2009年12月20日(日)付
DCプレ期間 もてなし試行 大糸線にいろどり号 JR東日本の信州デスティネーションキャンペーン(DC)のプレキャンペーンを展開中のJR大糸線で19日まで、特別リゾート列車「北アルプスいろどり号」が運行され、日帰り旅行を楽しむ観光客でにぎわった。プレ期間中最後となる19日にも多くの乗客が乗降し、車内や駅構内、地域でのもてなしを楽しんでいた。いろどり号のツアーはプレキャンペーンの期間中、10月に3回、12月に3回の計6回実施。12月は「大糸線のクリスマス」と題し、JR信濃松川駅で降りて池田町でのクリスマスリースづくり体験や、白馬駅で降りてトナカイと出会うなど、季節に合ったイベントを提案した。 |
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年末迎え交通指導 県交安地方部 道の駅松川で 年末の全国交通安全運動期間中にあわせ、長野県交通安全運動推進北安曇地方部(部長=小須田幸一・北安曇地方事務所長)は18日、交通指導所を池田町会染の県道大町明科線・道の駅池田ハーブセンターで開いた。地方事務所や大町署、池田町、松川村、池田松川交通安全協会、県自動車販売店協会大町・安曇委員会の大町地区会員、県ヤングドライバークラブなどから約80人が参加。小雪が降る中で、運転手一人ひとりに、啓発チラシや標語が入った風邪防止用マスク、ガムなどを手渡し、安全運転を呼びかけた。沿道にはのぼり旗を並べ、通過する対向車両や道の駅利用者にも啓発した。 |
頭上にこんもり=@かさ地蔵 白馬の木流川沿いに 白馬村白馬町を流れる木流川沿いに建つ「木流かさ地蔵」の頭上に、こんもりと雪が積もった=写真。お地蔵さんたちは雪の重さに耐えながらも、冬場のにぎわいを願ってか笑みを浮かべているようだ。 お地蔵さんの名づけの元となったのは、昔話の「かさ地蔵」。人の良い老夫婦が道端の地蔵尊にかさをかぶせたら、地蔵が食料や財宝を届けにきたという話。地域住民が活性化の願いを込めて建てたお地蔵さんにぴったりだ。 冬型の気圧配置の影響で、スキーシーズンを待ちわびた白馬・小谷両村も白銀の世界に包まれ、観光関係者は胸をなでおろしている。おとぎ話を思い返して「この雪はかさ地蔵のお礼かしら」という声も出るほどで、今回の恵みの雪で良い新年が迎えられそうだ。 |
感謝の気持ちでばち納め 松川響岳太鼓 ことし最後の演奏会 松川村の信濃国松川響岳太鼓(茅野英太郎会長)のばち納め演奏会「心の響2009」が19日、村多目的交流センターすずの音ホールで開かれた。日ごろの活動に理解を示し応援してくれる住民たちへの感謝の気持ちを込めながら、こん身のばちさばきでことしの演奏を締めくくった。 ことしのばち納め演奏会は、入場整理券の申し込みが予想をはるかに上回り、当初予定していた2回公演を3回に増やした。 ステージ上では、「JAPAN」や「祭り太鼓」「炎」などオリジナル曲を含め17曲を披露。メンバーたちは掛け声をかけながら力強くばちを振りかざしていた。来場者たちは息の合った太鼓の音色に圧倒され、大きな拍手を送っていた。 |
各地で50a超す 大北地域今冬一番の大雪 冬型の気圧配置が強まった影響で大北地域北部を中心に、この冬一番の大雪となり、16日から降り続いた雪は小谷村北小谷や小谷温泉などで積雪が80aを超えた。前日から大町地域に出されていた大雪警報は同日朝に解除されたが、大町市青木で55a、白馬村北城で70a、小谷村栂池で63aなど、各地で50a以上の降雪量を記録した。週末で通勤、通学者の姿は目立たなかったが、各地で除雪に追われる光景が見られた。 |
灯りでにぎわい創出 駅前公園にイルミネーション 大町市の「大町再生支援まちづくりの会」は18日、イルミネーション点灯式を駅前広場公園で開いた。中央商店街のにぎわいにつなげようと設置した約1万球の電飾が、通行人の目を楽しませている。会場では、カウントダウンとともにスイッチが入れられると、木の周りなどに装飾された、青や緑の灯りが一斉に点灯。詰めかけた人たちが感嘆の声を上げ、橋をモチーフにしたイルミネーションの前で、写真撮影をしていた。 |