2009年12月16日(水)付


「年賀状早めの投函を」 全国一斉受け付け開始
 日本郵政グループは15日から、年賀状の受け付けを全国で一斉に開始した。大町市の大町郵便局でも初日から、多くの住民が専用の差し出し箱に投函(とうかん)した。郵便事業大町支店は「25日までに出してもらえれば、元日に配達が可能。できるだけお早めに」と呼び掛けている。 全国で年賀はがきの販売枚数が減少傾向にあるなか、同郵便局では昨年、約43万9000枚と、販売目標を4万枚以上、上回った。ことしは、目標を42万9000枚に設定し、13日現在までに39万8000枚を販売している。
日ごろの練習成果披露 小谷保育園で劇発表会
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、園児71人)で15日、子どもたちの表現活動の一環として恒例の劇発表会が開かれた。保護者や地域住民らを前に昔話や童話の舞踏劇などを演じ、日ごろの練習の成果を披露した。 ことしは本番を目前にインフルエンザの影響から、日程が10日ほど延期されていた。練習では全員がそろうことが難しく、せりふなどもままならなかったというが、当日は全員が元気に登園。各クラスが力を合わせて感動の舞台をつくり上げた。 昔話に題材をとった劇では、登場人物や園児の人数を考慮し、園児がオリジナルの登場人物を加えて新しいエピソードを加える工夫などもあった。劇の中でせりふを間違えても、ほかの園児たちがせりふを教えてやる姿などが見られ、子どもたちが互いに助け合って成長しているようすがうかがえた。
大綱特産もち″り 小谷 伝統の4種 全国へ発送
 小谷村大網の「大網もち工場」(大日方サト子代表)でことしも、同村の冬の特産品の栃(とち)もち、キビもち、豆もちの製造が始まった。 3種のもちは同村で昔から親しまれてきた伝統食。もちはこのほか他地区の村民が作る粟(あわ)モチがあり、同村の山菜加工場で真空パックにしたあと、「小谷の味を送る会」が4種類を1セットにした郵パック商品として全国に発送している。
リンゴジュース作り最盛期 大町のライスファーム野口
 大町市平の農産加工会社・ライスファーム野口で、リンゴジュースの生産が最盛期を迎えている。12日は、市内の農家から委託された晩生種「フジ」約550`から、420gがつくられた。 同社では、大北管内のリンゴ農家が、着色が薄いものなど加工用リンゴの、ジュース作りを委託。11月下旬から、来年2月ころまで生産が続く。 今月中旬からは、同社で生産したリンゴの加工が始まり、冬の観光シーズンを迎える、スキー場や宿泊施設、来シーズンの営業をひかえる黒部ダムなどに出荷されるという。
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12月の一覧
わら工芸で3世代交流会 大町社協 園児と「おやす」作り
 大町市の大町地区社会福祉協議会(鷲澤徳司会長)は15日、わら工芸を通じた3世代交流会を、かえで保育園で開いた。年長児や福祉団体の会員ら約40人が、地域伝統の農村文化を学びながら、親ぼくを深めた。 交流会は、大町市老人クラブ連合会のわら工芸教室から、講師を招き、正月飾りの制作を体験。小地域福祉ネットワーク「相生町 未来(あした)の会」や地区社協の大人と、園児が肩を並べながら、「おやす」作りに熱中していた。