2009年12月23日(水)付


3部門入賞北信越へ 大町北高放送部県新人コンテスト
 大町市の大町北高校(小林善一校長)放送部は19、20日と長野市勤労者女性会館しなのきで開かれた「SBC杯長野県高等学校新人放送コンテスト」で個人、団体3部門で入賞を果たした。来年2月に富山で行われる北信越高等学校選抜放送大会と、8月に宮崎県で行われる全国高等学校総合文化祭に出場する。部員は1年6人、2年1人。ことし夏ごろから内容を計画し、取材してきた。それぞれ5分ずつの番組だったが、撮影に使用したテープは1時間テープ50本分にも及んだという。ビデオメッセージ部門では、安曇野市穂高神社の御船祭りを支える男たちを追ったドキュメンタリー「海にはない俺たちの船」が優秀賞に、オーディオピクチャー部門では同市社の工芸品「松崎和紙」について38枚の写真とアナウンスを組み合わせた番組「今日も彼は紙を漉(す)く」が優秀賞に輝いた。
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12月の一覧
歌や踊りでクリスマス 池田の安曇野養護学校小学部
 池田町の安曇養護学校(布山清保校長)の小学部(児童51人)は22日、子どもたちが心待ちにしたクリスマス会を同校音楽室で開き、友達の発表やボランティアグループの紙芝居、歌や踊りで楽しく過ごした。 児童たちは、白い「ボンボン」の付いた赤い帽子をかぶり、「小さなサンタさん」に変身。クリスマスソングの大合唱や「赤鼻のトナカイ」の曲に合わせてダンスを踊った。全学年が同じ時を共有し、皆で楽しむこの時季恒例のお楽しみ会に子どもたちの笑顔があふれていた。
大幅改装で好評 岩岳スキー場オープン 白馬
 白馬村の白馬岩岳スキー場で大幅な改装が進んでいた施設がリニューアルオープンし、利便性の高さが利用者を喜ばせている。 白馬と小谷の3スキー場のリフトを運営する白馬観光開発が、今冬から岩岳スキー場の経営をすべて引き継いだことを契機に、きめ細かなサービスと利便性の向上で、スキー客の多様なニーズに合わせた快適なスキー場づくりをめざした。 大幅に変わったのはゴンドラ乗り場山ろく駅「ノアの里駅」施設内インフォメーションセンター。スキー客が必要とするサービスを1つの窓口で提供できるようにした。窓口には専門家としてさまざまな要望に応えるコンシェルジェ的なスタッフを配置。ほかに外国人スタッフが常駐し、外国人旅行者に対する案内も強化した。さらに施設内にはスキー客の休憩所となる機能も設けられている。木のぬくもり感あふれる上品なラウンジにはペレットストーブが置かれ、木製のベンチでゆったりとした時間を過ごすことができる。トイレも数を増やし、身障者用にも対応した。 他の施設も大幅にリニューアル。ツアーバスなどで訪れる早着利用者のため、午前5時から利用できる休憩ルームの新設、レストハウスの規模拡大とメニュー充実などを行っている。
お年寄り発表の場に池田南台で生涯学習作品展
 池田町中鵜南台の65歳以上の高齢者でつくる親睦(しんぼく)会「ゆうゆうくらぶ(橋戸利司世話人代表、47人)」は20、21の両日、生涯学習作品展を南台コミュニティセンター和室で開いた。年に1度の発表の場だった町の文化祭が中止になったことを受け、地域の住民による手作りの作品展でお互いの趣味の成果を発表した。会場には、地域で研さんしあっている黒バラ会木彫教室の木彫作品や写真、手芸や書、俳句集や自治会の活動報告など50点ほどが並んだ。最高齢は100歳の女性も出品するなど、元気なお年寄りが活発に活躍している様子がうかがえる。
ぽかぽかゆず湯≠ナ健康に 大町 ゆ〜ぷるで冬至の伝統行事
 22日は、二十四節気のひとつ冬至。大町市平の「ゆ〜ぷる木崎湖」では、利用者の健康を願う伝統のユズ湯が行われ、入浴した多くの地域住民らが楽しんだ。同施設の大浴場は、男湯と女湯にそれぞれ、ケースに入れられたユズ40個が浮かべられ、かんきつ類の香りが充満。血行を良くし体を温める効果があるといわれる、ユズ湯につかった利用者がケースを手に取り、顔の前に近づけていた。冬至は、一年間で最も昼が短くなり、夜が長くなる日。各地で毎年、カボチャを食べる、ユズ湯に入るなどの伝統行事が行われている。 同施設では月に一度、「風呂の日」を設け、薬草やハーブ、ササなどを使った、温泉サービスを提供。26日にもユズ湯を実施する。
手作りこんにゃく学ぶ 常盤のJA女性部が体験
 JA大北女性部ときわ支部(丸山智恵子支部長)の農産物加工クラブは22日、大町市常盤公民館でこんにゃく作りを体験した。生のこんにゃく玉をすりおろすことから始め、それぞれが色も硬さも形も違う手作りこんにゃくをつくった。同クラブは手づくり、安心、安全な食を目指し、昨年の秋に立ち上げ活動。これまでに、リンゴやカリンのラミネートシロップ漬けや塩、こうじ、蒸し米を混ぜ合わせる、手づくりの漬物の素「三五八」作りなどを行ってきた。