2010年1月6日(水)付


家内安全願い「巻き俵」 美麻の旧中村家300年続く行事
 大町市美麻の国指定重要文化財・旧中村家住宅で5日、正月の伝統行事「巻き俵」が行われた。家屋が建てられた約300年前から続く文化の保存に取り組む、市文化財センターや美麻公民館の職員らが、巻いたわらを屋内に飾り、新年を祝った。同センターによると、「巻き俵」は「巻きわら」とも呼ばれ、毎年巻いたわらを飾り、家内安全を願う行事。大北地域の各家庭で昭和初期まで行われていたが、現在では旧中村家と小谷村の一部でのみ、続けられているという。
小谷 道の駅大規模改装 温泉と食堂2月末まで休業
 平成21年度安曇野市功労表彰式が4日、同市豊科の安曇野スイス村サンモリッツで開かれた。地方自治振興など市の発展に貢献した20氏1団体を表彰した。犯罪のない明るい社会づくりに貢献したとして、30年にわたり保護司を務めた林ヨシ子さんに表彰状、初代安曇野市長の平林伊三郎氏らに感謝状が贈られた。 宮沢宗弘市長は「常に地域社会発展など献身的活動を続けられてきたみなさんの功績に深く感銘し、市民の代表として感謝と敬意を表したい。みなさんの築いてきたものの上に、さらに団結を強め、市民が一体となった市政運営をすすめたい」と受賞者の功績をたたえた。
干支ちなみ「トラ」で啓発 大町署員が手作り置物
110番の適切な使用をすすめる1月10日の「110番の日」を前に、大町署(翠川幸二署長)の正面玄関に5日、体長約2・5bのトラの置物が登場した=写真。署では「鍵かけて 侵入防止 トラれない」「すばやい通報 トラえる犯人!!」と標語を掲げ、110番の正しい利用を呼びかけている。大町署が昨年11月末までに受けた110番受理件数は、1766件と前年同期比マイナス132件となった。ことしは頭文字に「110」をかけた、全国メーン標語の「いち早く いそがず慌てず れい静に」とサブ標語の「悩むより かけて安心 #9110」で110番通報使用方法を啓発している。
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1月の一覧
安曇野市 地域貢献たたえる 20氏1団体に功労表彰
 平成21年度安曇野市功労表彰式が4日、同市豊科の安曇野スイス村サンモリッツで開かれた。地方自治振興など市の発展に貢献した20氏1団体を表彰した。犯罪のない明るい社会づくりに貢献したとして、30年にわたり保護司を務めた林ヨシ子さんに表彰状、初代安曇野市長の平林伊三郎氏らに感謝状が贈られた。 宮沢宗弘市長は「常に地域社会発展など献身的活動を続けられてきたみなさんの功績に深く感銘し、市民の代表として感謝と敬意を表したい。みなさんの築いてきたものの上に、さらに団結を強め、市民が一体となった市政運営をすすめたい」と受賞者の功績をたたえた。
「飛躍」願いあいさつ交わす 安曇野市で新年祝賀会
 安曇野市の新年祝賀会が4日、同市豊科のスイス村サンモリッツで開かれた。地元企業や行政など各界の代表者ら約400人が参加し、新年のあいさつを交わすとともに、飛躍の年となることを祈願した。 主催者を代表して宮沢宗弘市長は「市の基礎づくりはこれから。平林市政の土台を大切にしながらみなさまとともに一層強固なものにしたい。低迷する経済情勢や人口減少時代のなか、活気を取り戻すにはみなさんの協力が必要」と支援協力を呼びかけた。 ことしの展望については「厳しい財政状況ではあるが、『現場の声が政治の原点』ということを念頭において市政運営していきたい。『住んで良かった』と思われる安曇野市づくりにまい進したい」と抱負を語った。 参加者たちは各テーブルをまわり、新春のうたげを楽しみながら活躍を誓い合った。