2009年12月3日(木)付


年末特別警戒スタート 大町署 パトロール出発式
年末特別警戒初日の1日、大町署で防犯パトロールの出発式が行われた。大北地域5市町村の防犯協会員や署員らが青色回転灯パトロールカーなどで、学校の下校時間にあわせ地域内の巡回に出発。防犯対策や警戒を呼びかけた。 期間中は「年の暮れ みんなでつくろう 安心の街」をスローガンに、交通安全啓発活動とともに31日まで防犯パトロールを実施。金融機関やコンビニエンスストアなどで発生する可能性のある強盗事件の防止や街頭犯罪などの抑止、交通死亡事故の抑止を重点に活動を展開する。
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12月の一覧
北ア背にフォーク響く 白馬で1日限り歌声喫茶
 白馬村に2日、一日限りの歌声フォーク喫茶が登場した。会場となった塩島の喫茶店「ぷう」には、村外からの参加もあるなど盛り上がり、店内からのぞく北アルプスの絶景をバックに、昭和を代表する懐かしのフォークソングを声高らかに歌い上げた。 歌声フォーク喫茶は、村民の心と体の癒やしを目的とするイベント企画団体「CLEAR・WILL」(篠崎久美子代表)が初めて開いたイベントで、チャリティーも兼ねた。 大出でピアノ教室を主宰する太田生子さんのキーボード伴奏にあわせ、「白い色は恋人の色」「神田川」「上を向いて歩こう」など歌った。手拍子や口笛も飛び出すなど音楽の輪の広がりを楽しんだ。参加した70代女性は「当時の思い出がよみがえってくる。若返った気が」と笑みを浮かべた。
リンゴ狩り楽しむ 池田 3保育園合同で
 池田町の3保育園は2日、町内半在家のリンゴ園、「今溝農園」(今溝長丸代表)を訪れ、3園合同のリンゴ狩りを開いた。同農園の好意で、子どもたちがリンゴが木になっている様子を観察したり、もぎ取る感触を味わうこの時期恒例の行事。他園児との交流や縦割りの活動の場としている。北、南保育園児の全幼児と会染保育園の年長児、合わせて約120人は、二通りに並ぶ40本ほどの出荷用の収穫を終えたリンゴの木から、赤く色付いたリンゴを両手でもぎ取った。
万一備え迅速な対応確認 白馬の婦人会救急講習
 白馬村神城・北城の両婦人会は2日、救急法などについて学習する講習会を村多目的ホールで開いた。両婦人会は、村日赤奉仕団の母体であることから、万が一の事態に備え、迅速適切な対応について認識を深めようと開催。緊急時の炊き出しや応急処置法などを学んだ。 両婦人会メンバーを中心に約20人が参加。災害時用の包装食袋を使った手軽な炊き出し、止血など用途に応じた三角きんの活用方法などについて、日本赤十字社県支部の救急法指導員から指導を受けた。 炊き出し体験では、災害用移動炊飯器に実際に触れながら、手順を確認していた。参加者たちはメモをとるなど真剣な表情で取り組んでいた。
温泉効果 初夏の花咲く 大町エネ博のミズバショウ
 12月1日から冬季休館に入った大町市の大町エネルギー博物館で、初夏に咲くミズバショウが開き始めた。 ミズバショウはサトイモ科の多年草で、大北地方には、大町市の居谷里湿原、白馬村落倉自然園、小谷村栂池自然園などに群生地があり、ゴールデンウイークころから6月ころにかけて、白い苞(ほう)に包まれ花が咲く。 エネルギー博物館の玄関入り口わきには、数十株が植えられていて、毎年5月ころ花が咲くが、ことしはなぜか11月末から青い芽が出て、花を開き始め、数株に白い花が開いた。 同館によると、昨年から暖房が必要な時期になると、天然温泉足湯に使う温泉の一部を分湯して館内温水暖房として利用しており、この湯が冷めたものをミズバショウの池に排水しているため、芽を出し花が開いたのではないかと見ている。