樹木から雪崩対策探る 白馬小谷でNPOが現地学習
 雪崩事故の防止や救助などに取り組む白馬村のNPO法人「ACT」は25日、白馬と小谷の両村で「樹木が語るAvalanche Path探訪会」を開いた。本格的な冬シーズンを前に、雪山で活動するために雪崩について正しい知識を身につけ、雪と雪崩に関する認識を高めてもらおうと企画。 同会員で雪崩研究の第一人者、アルプス雪崩研究所所長の若林隆三さんが講師となり、小谷村の栂池自然園と白馬村の猿倉周辺の中山沢で現地学習を行った。

2009年10月27日(火)付


高山の現状知る 大町でシンポジウム
 大町市、大町市教育委員会はシンポジウム「日本アルプス・富士山・白山・研究室発 高山の自然は今… そしてその未来は…?」を25日、サン・アルプス大町で開いた。同市の「山岳文化都市宣言」7周年記念事業。日々変化している高山の現状を把握してもらおうと、開かれた。大町山岳博物館で開いている同企画展を担当した研究者6人がそれぞれ、最新の研究結果をもとに高山の現状を紹介。来場者とのディスカッションも行われた。
地震備え意識高める 小谷で総合防災訓練
 小谷村で25日、同村栂池社会体育館を会場に総合防災訓練が行われた。地域住民と村消防団などの防災関係機関ら多数が参加して、大規模直下型地震を想定した実践的な訓練で、万一に備え防災意識を高めた。 初動態勢や安否確認、救命救急活動などを中心に、より実践的な訓練が実施された。参加者は地区ごとに班に分かれ、AEDを使った救命法、地震体験車や初期消火などの訓練を体験した。 被害の特に大きい災害現場を想定し、トリアージ訓練も実施された。トリアージは負傷者の救急搬送の優先順位などを負傷の度合いをタグで色分けして判断するもので、熱心に説明を聞きながら、万が一に備えて必要な行動を一つひとつ確認していた。
収穫祭で自然体験 大町わっぱらんどで10周年
 大町市平温泉郷の大町グランドワーク「わっぱらんどの会」(小林敏弘会長)は25日、わっぱらんどで収穫祭を開いた。ことし10周年を迎えた収穫祭に、市内などから約30人が参加。わっぱらんどから流れる水で育った新米のおにぎりやきのこ汁を味わったり、カワニナを大出ホタルの里に放すなどイベントを行った。 同会が10周年記念事業として取り組んできたツリーハウスはことし6月から製作作業を開始。日本財団の助成を受け、ほぼ毎週、会員らでつくりあげてきた。ミズナラの木を支柱に、市内から集めた廃材を用いて、高さ約5b、幅約4bのハウスが完成しようとしている。第1期工事を終えて、壁や屋根を今年度末までに完成させ、お披露目する予定。温泉郷周辺の11の市民団体でつくる、ぐるったネットワークで春、夏と行ってきた講座「森の案内人になろう」もイベントの一環として行われ、完結として、秋の森を探索した。わっぱらんどコースガイド講師・市川喜代志さんが先導し、森のなかを散策。植物の名前を覚えたり、木の実を採ったりと自然を学んだ=写真。
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10月の一覧
災害対応で飲料提供 松川村と自販機管理2社協定
 松川村と、県内に営業所を持つ自動販売機オペレーター業2社は26日、災害時における飲料水供給の協力に関する協定を結んだ。備蓄用の飲料水を提供した上、地震や風水害が発生した際には飲料を被災者に優先的に調達する協定で、災害時の村民生活を守る環境を整えた。締結したのは、北陸コカ・コーラグループのベネフレックス中南信支社=原智和支社長=と、ダイドードリンコベンディング共栄会の中部カーラ・コマース松本北営業所=本木智明所長=の2社。両社とも地域貢献の中で北陸や中部各地の市町村と提携を結んでおり、今回は村からの打診を受けて、協定を結んだ。協定内容によると、災害時に備えた備蓄用に500_g入りペットボトルの飲料水を2社で2400本を提供する。村では村役場で保存し、非常時に備える。災害発生時には村の要求に応え、容器入りの水やお茶、スポーツ飲料や清涼飲料水などを優先的に供給・調達する。
ハロウィーン盛り上がる 白馬村子どもが仮装
 白馬村のエコーランド通りをハロウィーンにちなんだ仮装をした参加者が練り歩くイベント「白馬deハロウィン」(同実行委主催・松崎伸三郎代表)が25日に開かれ、外国からの移住者を含む多数が参加してにぎわった。 ハロウィーンはキリスト教で亡き聖人たちを祭るカトリックの伝統行事。秋の収穫を祝い、悪霊を追い払う意味合いなどがある。日本では仮装した子どもたちが「トリックオアトリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)と、お菓子をねだりながら練り歩く風習がよく知られ、最近では日本でも各地で実施されて、同イベントが市民権を得た感がある。 白馬ではエコーランドとみそら野の住民有志がオフシーズンの誘客と活性化につなげようと、毎年実施している。外国人移住者も多いことから、外国人による積極的な協力・支援が行われている。実際に店や住宅を訪ねる形式のトリックオアトリートは国内ではほとんど例がないといい、ことしも本場さながらのイベントが見物客の目を楽しませた。