2009年12月1日(火)付


地元新そばに舌鼓 各地でイベントにぎわう 子ども教室で技披露
 大町市平公民館(傳刀孝男館長)の伝統文化子ども教室「そばづくり子ども体験隊『ど〜よ!』」は28日、全講座終了を迎え、「ど〜よ腕前披露会」を開いた。子どもたちが3回の体験で、学び身につけた技を真剣な表情で披露した。回数を重ねた隊員たちは、道具をそろえると手際よく作業を始めた。自分たちの育てたそば粉と市販のそば粉、小麦粉をこねばちで混ぜる姿は職人並みで、見学に訪れた保護者らも関心していた。
役なりきる楽しさ体感 松川の演劇ワークショップ
 松川村公民館は28日、演劇ワークショップ「芝居つくろ」の第2回をすずの音ホールで開いた。参加者たちは自分たちの設定したキャラクターに仮装し、特定の役を演じる楽しさに触れた。参加者はそれぞれに考えてきたキャラクターを設定し、仮装で役になりきった。スチュワーデスや外国人ミュージシャン、伊達政宗や「お風呂掃除のおばさん」など、吹き出しそうなおもしろ人物も登場。お互いに設定に合わせて質問しあい、キャラクターの「自己紹介」を楽しんだ。芝居の要である「役になりきる楽しさ」に触れた=写真。
白馬に民謡響く フェスで美しい声披露
 白馬村のウイング21文化ホールで29日、「民謡・歌謡フェスティバル」が開かれた。地域住民が芸術鑑賞の機会をより多く持ち、芸術文化に対する意識の向上と豊かな情操をはぐくむことを目的に、同ホールの企画・運営活動を行っている「ウイング21芸術文化シリーズ実行委員会」と村教育委員会の主催。村内外から多数の愛好家が訪れ、魅力あふれる日本の伝統芸能を堪能した。
ALTと国際交流 松川中 言葉超えゲームやスポーツ
 松川村は29日、松川中学校3年生の希望者27人と県内のALT(外国語指導助手)との交流会を同校で開いた。生徒たちが日本を訪れている外国人たちと触れ合い、国際理解を深めた。米国やアイルランド、南アフリカ、オーストラリアなどから訪れた、県内に滞在しているALT13人が同校を訪問。各国の文化などを紹介するクイズや伝言ゲーム、クリケットやバレーなどのスポーツを一緒に楽しんだ。チームに分かれて得点を競い合う中で、中学生たちは慣れない英語を中心に会話しながらも、気さくなALTたちとの仲を深め、国や言葉を超えて触れ合った。
温泉で健康づくり 白馬飯森公民館が講座
 白馬村の飯森公民館(武田和男館長)は30日、分館活動の一環として初の健康増進・介護予防事業「湯ったり健康づくり講座」を同村白馬かたくり温泉・十郎の湯を会場に開いた。 村の健康づくり計画「元気プラン・健やか白馬21」の中で推奨されている、地域特性を生かした取り組みには温泉を活用した健康づくりがある。同地区では十郎の湯が住民の憩いの場として親しまれていることから、地域資源である温泉を活用した健康づくりを実践しようと、施設と村の協力を得て講座を企画した。 当日は地域のお年寄りら多数が参加。村住民福祉課の工藤弘美保健師による講義を受け、実際に入浴を楽しみながら温泉効果を体感した。
冬前に親水公園整備 大町市借馬住民の会 越荒沢堰で
 大町市平借馬のこぶし愛護会(新井深充会長)は29日、地区内の越荒沢堰(せぎ)や、堰沿いの金山神社西側の親水公園「こぶしふれあいパーク」で、今年度最後の作業を実施した=写真。作業ではこれまで植樹した樹木などに冬囲いを行い、訪れる冬に向けて準備を整えた。左岸側の土手には約50bの区間に防草シートを張り、来年度には草刈りの作業軽減が期待される。同堰は県の農地水環境向上対策事業として、平成10年度から改良工事を行い、住民の意見を取り入れ、水と親しめる公園として完成した。緩やかな護岸で水辺まで近づけ、ビオトープなども整備され、子どもたちが魚を放流するなど、住民の安らぎや子ども育成の場としても役立っている。
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