2009年10月22日(木)付
親子焼きいもに舌鼓 大町社の親子や園児 大町市社公民館(矢口一平館長)の未就園児対象の親子教室「なかよし広場」と同地区どんぐり保育園(小田切恵美子園長)は21日、同園で焼きいも大会を開いた。親子20組と園児ら63人が、自分たちで収穫したサツマイモを焼き、甘い香りに「秋がきたって感じだね」とゆっくり味わった。 |
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伝統料理に舌鼓 小谷 食と農の文化祭 小谷村役場を会場に18日、「2009・小谷村の食と農の文化祭」(同実行委主催)が開かれた。 会場では料理名人の女性たちが、地域に伝わる伝統的食材や地場産野菜を使った家庭料理を持ち寄って、レシピとともに紹介する「おたりの味のお祭り」と題した試食コーナーが設けられた。日ごろ食べ慣れている漬物や保存食、煮物など「おふくろの味」がずらりと並び、来場者は「懐かしくて優しい味」「こんな食べ方もあるんだ」と、感心しながら舌鼓を打っていた。 |
丹精込めたキク見ごろ 白馬内山の女性3人育てる 白馬村内山地区で、地域の女性3人が育てている色とりどりの菊が見ごろを迎え、訪れる人の目を楽しませている=写真。同村公民館の生涯学習講座で菊作りを受講したのをきっかけに、菊作りに本格的に取り組むようになった。今では大菊をはじめ、鉢植えした小菊を針金にはわせてせり出した形にする「懸崖(けんがい)」、1本の幹から数十の大輪の花を咲かせる「千輪菊」といった高度な技術を必要とする造形菊など、200鉢余の菊が、3軒の庭を埋め尽くすように咲き乱れるまでとなった。 時期を同じくして田んぼのあぜに赤や黄、白色の小菊を植え、地域の美化にも貢献している。田園の広がる静かな集落の内山地区は女性たちの活躍でこの時期、菊の里の名所として知られるようになり、訪れる人も多くなったという。 現在は3本立てや5本立ての大菊が見事に咲き誇っている。ことしは比較的開花が早かったというが、造形菊は3分咲きといったところで、これから晩秋まで色とりどりの菊が楽しめそうだ。 |
人訪れる美しい村に 小谷中 総合学習で清掃ボラ 小谷村の小谷中学校3年生27人は19日、総合的な学習の時間「小谷学」の発展学習として村内清掃ボランティアを行った。 生徒は今年度、同授業で「小谷の将来を考える」をテーマに、人口、生活、財政、観光という4つのグループで学習を行った。このほど同校で行われた学習発表会で、観光のグループが「多くの人に訪れてもらうためには美しい村づくりが必要。みんなの力で少しでも村をきれいにしよう」と提案。学年全体での清掃奉仕の実施を決めたという。 19日は日ごろ自分たちがお世話になっている学校周辺の公共施設や国道148号沿いの通学路などでゴミ拾いや清掃活動を行った。 |
のびのび過ごし里帰り=@北小谷 紙すき牧場で下牧作業 小谷村北小谷の「紙すき牧場」で21、22の両日、同牧場に夏の間預けられていた牛が、酪農家の元へ帰る「下牧作業」が行われている。 今年度は大北管内や糸魚川市を中心とした酪農家から委託を受けた乳牛、和牛のメス約50頭を6月から受け入れて放牧。牛たちは管理人の鷲沢啓二さんと松澤嘉久男さんの2人の世話で、標高850bから1200bにある43fの牧区を移動しながら約5か月の間、のびのびと過ごしてきた。ことしは雨が多かったことで牧草がよく育ち、牛たちは平均100`も体重が増え、毛づやも良く足腰も丈夫に育った。 酪農家から迎えのトラックが到着すると、牛たちは体重測定と妊娠確認を行ったあと、運搬車へと誘導された。 雄大な高原の放牧場でひと回りもふた回りも大きくなった牛たちは、「まだ帰りたくない」と足を踏ん張り、移動するのに一苦労。飼い主や管理人らは「さあ、帰ろう」と数人がかりでなだめすかして荷台に上げた。牛たちはなおも名残惜しそうなようすで牧場を後にしていった。 |
ラ・カスタ秋真っ盛り 大町常盤 ガーデン見ごろ 大町市常盤のアルペンローゼが運営する「ラ・カスタ・ナチュラル・ヒーリング・ガーデン」で、秋の花木が見ごろを迎えている。紅葉と色とりどり花が園内を飾り、来園者の目を楽しませている=写真。 20日はツアー客など多くの来園者が、ダリアやコスモス、赤く色づいたカエデなどを見学。化粧品工場を併設した園内を散策し、「きれいで良いにおい」と、「美と癒しの空間」を満喫していた。 |