープで大会
 白馬村の白馬スノーハープ競技場で17、18の両日、「白馬24時間マウンテンバイク大会」(白馬さのさか大会実行委・日本マウンテンバイク協会主催)が開かれた。同競技は数人のグループまたは個人で24時間の昼夜にわたり、スノーハープの特設コースの周回数を競うキャンプ型イベント。海外では年間のシリーズ戦、全米選手権、世界大会が開催される、愛好家に人気の種目で、日本では国内初の公認大会が冬季五輪の会場となった同コースで昨年行われており、今回で3回目。 日本のトップレベルの競技者や、地元中学生のアルペンスキーチームなど、昨年を上回る80人余がエントリー。最高記録を狙う本格的なライダーや、自然の中でのんびりとキャンプを楽しみたい愛好家などが、それぞれの目的別クラスごとにレースを行った。 選手はコースの反対側に愛車を置き、一斉スタートで200bの距離を走って自転車に飛び乗り、スタートするル・マン方式で競技に参戦。長時間の過酷なレースで、完走目指して懸命にペダルをこいでいた。
「巨木を観光資源に」 小谷で初研修 理解深める
 小谷村の観光名物となりつつある巨木の知識を深める初の研修会がこのほど、村内で開かれた。観光関係者ら約20人が参加。県林業総合センター研究員を講師に、村内に点在する樹齢数百年のブナやトチなどの巨木を巡った。巨木に着眼した新たな観光メニューの発信につなげたいと村観光連盟が企画した。 北野地区や雨飾高原などにある巨木名所を見て回った。同センター研究員から巨木化する条件や保護策などについて説明を受けながら、近年注目されてきた村内巨木に理解を深めた。
そば打ちで住民交流 常盤西山で分館講座
 大町市常盤西山公民館(館長・山下昇一区長)のそば打ち講習会は18日、同公民館に男性を含む地区住民約30人が参加して開いた。常盤公民館の分館講座の一環で、西山区厚生部が中心となって開催。同地区の綿内邦彦さんを講師に粉のこね方、延ばし方、切り方、ゆで方まで、そば打ちの基本をひと通り学んだ。計12`余のそば粉を使って全員がそれぞれの行程を体験し、「延ばすのがむずかしい」など感想を話しながら、真剣な表情で取り組んでいた。終了後は早速試食して打ちたてを味わうとともに、各家庭に持ち帰った。区役員らは「昨年は健康体操を実施しましたが、分館講座で一層地域住民の親ぼくと交流が深まればと思います」と話した。