2009年11月29日(日)付


元日本代表と交流 大町で女子サッカー教室
 県サッカー協会は28日、女子サッカーの普及を目指す「JFA レディース・ガールズ サッカーフェスティバル」を、大町市運動公園で開いた。県内の8チームから54人が参加し、元日本代表選手の小野寺志保さんと交流を図った。小野寺さんは、ゴールキーパーとして、ワールドカップやオリンピックなどの国際大会に出場。引退後、サッカーの普及に取り組むJFAアンバサダーに就任した。「簡単だけど、奥が深いサッカー。競技の楽しさを伝えていきたい」と話した。選手たちは、小学生から高校生までを中心に参加し、小野寺さんからドリブルなどテクニックを学習。国内の第一線で活躍した元選手と同じフィールド上に立ち、交流試合を楽しんだ。県内では、県サッカー協会が交流大会などを開き、女子サッカーの競技普及を推進。大町市の大町北高校でことし、サッカー部女子が新たに設立された。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2009 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

11月の一覧
ボランティアと炭窯造ろう 小谷 中谷郷おらが里企画
 小谷村中土の農林業体験施設「中谷郷おらが里」で12月3日、炭焼き窯造りが行われる。同村NPO法人の小谷山村留学育成会の事業の一環。地域と連携した地域資源を使った山村学習の展開をはかるため、県が地域の元気を生み出すモデル的発展性のある事業を行う団体などに助成している「地域発・元気づくり支援金」の交付を受けて取り組んでいる。 同施設にはすでに炭焼き体験や販売用の炭を作るために造られた炭焼き窯が6つ設置されているが、いずれも山石を使用して昔ながらの工法で造られたもの。今回新設される炭窯は、耐火レンガを使用した本格的な大型窯。里山整備で発生した間伐材で炭を焼き、再生可能な森林エネルギーの活用促進をはかる。 また、炭焼き窯は炭焼きが終わっても数日間、かなりの高温となることから、施設では今回、同窯を使った初の試みとして、炭焼きの余熱を有効利用した、露天風呂新設計画を進めている。山本国弥代表は「興味のある人に炭焼き窯造りからたずさわってもらい、地球に優しいエコ施設として、来春には稼働できるシステムを整えたい」と、炭窯造りボランティアの参加を呼びかけている。
シーズン入り健闘誓う 白馬スキークラブ結団式
 白馬村の白馬村スキークラブ(丸山星郎会長)は27日、今シーズンの活動開始を告げる「平成21年度結団式」を同村多目的ホールで開いた。 地元の小中高生や関係者約100人が参加。白馬高校の横川良太選手が「多数の皆さまの支援のおかげで、昨年のインターハイでは総合2位という成績を残すことができた。今シーズンも昨年以上の結果を出せるように頑張りたい」と力強く決意表明をして今シーズンの健闘を誓った。
手打ち新そばで住民交流 白馬蕨平 男性有志が祭り
 白馬村蕨平(わらびだいら)地区の男性有志でつくる「蕨麺倶楽部(わらめんくらぶ)」主催の一日だけのそば祭りが28日、蕨平基幹センターで開かれた。 自分たちで栽培・収穫したそば粉を使って日ごろのそば打ちの成果を披露し、地区内外の交流を深めようと毎年行われている催し。ことしは気象の変動から全国的にソバが不作といい、同会が栽培しているソバ畑でも収穫量は例年の四分の一と激減。一時は祭りの開催が危ぶまれたものの、地域の人が楽しみにしている行事として定着していることから、「売り切れ御免」覚悟で祭りを実施した。 そば祭りは、来年の栽培費用に充てるため、代金を募金方式にして行われた。会員は今年度収穫した20`のそば粉すべてを使って、自慢のそばを振る舞った。地域住民や口コミで実施を知った村外の人など、多数の来場者があり、会員とそば談議に花を咲かせながら「お父さんの手打ちそば」を堪能していた。
軽トラ市にぎわう 大町 活性化目指し第2弾
 おおまち再生支援まちづくりの会主催の第2弾軽トラ市は28日、大町商工会議所駐車場で開かれた。9店舗10台の軽トラックの荷台を使った露店が並び、農産物、食料品、農産物、工芸品などを販売して、たくさんの人が訪れた。 販売を通じて消費者、生産者、商工業者などの相互交流を深めて町の活性化とにぎわいを取り戻すことを目的とした事業で、10月18日に行われた大町アルプスマラソンに合わせてJR信濃大町駅前で行われたのに続き2回目。開場にあたり同会イベント事業委員会の二條孝夫委員長は「塩の道の荷継(につぎ)宿として栄えた大町の活気を取り戻すために、これからも続けていきたい」とあいさつした。
温泉で甘い香り満喫 大町 ゆーぷるで「リンゴ風呂」
 大町市平の「ゆ〜ぷる木崎湖」は27日、施設内浴場でリンゴ風呂を実施した。利用者に地域の季節を味わってもらおうと、傷などで販売できない大町産リンゴ約400個を、湯船に浮かべた=写真。 利用者は、湯船にゆったりとつかりながら、秋の地元特産品から漂う甘い香りを満喫。湯面を漂うリンゴを手に取り、笑顔で顔に近づけていた。 同施設では月に1度、「風呂の日」を設け、薬草やハーブ、ササなどを使った温泉サービスを提供。12月は冬至に合わせ、22日と26日にユズ湯を実施する。 利用者が「より一層、温まるような気がする」「良い香りで、楽しい気持ちになる」などと感想を話し、好評だ。