2009年12月6日(日)付


年末を無事故で 全国一斉飲酒取り締り
 忘年会などで飲酒の機会が増える年末を迎え、4日夜、全国一斉の飲酒運転取り締まりが行われた。大町署管内では3か所の検問が設けられ、飲酒運転や運転中の携帯電話使用、シートベルト非着用などを取り締まり、注意を呼びかけた。同取り締まりは飲酒運転が尽きないことや大きな事故に発展する可能性が高いこと、「周辺者三罪」(車両の提供の禁止、酒類の提供の禁止、要求・依頼する同乗の禁止)も後を絶たないことなどから、全国で一斉に実施した。池田町の道の駅池田・ハーブセンターでは、同署員らが駐車場に車を誘導。飲酒していないかを確認すると同時にドライバーに「気をつけて」「みんな無事故で」と呼びかけた。
千国街道の中心に集う 大町で「塩の道囲碁まつり」
 日本棋院長野県中信地区本部と大町市のアルプス囲碁村推進協議会は5、6の両日、第6回塩の道囲碁まつりを大町温泉郷黒部観光ホテルで開いている。糸魚川市と塩尻市を結ぶ塩の道千国街道沿線から愛好者77人が集い、泊まりがけで囲碁を通して親睦を深めている。参加者は子どもからお年寄りまで、級持ちから段位取得者と幅広く、初日の第1ラウンドは、近いレベル同士で戦うスイス方式のハンディ戦5回戦で競い合った。夜は交流会で親睦を深め、深夜から翌昼までは第2ラウンドとして自由対局による札取り戦を行い、温泉地での囲碁漬けの一昼夜を楽しむ。同大会は、塩の道の縁でつながる中信地区で、囲碁を通した交流を深めようと6年前に始まった。千国街道の中心に位置する「囲碁のまち」大町市を会場に触れ合うイベントとして定着してきた。
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12月の一覧
スローピッチソフトで交流 白馬のチーム 姉妹都市と
 白馬村のスローピッチソフトボールチーム「メイジャマクレ白馬」(池田光夫監督)はこのほど、同村の姉妹都市・静岡県河津町を訪ね、同町の体育協会メンバーらとスローピッチソフトボールの親善試合を行った。 スローピッチソフトボールは、中高年が対象の球技。ボールを山なりに投げたり、盗塁やバントをなくしたりといった特別ルールにより、高齢者も無理なくプレーできるのが特徴。 河津町にはスローピッチソフトボールチームがないため、白馬チームが同町での普及により、スポーツを通じて両町村でより交流を深めようと、講習会を兼ねた親善試合を呼びかけた。 試合日は快晴に恵まれ、ルールを説明しながら2試合を行った。全国大会にも多数出場経験のある白馬チームは1試合目は8対0と圧勝。河津町がリベンジをめざした2回目も2対0と白馬側が終始リードで危なげなく勝ち、白馬の強さを見せつけた。
愛好家の洋画並ぶ 穂高の有遊で公募展

 安曇野市穂高有明のギャラリー有遊で5日から、第6回有遊賞公募洋画展(穂高新聞販売鰍ネど主催・大糸タイムス社など後援)が始まった。入賞4作品をはじめ、中信各地から集まった油彩や水彩など入選作品約70点を展示。画家を目指す愛好家たちの渾身(こんしん)の作品に、来場者の関心を集めている。
早期降雪と安全願う 小谷 栂池スキー場で祈願祭
 小谷村の栂池高原観光協会(郷津喜久代協会長)は5日、同スキー場の鐘の鳴る丘ゲレンデで今シーズンの安全祈願祭を開いた。約50人のスキー場関係者らが出席して、神事でシーズン中の安全と一日も早い降雪を祈った。 同スキー場の現在の積雪は、栂の森ゲレンデで20aほど。関係者によるとオープン体制は完全に整い、まとまった降雪がありしだい営業を開始する予定という。オープン初日と2日目には、先着100人にリフト料金無料のサービスを計画している。 神事では祈願祭と一緒に雪ごいも行い、関係者が2日に戸隠神社で雪ごい神事を行ったときの御神水をゲレンデにまき、1日も早い降雪を祈願した。
雪ごいイベント開く 大町鹿島槍でゲレンデ開放
 大町市平のサンアルピナ鹿島槍スキー場は5日、雪ごいイベントを開き、地元大町市出身のお笑いタレントのライブなどで、シーズンの早い訪れを祈った。雪不足でオープンは延期したものの、ゲレンデの一部を開放し、待ちわびたスキーヤーたちは迫るシーズンへの期待を発散した。同スキー場は他に漏れず、雪不足で同日のオープン予定を断念。リフトは稼動させずに、人工降雪機で雪を降らせた黒沢ゲレンデの一部を開放。スキーやスノーボード、スクートなどを持って訪れたスキーヤーや、そりに乗った子どもたちが、今シーズン初めての雪の感触を味わっていた。