2009年10月31日(土)付


せんべい汁に活性化学ぶ 大町 地域ブランド連続講座
大町市の第6回地域ブランド連続講座は29日夜、同市役所で行われた。青森県八戸広域観光推進協議会観光コーディネーターで八戸せんべい汁研究所・事務局長の木村聡さんの「八戸せんべい汁を通じた地域活性化」を聴いた。 大町市は地域の総合力を高めることを目的に信州大学と地域ブランドの共同研究を行っている。講座は地域ブランドに関する知識を学び具体的な活動に結び付けていくことを目的に年間を通じて開いており、4回目からは外部から講師を招いて実施している。 講師の木村さん=写真=は、八戸地域を代表する郷土料理の八戸せんべい汁を全国ブランドにしようと市民有志で八戸せんべい汁研究所(汁研/じるけん)を立ち上げた。プロモーション活動を展開するなどの活動をしている。
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10月の一覧
松川の新そば味わって 村内7店スタンプラリー
 松川村内のそば店で新そばを味わいながらスタンプラリーを楽しむ「信州安曇野松川村新そば祭り(松川村観光協会共催)」は30日、始まった。村内の参加店舗7店で県内産の新そばを提供し、スタンプを集めて応募すると豪華商品があたる。11月8日まで。松川村内のそば店を巡って店ごとに個性あるそばを食べ比べ、新そばを味わってもらいたいと毎年開いている。協賛店ではのぼり旗を立て、来場者を迎えた。各店舗では初日のお昼時から、香り豊かな新そばを味わう村内外からの来場者でにぎわっていた。
松川で力作並ぶ文化祭 池田は新型インフルで中止
 村政施行120周年記念松川村文化祭は30日、すずの音ホールで始まった。ホール完成後の初の文化祭で、村民が取り組んできた文化活動による数々の作品を一堂に集め展示した。会場には絵画や写真、陶芸、書道、鉄道模型、菊花展などの個人作品や、地区やサークルの子どもたちが作った合作作品などが並んだ。昨年までは村役場や旧公民館で展示や芸能発表を開いていた。今回は1会場に集約したため、多くの作品を一度に見ることができる。 池田町では、30日から始まる予定だった池田町文化祭は新型インフルエンザの影響で中止となった。小学校などで休業措置をとるなど新型インフルエンザの流行のきざしが見え始めたことから、今週に入り開催を断念。収束のめどが見えないことから、延期せず中止とした。
和の心 海越えアラブへ 松川の響岳太鼓 公演に出発
 松川村の信濃国松川響岳太鼓(茅野英太郎会長)は11月1日から4日まで、アラブ首長国連邦の首都アブダビやドバイで開く「世界思想家フェスティバル」でのインターナショナル和太鼓演奏会に出演する。同フェスは、アラブ国立大学の高等技術大学(HCT)が、ノーベル賞受賞者など世界各国の文化人や知識人を招いて開くシンポジウムや文化イベント。在アラブ日本大使館とHCTが共催で日本の文化を伝えようと和太鼓演奏会を企画し、ブラジルやコロンビア、トルコなど在外公館での公演を成功させた同会を招いた。外務省の在外公館企画文化事業にも認められ、農水省の「日本の味」プロモーションも兼ねる。響岳太鼓からは大人と高校生の10人が出場。30日から7日まで日本を離れる。メンバーたちは前日の29日夜、大町温泉郷の緑翠亭景水で演奏した後、深夜に出発。関西国際空港に向かった。
黄色と赤 紅葉競演 池田長福寺イチョウとモミジ
 池田町滝沢の長福寺(中村祐孝住職)境内に並ぶイチョウとモミジの紅葉が見ごろを迎えている。黄色と赤が競演する秋染まる境内には連日、多くの観光客らの姿がある。夜間はライトアップされ、暗闇に浮かぶ幻想的な紅葉も楽しめる。 訪れた人たちはカメラなどを手に「見事なものだ」などと自然美に圧倒されていた。 高さ30bほどあるイチョウと樹齢100年を超えるモミジが織り成すコントラストが目を引く。20年ほど前から紅葉の名所として注目され始めた。ことしの紅葉は11月上旬まで楽しめそうだ。