2009年11月15日(日)付


全県小学生ドッジ熱戦 大町初ALPS杯交流大会
 大町市体育協会の大町スポーツクラブは14日、第1回ALPS杯交流ドッジボール大会を、市総合体育館で開いた。市内で初の全県規模の大会に、県内各地の小学生チーム16チーム約340人が出場し、白熱した試合を繰り広げた。大町市からは、大町東小学校のチーム「ファイナルブレイカーズ」と、クラブチーム「ALPSファイヤーズ」が出場。横一列になった選手たちが身を低く構え、勢いよく迫るボールをキャッチしていた。大会は、競技振興と県内チームの交流を目的に開いた。3年から6年生までの児童でつくるチームが、4ブロックのリーグ戦で予選を展開。各ブロックの順位に応じて、各チームが決勝トーナメントに進んだ。実行委の伊藤雅一委員長は「全県でチームが交流する機会が少ないドッジボール。大会を通じて競技の底上げを図りたい」と話した。
光の芸術 国営公園彩る 堀金穂高地区に電飾20万個
 安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で14日から、園内をイルミネーションで彩る「森の光物語」が始まった。ことしは12月27日までの44日間。昨年の好評を受け、開始日を1週間前倒しした。営業時間を午後4時から午後9時までに延長し、園休日の月曜日も夜間営業を行い、晩秋の安曇野を訪れた観光客を光で歓迎する。会場には色とりどりのLEDによるイルミネーションが、木々や親水公園などを彩り、その数は20万球に及ぶ。期間中は、イルミネーションに浮かぶ園内をスタンプラリーする「光の森パスポート」や洗ったペットボトルに絵を描いたものを水力発電で光らせる「ペットボトルツリー」の募集(23日まで)、ミニクリスマスツリーをつくるクラフト教室、12月11日からの熱気球体験や、12月26、27日の森の音楽会など、多彩な関連イベントも開かれる。市内では、安曇野市商工会員など約50社がタイアップ。会場を訪れた観光客に街中を楽しんでもらおうと、歓迎する。
上海の旅行誌 信州視察 大北安曇野でも観光地紹介
 中国上海の有力新聞や旅行雑誌のメディア関係者ら10人が13、14の両日、長野県を訪れ、アルペンルートから大北・安曇野をめぐる信州観光を視察した。長野・富山両県の観光組織が招いたもので、記者らに両県の代表的な観光地を案内することで海外からの誘客を進めるインバウンドにつなげるねらい。今回訪れたのはホワイトカラー層の読者が多数という新聞晨報(発行部数60万部)、伝統ある月刊旅行雑誌の旅遊天地(32万部)、旅行会社系列の月刊旅行雑誌の携程自由行(32万部)の3社の記者やカメラマン等と、政府関係の上海市旅遊局。長野県の(社)信州・長野県観光協会と富山県の(社)富山県観光連盟でつくる中部山岳広域観光推進協議会の招へいで実現した。視察団は12日に富山空港から訪日、13日にアルペンルートを経由して安曇野市穂高の大王わさび農場や安曇野ちひろ美術館を取材。白馬村に宿泊し、14日はスキー場などを視察した。15日に富山空港から帰国する。大王わさび農場では日本らしい自然あふれる風景の一端に触れた。安曇野ちひろ美術館では、学芸員の解説を聞き、日本の絵本芸術家が描き出した愛情あふれる絵に見入っていた。
秋の陣=@気迫でぶつかる 小谷村長杯綱引き大会
 小谷村長杯争奪綱引き大会秋の陣(村公民館主催)が13日、小谷小学校体育館で開かれた。村内の小学生から大人まで25チーム総勢約300人が参加し、一本の綱にかける気迫でぶつかり合った。 小学生、一般女子、男子の3部に分かれ、予選総当たり戦と上位順位決定戦で争われた。 予選は8対8の一本勝負。選手たちは綱を強く握り、競技開始の合図とともに力いっぱいに引き合った。チームメートの頑張りに周辺からは「行け、歯を食いしばって」などと大きな声援が飛んでいた。
手作り料理と落語楽しむ 大町のボラ 独居高齢者招く
 大町市のボランティア団体「ゆずりはの会」(中島節子会長)は13日、独居高齢者の食事会を常盤公民館で開いた。地区内の30人が、会員手作りの料理や落語など、日ごろ味わうことの少ないイベントを楽しんだ。お年寄りたちは、会員が丹精込めて作ったおはぎや煮物など家庭の味に舌鼓。松川村の「まつかわ落語会 風まんだら」が歌を交えた落語を披露し、大きな笑い声と拍手が起きた。同会は平成3年の設立以来、独居老人の交流と健康につなげようと、食事会やおせちの宅配などを毎年実施。昨年、地区内のお年寄り94戸に、伝統の味を届けた。
11月の一覧
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かれんな寒桜満開 大町 上原の湯にピンクの花
 大町市平の温泉入浴施設・市コミュニティセンター「上原(わっぱら)の湯」(峯村照二施設長)で、カンザクラが花を咲かせた。敷地内の北側道路沿いの木で幹の直径は15aほど、途中から二またに分かれ樹高は約3b。多くの枝に淡いピンク色の花がついている。職員が数日前に数輪の花を見つけたが、12日にはほぼ満開の状態となった。旧市民浴場のころからある桜の木で、毎年11月の初めには花を咲かせていたという。同施設では「かわいい花を咲かせていますので、入浴客のみなさんにも見ていただければ」と話している。

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