2010年1月7日(木)付


児童生徒の力作並ぶ 北ア展望美術館で作品展
 池田町の北アルプス展望美術館(池田町立美術館)で31日まで、第3回池田・生坂児童生徒作品展が開かれている。両町村の小中学校や安曇養護学校の児童・生徒、白樺の家の利用者たちが描いた絵画や工作、美術作品など1200点以上が並んでいる。地域の美術館を会場に展示することで住民が子どもたちの作品や活動に触れ、児童生徒がさらに美術に親しむ機会としようと、3年前から生坂が加わった。今回は美術館の職員が各学校に赴いて出品作選定に協力し、これまで以上にバラエティーに富んだ作品が並んだ。
アルストロメリア出荷 大町 最盛期で作業
 ハウス栽培のアルストロメリアのシーズンが最盛期を迎え、大町市平のJA大北中部育苗センターで、出荷が行われている。ハウス内には白やピンク、黄色など色とりどりの鉢植えが並び、生産を手がける大北アグリサポートの職員が、花の手入れやフラワーキャップの包装に汗を流している。ことしは昨年と比べ、約2000鉢多い1万4000鉢を栽培。花の数や色づきが良く、例年並みの出来だという。ふ入りの葉と白い花が特徴の品種「ファビアナ」を初めて栽培し、新たに出荷している。出荷されるアルストロメリアは一昨年9月から生産を始め、昨年6月に株分け、肥料や水の管理などに取り組んできた。12月中旬から出荷が始まり、現在週約400鉢が関東や中京方面などに向けて、運ばれている。3月ころまで出荷が行われる。
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1月の一覧
地域福祉に役立てて 池田町マレット協会が寄付
 池田町マレットゴルフ協会(中島睦会長)は6日、昨年1年間の大会を通して集まったホールインワン・チャリティーの現金5万8000円を町社会福祉協議会(会長=勝山隆之町長)に寄付した。マレット愛好者に多い高齢者が元気に暮らせるまちづくりへの願いを込めて贈った。同協会が昨年1月2日の初打ちから11月の納会まで開いた10大会の中で、ホールインワン達成1回につき500円を積み立てるチャリティー企画。中島会長と女性部役員2人が町長室を訪れ、勝山町長に現金を手渡した。寄付はことしで8回目。1年間の総計約9万5000円から、記念品のタオル購入代金を差し引いた残額を参加者の善意としてまとめた。中島会長は「お年寄りがひとつでも長生きできる楽しい世の中に役立てていただければ」と話した。社協では、地域福祉に役立てる。
地元食材の料理紹介 小谷村広報に新コーナー
 小谷村の広報おたり1月号から、地元食材をいかした料理を紹介する新コーナー「小谷のおいしい食卓レシピ」が始まった。郷土食をはじめ、村民が考案した料理を連載していくもので、食育や地元食材への関心、地産地消の推進につなげたい考えだ。 紹介メニューは、昨年10月に行われた「食と農の文化祭」(小谷村の食と農を考える集い主催)に出品のあった50点を超えるレシピのなかから、村住民福祉課栄養士・横川明美さんが、季節に合わせたレシピをピックアップし紹介していく。
大北地域 積雪1b超 冬型の気圧配置なお
 冬型の気圧配置が強まった影響で、大北地域では5日から北部を中心に雪が降り続き、6日午前9時現在の積雪量は小谷村の栂池で199a、小谷温泉で189aに達した。大町市青木、白馬村の佐野や北城など各地でも積雪が1bを超え、朝から除雪に追われる光景が見られた。住民らは、うず高く積もった雪山の横で除雪機を稼働しながら、うんざりした表情を見せていた。長野地方気象台によると、7日も冬型の気圧配置が続き、関東甲信地方の上空に寒気が流れ込むため北部では雪となる見込み。