2学期振り返り冬休み 池田の小中で終業式
 池田町の池田小学校、会染小学校、高瀬中学校で26日、終業式が行われた。連休になるようにと、28日の振り替え日として土曜日に開かれた。児童、生徒たちが2学期を振り返り、明日からの冬休みに向けて諸注意を受けた。池田小学校(竹内彰校長・264人)の終業式では、1年生が覚えた漢字を使った2学期の学習発表を行った=写真。

2009年12月27日(日)付


回復願いXマスキャンドル 安曇野赤十字病院でイベント
 安曇野市豊科の安曇野赤十字病院で25日、クリスマスキャンドルサービスが行われた=写真。看護師たちがキャンドルを手に、各病棟廊下に並び「きよしこの夜」などを合唱。一日も早い回復の願いを込めた手書きのクリスマスカードを入院中の患者たちにプレゼントした。 クリスマスキャンドルサービスは10年ほど前から続く恒例イベントで、同病院全看護師が加入する看護部自治会(林みゆき会長)が企画した。クリスマスカードは、入院中の患者約200人に贈られた。 照明が落とされた病棟がキャンドルの幻想的な明かりに包まれ、クリスマスソングが響き渡った。患者たちは「ことしもクリスマスがやってきましたね」などと拍手をし、看護師の心遣いに感謝した。
大北の民話知って 国営公園で人形展
 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で26日から、「大町の昔話の語りと民話展」が開かれている。大町市の「大町民話の里づくり もんぺの会」が、大北地域の祭りや民話を紙粘土などで表現した、躍動感あふれる作品8点が並んでいる。作品展は、同公園開園イベントに出演した「もんぺの会」の活動や、地域の文化を知ってもらおうと企画された。同会が、民話の読み語りの活動などで使った、手作りの精密な作品を出展した。会場には、冬の北アルプスを越えた戦国武将佐々成政の「さらさら越え」や、白馬村の四か庄(しかじょう)平を舞台にした雪女の民話などが並ぶ。同市の「王子祭りけんか舞台」や「仁科七面」は、人々が腕を振り上げ、祭りを楽しむ様子が表現されている。
年末警戒 団員を激励 松川村消防団が防火、防犯
 松川村消防団は25日から、年末特別警戒に臨み、村内の防火、防犯などに努めている。初日、激励会が同村役場で開かれ、平林明人村長と立花嘉美団長が、安心して年末年始を迎えられるようにと団員の士気を鼓舞した。平林村長は「ことしは1件の火災以外、大きな災害なかった。みなさんが残り1週間を無事に過ごし、新年を元気に迎えられるよう、がんばってください」と激励。整列した5分団約70人の団員たちが顔を引き締め、敬礼した。年末警戒は、空気が乾燥し火災が発生しやすくなる年の瀬に合わせ実施。総勢200人の団員が期間中、各分団ごと担当地域を警鐘を鳴らしながら巡回し、火の始末や家の施錠の徹底などを呼び掛ける。初日は、団員がポンプ車や積載車、消火設備などを一つひとつ点検。非常時に備えた。
小谷で講習 名人指導 手打ちそばで年越しを
 JA大北おたり支所女性部は25日、同支所でそば打ち講習会を開いた。「年末年始を自分の手打ちそばで」と、昨年から実施しているグループ活動の一環。多数の会員が参加して、下里瀬在住のそば打ち名人・小倉千幸さんを講師に、小谷産そば粉を使ったそば打ち技術を学んだ。 同村で栽培・収穫されたそば粉を使い、会員は小倉さんの手ほどきを受けながら5人前ずつのそばを打った。 そば粉をこねてのばす「水回し」や、めん棒でのばす前の生地を作るところでは、水の加減や力の入れ具合に悪戦苦闘。それでもマンツーマンでの教えにより、そば切りまでのすべての工程をこなし、自分で打ったそばを家族への土産に家路についた。
年越し準備 縁起物お祓い 大町の若一王子神社
 大町市俵町の若一王子神社(竹内直彦宮司)は25日、年末年始の参拝者に配る、お札や縁起物などのお祓(はら)いを行った。来年の三が日に、3万人以上のことしより多い参拝を見込み、52種類1万7000体余りを用意した。「神符守札(しんぷしゅさつ)清め祓い入魂祭」は、二年参りや初詣での参拝者への配布物に、魂を入れる恒例行事。宮司が、お守りや絵馬、くま手、無料で配布する「寅(トラ)年大吉大麻」などを祓った=写真。
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