2009年11月11日(水)付


自然題材に連続日展入選 大町の奥原さん日本画で
 大町市の日本画家・奥原美智子さんはこのほど、第41回日本美術展覧会「日展」で、2年連続4回目の入選を果たした。北アルプスの山野草で銀河を表現した日本画「草銀河」を出展。「非常にうれしい。思うように筆が進み、入選できた」と喜びを話した。作品は、縦約182×横227aの150号。砕いた鉱石に、にかわを混ぜ絵具として使用している。青を基調に、銀河と天の川に見立てた花々が全面にちりばめられ、白いキツネがおぼろげに浮かんでいる。
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11月の一覧
秋晴れはつらつプレー 池田町長杯ゲートボール

 池田町ゲートボール協会は9日、第17回池田町長杯ゲートボール大会を農村広場で開いた。9チーム約60人が参加。大会長の勝山隆之町長が見守る中、秋晴れのコートで競い合った。
スポーツで健康に 白馬村老人ク連が教室
 白馬村の老人クラブ連合会(太谷義男会長)は9日、同村ふれあいセンターで健康運動教室を開いた。会員の運動不足解消と健康増進をはかる同会の事業の一環。約50人の会員が参加して、室内で手軽にできるスポーツでさわやかな汗を流した。白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健学塾」の運動指導士・近藤明子さんが講師となり、参加者にイスを利用した簡単リズム体操を指導した。同運動は体内に酸素を送り込み、体脂肪を燃焼させやすくする有酸素運動がしっかり行えることで全身の血行が良くなり、健康な体づくりに役立つという。
味自慢の米 福祉のため コンテストの品社協に寄付
 池田町営農支援センターとJA大北池田・会染支所などによる農業祭実行委員会はこのほど、町内で生産され農業祭の食味コンテストに出品された米を池田町社会福祉協議会へ寄贈した。農家の味自慢の米が福祉に役立てられる。コンテストは、10月に町内で開いた農業祭で行われた「第6回池田町お米コンテスト」で、タンパク質、アミロース、水分などを測り食味値を競い、出品米はすべて70点以上と品質も上々という。出品米は毎回福祉に寄贈し、町内の農家が出品した70点のコシヒカリ玄米73`が贈られた。
お菓子の家℃d上げ 大町 平公民館の講座
 大町市平公民館で同館初の講座「ヘクセンハウス(お菓子の家)づくり」の仕上げ作業が10日、行われた。市内からの参加者8人がアンデルセン童話「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家に夢をはせながら、家をつくり上げた。完成作品は15日に開く同館ピュアフェスタで展示する。松本市在住でヘクセンハウスを作り続けている、百瀬しづ枝さんが「楽しんで自分の世界に没頭して」と指導。参加者はクローブやシナモンなど防腐剤の役割を果たし長期保存を可能にする、香辛料を使ったクッキー生地を組み立てた。壁や屋根は卵白と粉砂糖を混ぜた「アイシング」で積もった雪に見立てたり、サクランボのシロップ漬けやチョコレート、銀色の粒「アラザン」、豆菓子などのお菓子で飾りつけ。真剣な表情で自分好みの家を仕上げていった。
「喜びと苦労学びたい」 大北の農家で明大生研修
 明治大学農学部ファームステイ研修の受け入れ式が10日、松川村の活性化センターセピア安曇野で開かれた。大北地域のリンゴ農家で1週間にわたり研修する5人の学生が、受け入れ先となる農家らを前に抱負を語った。 大北地域での同農学部受け入れは、大北地区農業振興推進協議会が中心となり9年目を迎える。毎年5月に受け入れてきたが、同農学部からの要望もあり、ことしは初めて秋の収穫期にも受け入れた。 参加する学生は2年生4人と4年生1人。大町市と松川村の3か所のリンゴ農家で16日まで、県を代表するリンゴ「サンふじ」の収穫や木の手入れなどの作業を寝食をともにして行う。