2009年11月4日(水)付


大北各地で地域貢献表彰 大町市15個人、1団体
 「文化の日」の3日、大北地域の大町、松川、白馬、小谷の4市村で、地域の振興や文化に貢献した個人、団体に対する表彰式が行われた。 大町市では、大北農協会館アプロードで開かれ、教育や観光、スポーツなど各分野で活躍した15個人、1団体を表彰した。 受賞者が大きな拍手で迎え入れられ、牛越徹市長は「市政の発展のために多大なる尽力をいただいた皆さまをご顕彰できることは、市にとっても大きな喜びで、深く感謝するとともに、心からお祝いしたい。引き続きそれぞれの立場から、『きらり輝くおおまち』の実現に向け、豊かな経験などに基づき、貴重な助言をもらいたい」とあいさつした。
紅葉トレッキング 大町 鷹狩山や霊松寺で
 大町市イベント実行委員会主催の鷹狩山・霊松寺紅葉トレッキングは1日に行われ、9月中旬ころの暖かな陽気のなか、県内外から訪れた参加者が、紅葉の山道を歩いた。 スタッフを含む143人は午前9時に大町山岳博物館を出発し、ことしから変更となった新コースを歩いて、標高1164bの鷹狩山頂へ。途中植物に詳しい講師から、道端にある草木について説明を受けた。 山頂ではシンセサイザー演奏、山の名前の説明とクイズ、賞品が当たる抽選会、豚汁サービスがあり、参加者を楽しませた。
初のソーラーカーシンポ 東海大学と連携 14日池工で
 池田町の県池田工業高等学校(本間秀明校長)は14日午前9時10分から、「ソーラーカーシンポジウム 環境エネルギーを考える」(本紙など後援)を同校で初開催する。世界最大級のソーラーカーレースで優勝した第一人者・東海大学工学部の木村英樹教授を講師に、環境問題に寄与するものづくりについて考える。入場無料。同校ではものづくりを教える高校として魅力確立を目指し、ことしから東海大学との高大連携事業を実施。エネルギー・環境分野へ工業界の注目が高まる中、ソーラーカーの全国大会で活躍した実績を踏まえ、同窓会やPTAと実行委員会(宮澤敏文実行委員長)をつくり、初のシンポジウム開催を決めた。
楽しみながら健康理解 白馬で講師招き講座
 白馬村文化祭の特別企画として2日、乳幼児の母親を対象にした「心と身体のリラックス講座・自分を知る、そして前へ」(村公民館、子育て支援ルーム共催)がウイング21多目的室で開かれた。 伊那市総合型地域スポーツクラブマネージャーで健康運動アドバイザー、山岸洋子さんが講師を務め、楽しみながら健康について理解を深めた。
中綱湖にヘラブナ放流 大町 大会向け環境整備
 大町市の中綱自治会、青木湖漁業協同組合、同市釣り連絡協議会などでつくる、中綱湖ヘラブナ釣り大会実行委員会は3日、同市平の中綱湖にヘラブナを放流した。来年6月に同湖で行われるヘラブナ釣り大会に向けて、釣りを楽しめる環境を整えた。ことしで9回目。委員ら約40人が参加し、30aから20aの大、中型ヘラブナ合計1019`を放流。外来魚のブルーギルやブラックバスに捕食されないよう、成魚を放した。放流後は、周辺のゴミ拾いも行い、環境を整備した。放流は、同市が進める地域おこし事業「グリーン・ツーリズム事業」として始まった。ヘラブナ釣り大会は毎年、全国から参加者が集まり、同湖で行われている。
北ア山ろく本格的冬到来 平地でも初降雪
 今シーズン一番の冷え込みとなった3日の大北地域。朝方には、平地でも数aの積雪が確認できるなど、北アルプス山ろくに、本格的な冬の訪れを告げている。平地では昨年より20日ほど早い初雪となった。 大町市では同日午前6時の気温は氷点下0・9度、白馬村では氷点下0・6度と最低気温を記録した。小谷村や白馬村では一面が銀世界となった。タイヤの履き替えなど冬支度に追われる姿も見られた。 2日夕方から未明にかけ、県内上空5000bに、マイナス30度の真冬並みの寒気が覆い、各地に積雪をもたらした。大北北部地域の積雪は平地で数aほどだったが、山沿いを中心に数十aとなった。
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