朝市利用者に感謝 池田 金の鈴生産組合もてなし

 池田町の農産物生産者でつくる金の鈴生産組合(袖山光代組合長)は20日、収穫感謝セールを、金の鈴朝市会場となる同町2丁目のスペースゼロで開いた。収穫の秋を祝うとともに、日ごろの朝市利用者に対する感謝の気持ちを込め、地元食材をふんだんに使ったとん汁や昔ながらのぬかくどご飯でもてなした。
「脱メタボ」料理学ぶ 大町で第7回健康教室
 大町市の大町公民館と市中央保健センターは20日、「脱メタボ健康教室」の第7回を市文化会館調理実修室で開いた。受講生12人が野菜を使った料理づくりを実践しながら、健康への効果を学んだ。
 教室では、同センターの管理栄養士・鈴木悠さんが、健康にやさしいメニューを紹介。「コレステロールを体外に排出する、食物繊維が多く含まれる」、「低カロリーで満腹感を得られる」など、野菜の効果を説明した。
旧校舎しのび同窓会 56年卒業生が計画
 新校舎建設が進む大町市仁科台中学校の、昭和56年卒業生が28日、市内で同窓会を開く。解体される旧校舎をしのんで、学校見学や卒業生たちが出演した教育映画の上映会などを開く。
 同窓会事務局によると、教育映画「登山のすすめ」は、集団登山に取り組む同中学校をモデルに、旧文部省が制作。卒業生たちが卒業記念に学校へ寄贈したが、本人たちは見る機会がなかったという。
 同窓会は、卒業生有志10人が集まり企画し、9月から計画を進めてきた。当時の卒業文集や学校要覧をもとに、当時の担任と6クラス約250人に連絡。個人情報の保護や国内外に散らばったクラスメートに難航したが、200人を探し出した。
ブログ縁 手芸作家3人展 池田町の包美術館で

 ブログが縁で知り合った3人の手芸作家による初の合同展「加賀ゆびぬきと裂き織り展」が21日から池田町の安曇野東山包美術館2階で始まる。指ぬきや裂き織り、着物に合わせる小物など手仕事の妙技を感じさせる300点を超える作品が展示されている。
初発掘で土器や石器出土 大町の木崎夏期大学遺跡
 大町市文化財センターは11月末までの日程で、木崎湖東岸の木崎夏期大学遺跡の一部の発掘調査を行っている。すでに、縄文時代前期の終わりから中期初め(約5100年前から約4900年前)までの土器、石器合わせて約200点が出土しており、この時代に縄文人が木崎湖畔で生活していたことが分かった。
 同遺跡は木崎夏期大学周辺約1万平方bにわたる広大な規模。かねてから土器や石器などが数多く発見されており、遺跡の存在は確認されていたが、発掘調査は初めての実施となる。
自然写した力作並ぶ 24日までPIC写真展

 大町市の写真集団PIC(フォトイメージクラブ・西澤要会長)は24日まで、第56回写真展を仁科町のギャラリー・いーずらで開いている。講師の写真家・山本携挙氏と会員13人が、秋の自然などを写した作品約30点を展示している。
 初日の20日、地域住民や県外からの観光客などが訪れ、自然散策を意味する「山河逍遥」をテーマにした展示を鑑賞。来場者が、紅葉に彩られた北アルプス、森や湖など自然の四季を満喫していた。

2009年11月21日(土)付


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