2009年12月13日(日)付


地域の文化財理解 大町「歴史と自然」講座最終会
 大町市文化財センターの文化財講座「おおまちの歴史と自然」は12日、同センターで最終回の第7回を開いた。同センター職員3人の文化財をテーマとした講座を聞き、市民ら約50人が地域の文化財に理解を深めた。 文化財は、指定文化財をイメージしがちだが、未指定文化財を含めると自然から人間のつくったすべてのものを含めた文化の財産といえる。こうした身近な文化財を学ぶため、同センターの調査研究成果を発表している。 10年間にわたり続いている恒例の講座で、今年は6月から毎月1回開き、12日が最終回となった。
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12月の一覧
冬の夜イルミ彩る ビレッジ安曇野で点灯
「2009・Azumino・光のページェント」が、安曇野市豊科のビレッジ安曇野周辺で開かれている=写真。昨年より1万球ほど多い8万を超える色とりどりの電飾が、安曇野の冬の夜空に輝く。点灯期間は来年1月31日まで。市民ボランティアによる手作りイルミネーション。市の発展や子どもたちの笑顔に願いを込め、光のページェント実行委員会(丸山浩一委員長)が主催し、ことしで4年目を迎える。「安曇野ワンダーランド」をテーマに飾り付けた。ペットボトル4500本を使い海を表現した「エコ」ツリーが目を引く。
岩岳スキー場リニューアル 19日今季営業スタート
 白馬村の白馬岩岳スキー場は今冬、山ろくにあるゴンドラ乗り場や山頂の飲食施設などのスキー場施設を大幅にリニューアル、スキー場が本格オープンする19日の稼働開始をめざし、急ピッチで工事が進められている。 白馬と小谷の3スキー場のリフトを運営する白馬観光開発が、今冬から岩岳スキー場の経営をすべて引き継いだことを契機に、きめ細かなサービスと利便性の向上で、スキー客の多様なニーズに応える快適なスキー場づくりをめざした。
小谷太鼓バチ納め会 1年集大成 迫力の演奏
 小谷村の有志でつくる「信州小谷太鼓」(北村利幸会長)は10日、同村役場多目的ホールで「バチ納め演奏会」を開いた。1年の締めくくりとして、聴衆と太鼓の楽しさを共有しようと毎年開かれている。多数の村民が訪れ、会員の1年の集大成となる迫力の演奏を楽しんだ。 演奏会では大人のメンバーが4曲、地元の小学生で構成する「信州小谷っ子太鼓」の子どもたちが2曲演奏した。オープニングは定番の「雅」で、新曲「雪雷」など次々に披露。勇壮で華麗な演奏に加え、地域の伝統芸能を盛り込んだ見応えあるパフォーマンスで聴衆を魅了した=写真。
大町 13日まで市民向け開放 仁科台中新旧校舎を見学
 大町市の仁科台中学校全面改築工事が完成し、12、13の両日に一般市民向けの新旧校舎見学会が開かれている。旧校舎老朽化や耐震構造の面から必要とされたもので昨年8月に着工して完工した校舎、体育館、給食棟を一般に開放して、保護者や卒業生などたくさんの人が訪れている。
小谷中土に観光交流拠点 旧小学校跡地に「やまつばき」完成
 小谷村の中土観光交流センター「やまつばき」のしゅん工式が12日、同所で行われ、関係者200人余が地域活性の交流拠点の完成を祝った。 同施設は旧中土小学校跡地に建設。鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は1111平方b。総事業費は約3億9000万円(解体造成費含む)で、まちづくり交付金などの支援を受けて3月末から建設が進められていた。 工事は資材提供を県が行い、施工の一部を地域住民が行う「木育推進事業」の一環として、施設内の多目的室の腰壁工事と、雪囲い作り作業に住民が参加。協働作業により地域材について理解を深め、身近な施設としての意識を高めた。